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伊藤とし子のひとりごと

佐倉市議会議員4期目
議会、市民ネットワーク千葉県、さくら・市民ネットワークの活動あれこれ、お知らせします

「放射性セシウム除染が困難な理由」院長のひとりごとより

2011-10-13 09:14:20 | 放射能問題
ブログ「院長のひとりごと」が好きだ。
その中で、忘れられない記事がある。

9月1日「放射性セシウム除染が困難な理由」記事引用

放射性セシウムの恐怖 前編「除去をあきらめたロシア」から

チェルノブイリ原子力発電所の事故から25年。
 半減期が約30年の放射性セシウムによる土壌汚染が問題になっている。しかし、一方で放射性セシウムの除去を何年も行ってきたが、ロシアは結局諦めてしまった。それは何故なのか。

 チェルノブイリ原発事故では大量の放射性セシウムを含む放射能が飛散した。放射性セシウムは非常に反応しやすい物質で、常に他の元素と結合した状態で発見されている。IAEAが行った環境影響調査結果では、「屋根材やコンクリートにも容易に結合している」と報告がされている。
 放射性セシウムの半減期は30年。ガンマ線という波長の短い電磁波を光の速さで放射する。そして生物に衝突し、DNAを傷つける。飛散距離が長く、これを遮蔽するには10cm以上のコンクリート、鋼鉄、鉛、水しかない。


 塩(ナトリウム)よりもはるかに結合性の強いセシウム、それを除染できるといわれて、あなたは信用できますか。

注:もちろん、セシウムは単体セシウムではなく、塩(えん)になっています。
しかし、海風よりもはるかに強い腐食能力があるのは間違いなく、それゆえコンクリートにも、金属にも容易に結合してしまうのです。
(チェルノブイリで証明されています)

反応性が非常に高い金属原子が、ごくごく微量ばらまかた。
しかも半減期が30年。
除染が非常に困難な理由です。


目に見えない放射セシウムが、埃のように降り積もって言う情景が浮かんでしまう。

佐倉市の放射能測定結果、HPにアップされているが、地表面より空中線量が高い場所が結構ある。
路面の洗浄や地面の土壌のはぎ取りだけでは対応は困難な事例がこれからたくさん出てくるだろう。



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