8月28日、佐倉でポレポレさくら主催の学習会「国はなぜ原発にこだわるのかー内藤新吾さんを招いて」に参加した。
過酷な使い捨て労働者で成り立つ原発、浜岡原発の問題点、国は全ての原発廃炉後何を目指すのか、行動する宗教者(ルーテル教会の牧師)内藤新吾さんが活動を通した、大変深い内容だった。
その中で、参加者からやはり食べ物の放射線量に対する不安な声が上がったので、対策をご紹介します。
「消費者のための放射線対策」(日本有機農業研究会シンポジウム 栃木県野木町 舘野さんのレジメから)
1. 発酵食品を積極的に食べる(味噌や醤油など)
発酵食品を食べることにより、有用な発酵微生物を体内に取り込むことが出来る。
微生物は体内の放射性物質を吸収し、体外に排泄する働きを持っている。
発酵食品の中でも、みそは最も放射線の影響を防ぐ働きを持っている。
どのような発酵食品であっても、重要なことは発酵微生物が生きていることが重要である。
2. 自然塩を摂る
長崎の原爆被爆者の治療にあたった秋月辰一郎医師が、食塩と味噌や玄米食によって原爆症の発症を緩和した事例がある。
単なる食塩ではなく、自然塩であることが大切である。
3. 大豆などの植物性タンパク質を摂る
大豆に代表される植物性タンパク質は、体内の放射性物質をキレート化する働きが高い。
体内に入った放射性セシウム等は、このタンパク質によるキレート化によって細胞内に取り込まれることが出来なくなる。
4. カリウムの多い食品を食べる。
放射性セシウムはカリウムと同様な性質を持っているため、人体はカリウムと誤認してセシウムを吸収するといわれている。
この誤認吸収は、体内にカリウムが不足している時に起こりやすい。
カリウムの豊富な食品を摂ることによって、放射性セシウムの吸収が少なくなる。
カリウムは野菜や海藻類に多い。
5. カルシウムの多い食品を食べる。
放射性ストロンチウムはカルシウムと同様な性質を持っている。
したがって、カルシウムの多い食品を摂ることで、相対的に放射性ストロンチウムの吸収を抑えることができる。
カルシウムの多い食品には、小魚や豆類、小松菜などがある。
6. 食物繊維の多い食品を摂る
食物繊維の多い食品は、腸内微生物の環境を整えるだけでなく、食物繊維自体にもセシウム等を吸収する。
食物繊維に吸着された放射性物質は、体外に排泄されやすくなる。
とりわけ、ペクチンは、放射性セシウムの排泄力が高い。
チェルノブイリ事故のときにアップルペクチンの効果が実証されている。
ペクチンは果物類やナッツ類に多い。
7. ビタミンの多い食品を積極的に摂る
放射線により発生した活性酸素の無毒化には、ビタミン類の効果が高い。
特にビタミンC、ビタミンAは、放射線の影響を軽減する働きが大きい。
ただし、ビタミン類は、急性の場合を除いて、食品から摂るべきである。
8. ミネラルの多い食品をバランスよく摂る
体内の酵素の働きを担っているのは、各種のミネラルである。
これらの酵素類(オキシダーゼ類)は、活性酸素を除去する。
また、亜鉛や鉄は、体内でキレートとなり水溶性の放射性セシウムの吸着と排泄を促進する。
ミネラルの多い食品は、海藻類や有機栽培の野菜類である。
9. 抗酸化物質の多い食品を摂る
アントシアニンやリコピン、カテキン等のポリフェノール類、
穀物の糠に多いイノシトールなども放射性物質による影響を防ぐ働きがある。
ポリフェノール類はブドウ、トマト、ナス、カボチャ、茶などに含まれている。
10. アミノ酸バランスの良い食事を心がける
アミノ酸類は免疫力向上に有効。
20種類のアミノ酸バランスを保つためには、玄米と大豆の組み合わせが最も適切である。
さらに、体内の免疫力を高めるには、含硫アミノ酸といわれる
メチオニン、システインなどはネギ類、ニンニクなどに含まれている。
11. 糖分を控える
糖分はガン細胞の成長を助長するため、控える。
12. 食品添加物など化学合成物質を摂らない
食品添加物は活性酸素の発生を増加させ、これに放射線による活性酸素が加わることを避ける。
農薬を使用した食品も同様である。
13.有機農産物を食べて免疫力を高める
放射性物質によるガンなどの病害の発生は、免疫力を高めることで予防が可能である。
引用おわり
一言で言うと、添加物のない、農薬の使っていない食材を使い、添加物のないきちんと発酵させた調味料で調理する。
ミネラル、つまり微量栄養素をきちんと摂る。
放射能とは別に、発達障害がある子どもたちの食事を、微量栄養素の足りている食事にすることで、症状が改善するという実践結果が出ている。
