青龍会

2007-09-23 15:39:58 | KYOTO
我が家にはネット回線がもう一本あるのを忘れてました。
パパのPCから投稿してます。

先週の日曜日(9/16)の話です。


北の丘に玄武、南の窪地に朱雀、西の大道に白虎、そして東の流水に青龍

四神相応は風水から京都の地形に深くかかわりがあります。
東の清流の地をつかさどるのが青龍。
音羽の滝に夜な夜な観音様が龍に姿を買え水を飲みに降りてくる。
古くから清水寺に伝わるいいつたえ。
本堂の東に奥の院の回廊には夜叉神さまの祠があります。
この夜叉神さまは本尊の守護とともに、青龍の地を守り、京の都を昼夜休みなく警戒。
悪縁を絶ち芳縁を結ぶ神様として信仰されてきました。
清水寺創建千二百有余年、ご本尊開帳の年である平成12年3月3日、
音羽の滝の故事、夜叉神への畏怖が結びつき、人々の安寧を祈願する青龍会を結成。
観音様の化身である青龍の誕生とその開眼の法要が執り行われました(清水寺門前会)

朝から新聞でこの記事を見つけ、急遽昼御飯を食べてから家を出ました。
清水寺なら家からバスですぐやし、子供達は二年坂産寧坂がなぜか好きなんです。
楽しいんでしょうね、試食三昧やし(笑)

2時半ごろ青龍登場です。
観光客はこんな情報あまり知らんのでしょうね。
青龍会の行われる場所には人はまばら。一番前陣取りました。
清水寺のバイトかな?若い兄ちゃんが健杜の横にしゃがみこみいろいろ説明してくれてまいした。







いや~なかなか見ごたえありでしたよ。
衣装はワダ・エミなのでなんだか舞台を見てる気分でした。
青龍の顔の部分はお経の書いた紙で出来ていて、子供たちは
「ママ~龍の顔新聞紙やで~」なんてデカい声で言うてくれるから、
「違うわっ、あれはお経が書いてあるねんで」と何度も説明。
夜叉神さまの振りまく水にかかるとご利益があるとか。
しっかりかかりましたよ。

青龍会1


青龍会2



境内での舞いが終わると、門前商店街に青龍がくりだします。
一見目の店に青龍がウォ~~~~と飛び込みました。
結構長さあるんですよ、青龍。
観光客もいいるやろうに、びっくりするよね。


この青龍が今京都駅のホテルグランビアに展示されてるそうです。
今月の30日までらしいので。写真もあるみたい。
私が行きたいわ。近いのになかなか行けないのよね(笑)


アジア人のようにポーズを取る子供達。
アジアの人たちって昔の映画俳優のブロマイド(死語?)のような
ポーズをとります。絶対に。

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2 コメント

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さすが古都 (りりあん)
2007-10-01 08:53:43
知られざる行事がたくさんありますねぇ。
青龍は観音様の化身だったのね。
青龍・朱雀・白虎・玄武
言葉の響きが昔から好きでした。
清水寺にこういう行事があるということは、
ほかの西南北にも何か縁の行事が
あるんでしょうか?
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たくさんありますよ~ (りりさまへ(るな))
2007-10-02 17:39:50
へぇ~へぇ~へぇ~な京都ですわ(笑)
私も全然知らないんですよ。
パンフレットに載ってたり、それで検索するとヒットしたりするんです。

四神相応は奈良の平城京にも多少は影響してるみたいです。
平安京の四神に値する地が四箇所だけじゃなく複数あるらしいですよ。
でも都を守るものなので数箇所ってのもアリらしいです。

西南北にこれに相当する行事はどうでしょうね?
探したけどわかりませんでした。
この行事も2000年から始まったらしいので、
もしかしたらこれから出来たりするのかもしれないですよね。

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