伊藤とし子のひとりごと

佐倉市議会議員4期目
議会、市民ネットワーク千葉県、さくら・市民ネットワークの活動あれこれ、お知らせします

8/1 子どもたちを放射能から守る全国ネットワーク ファーストアクションミーティングに参加して

2011-08-03 01:01:16 | 放射能問題
8月1日月曜日 子どもたちを放射能から守る全国ネットワーク ファーストアクションミーティングが代々木で開かれた。
小さな赤ちゃんを連れて、関西へ避難していて、福島から避難していてと各地からいろいろな思いを抱えて多くの人々が集まった。
定員120人となっていて、申込みが遅れたが、午後の分科会から参加してきた。

午前中は ●話題提供(2時間15分)
     1)関西、西日本からの話題提供(避難疎開支援他や西日本の動き)
     2)福島支援プロジェクト
     3)食の安全と自治体・政府交渉
     4)食品測定所&計測
午後はワークショップ形式で
      ○福島支援 福島情報
      ○避難疎開支援受け入れ
      ○給食及び 学校 園他
      ○食の安全(基準値他)
      ○食品測定所
      ○市民計測ネット
      ○政府交渉(食の安全に関する)
      ○自治体請願関係など
      ○茶話会
      ○除染活動

私は給食と食の安全について参加。

給食のワークショップでは、神奈川、東京、埼玉の各市の状況が報告された。
やはり牛肉問題に始まり、食の安全が脅かされている状況に悩んでいる親の姿が浮き彫りになった。
お弁当持参、牛乳拒否など選択できるように、各地で教育委員会に申し入れたり、学校へ働きかけたりしている。
各市バラバラな状況で、
お弁当持参も牛乳拒否も親の選択に任せていても、広く周知していないため、ほとんどの親が知らない現状とか、
教育委員会は親の選択を認めていても、学校長が止めているような状況などいろいろな報告がされた。

食の安全では、食品安全委員会の審議会へ出す意見について話し合われた。
暫定基準値が日本は大変ゆるい状況で、はたして食の安全が担保されるか。
食品の放射線の全量検査をし、表示をして、消費者へ情報を公開する事が必要ではないか。
今のようなごまかしがまかり通る状況では、ますます不信感だけが広がる。
子どもたちの内部被ばくを防ぐためには、食品の放射線量測定が欠かせない。

また、農業者を守るためにはどうすべきか。
食べ支えるためにも、全量検査をし情報開示を行うべきで、子どもは食べなくても、大人は選択するなど。
農業を支える意識があるからこそ、この現状を憂う、許しがたい原発事故の汚染とのはざまで、みんな悩んでいる。

福島から横浜市へ子どもと避難しているお母さんが、避難したがっている人たちがまだまだいる事、市の受け入れ態勢はあるのかなどを聞かれた。
また避難者同士の連絡会を作りたいが、行政へ働きかけても情報を提供してもらえない問題など、貴重な意見をいただいた。

彼女は地震直後の早い段階で避難しているが、それでも友人仲間内では遅かった方とか。
友人同士の情報交換がものを言うので、やはり避難者同士の連絡会は必要だし、行政はサポートする体制を整えるべきだ。

8月27日(土曜日)に2回目のアクションミーティングがある。
多くの人が情報交換し、次のアクションにつなげていくためにも会を大切に育てていきましょう。