きちんと食べることは、健康に生きることにつながる。
過酷な使い捨て労働者で成り立つ原発、浜岡原発の問題点、国は全ての原発廃炉後何を目指すのか、行動する宗教者(ルーテル教会の牧師)内藤新吾さんが活動を通した、大変深い内容だった。
その中で、参加者からやはり食べ物の放射線量に対する不安な声が上がったので、対策をご紹介します。
「消費者のための放射線対策」(日本有機農業研究会シンポジウム 栃木県野木町 舘野さんのレジメから)
1. 発酵食品を積極的に食べる(味噌や醤油など)
発酵食品を食べることにより、有用な発酵微生物を体内に取り込むことが出来る。
微生物は体内の放射性物質を吸収し、体外に排泄する働きを持っている。
発酵食品の中でも、みそは最も放射線の影響を防ぐ働きを持っている。
どのような発酵食品であっても、重要なことは発酵微生物が生きていることが重要である。
2. 自然塩を摂る
長崎の原爆被爆者の治療にあたった秋月辰一郎医師が、食塩と味噌や玄米食によって原爆症の発症を緩和した事例がある。
単なる食塩ではなく、自然塩であることが大切である。
3. 大豆などの植物性タンパク質を摂る
大豆に代表される植物性タンパク質は、体内の放射性物質をキレート化する働きが高い。
体内に入った放射性セシウム等は、このタンパク質によるキレート化によって細胞内に取り込まれることが出来なくなる。
4. カリウムの多い食品を食べる。
放射性セシウムはカリウムと同様な性質を持っているため、人体はカリウムと誤認してセシウムを吸収するといわれている。
この誤認吸収は、体内にカリウムが不足している時に起こりやすい。
カリウムの豊富な食品を摂ることによって、放射性セシウムの吸収が少なくなる。
カリウムは野菜や海藻類に多い。
5. カルシウムの多い食品を食べる。
放射性ストロンチウムはカルシウムと同様な性質を持っている。
したがって、カルシウムの多い食品を摂ることで、相対的に放射性ストロンチウムの吸収を抑えることができる。
カルシウムの多い食品には、小魚や豆類、小松菜などがある。
6. 食物繊維の多い食品を摂る
食物繊維の多い食品は、腸内微生物の環境を整えるだけでなく、食物繊維自体にもセシウム等を吸収する。
食物繊維に吸着された放射性物質は、体外に排泄されやすくなる。
とりわけ、ペクチンは、放射性セシウムの排泄力が高い。
チェルノブイリ事故のときにアップルペクチンの効果が実証されている。
ペクチンは果物類やナッツ類に多い。
7. ビタミンの多い食品を積極的に摂る
放射線により発生した活性酸素の無毒化には、ビタミン類の効果が高い。
特にビタミンC、ビタミンAは、放射線の影響を軽減する働きが大きい。
ただし、ビタミン類は、急性の場合を除いて、食品から摂るべきである。
8. ミネラルの多い食品をバランスよく摂る
体内の酵素の働きを担っているのは、各種のミネラルである。
これらの酵素類(オキシダーゼ類)は、活性酸素を除去する。
また、亜鉛や鉄は、体内でキレートとなり水溶性の放射性セシウムの吸着と排泄を促進する。
ミネラルの多い食品は、海藻類や有機栽培の野菜類である。
9. 抗酸化物質の多い食品を摂る
アントシアニンやリコピン、カテキン等のポリフェノール類、
穀物の糠に多いイノシトールなども放射性物質による影響を防ぐ働きがある。
ポリフェノール類はブドウ、トマト、ナス、カボチャ、茶などに含まれている。
10. アミノ酸バランスの良い食事を心がける
アミノ酸類は免疫力向上に有効。
20種類のアミノ酸バランスを保つためには、玄米と大豆の組み合わせが最も適切である。
さらに、体内の免疫力を高めるには、含硫アミノ酸といわれる
メチオニン、システインなどはネギ類、ニンニクなどに含まれている。
11. 糖分を控える
糖分はガン細胞の成長を助長するため、控える。
12. 食品添加物など化学合成物質を摂らない
食品添加物は活性酸素の発生を増加させ、これに放射線による活性酸素が加わることを避ける。
農薬を使用した食品も同様である。
13.有機農産物を食べて免疫力を高める
放射性物質によるガンなどの病害の発生は、免疫力を高めることで予防が可能である。
引用おわり
一言で言うと、添加物のない、農薬の使っていない食材を使い、添加物のないきちんと発酵させた調味料で調理する。
ミネラル、つまり微量栄養素をきちんと摂る。
放射能とは別に、発達障害がある子どもたちの食事を、微量栄養素の足りている食事にすることで、症状が改善するという実践結果が出ている。
きちんと食べることは、健康に生きることにつながる。