伊藤とし子のひとりごと

佐倉市議会議員4期目
議会、市民ネットワーク千葉県、さくら・市民ネットワークの活動あれこれ、お知らせします

議会質問前文より「原子力ムラとダムムラ、利権の構造は同じ」

2011-12-09 10:35:34 | 議会
昨日は私の議会一般質問
その3日前、大野ひろみの代表質問があった。
八ッ場ダム問題では市長とのやり取りがあった。
そこで市長は、ダムの必要性として利根川の堤防の脆弱を理由に出してきた。
それも埼玉県知事からの情報として。
詳細は「大野ひろみのクラクラさくら―八ツ場ダムやらせパブコメ、埼玉県議会が仕組んだ!」
もちろん暴れ川坂東太郎ー利根川の堤防の補修は欠かせないが、長年その予算を削ってきた国の政策の問題である。
それと八ッ場ダム問題を論じることは問題のすり替えである。

その翌日東京新聞に埼玉県議の絡んだやらせパブコメ問題が出た。
残念。
というわけで、私の質問の前文で述べることにした。

以下伊藤壽子議会質問より

 玄海原発では推進派のやらせメール事件がありましたが、八ツ場ダムでも同じことがつい最近起きました。
12月6日東京新聞一面に、「国交省が行った八ツ場の是非を問うパブコメで、推進派が5700通パブコメを送ったが、全て同一文書でやらせ疑惑が濃厚」という記事が載りました。
このやらせパブコメをしかけたのは埼玉県議会議員で、上田埼玉県知事の関与も疑われています。
原子力ムラとダムムラが全く同じ構造であることが、明らかになりました。
原発事故問題ではいまだ誰も責任をとっていないことが問題であり、国民の不信感をぬぐう事ができません。
また新たに出てきた放射性セシウムミルク問題は、二本松市民測定所で30ベクレル以上と判明したものであり、国の暫定基準値を超えていないから大丈夫という問題ではありません。
粉ミルクメーカーとしての社会的責任が問われます。


議会質問内容をこれから分けて載せていきたいが、やっぱり持ち時間30分で4項目は多かった。
積み残しも多かったし、もっと突っ込みたかったし。
時間との勝負だったが、残念ながら最後の廃棄物問題の「ゼロ・ウェイスト」を突き付けることができず時間切れ。
せっかくストーリー展開を考えて質問を組み立てたのに。
次回にまわすことにした。

しかし、いろいろ情報が出てきて、最後はエー!という展開で終わった。
「なんのこっちゃ分からん」といわれそうだが、DVD録画で確認してから載せます。