京都三大祭~葵祭

2007-05-16 00:51:19 | KYOTO
ねねちんと行く京都観光。
今回は京都三大祭の中のひとつ「葵祭」です。

古墳時代後期の欽明天皇(540 ~571年)のとき、
凶作に見舞われ飢餓疫病が流行したため、
天皇が勅使をつかわし「鴨の神」の祭礼を行ったのが起源とされている


王朝絵巻さながらの行列が都大路を進む道中を「路頭の儀」といいます。
御所の建礼門を10時半に出発。
その後8キロを経て下鴨神社に到着します。
下鴨神社・上賀茂神社では、
勅使が御祭文を奏上し御幣物を奉納する「社頭の儀」が行われます。

私とねねちんは、下鴨神社の参道「糺の森」で有料観覧席を購入。
二千円という高いのか安いのか分からん値段ですわ
いちおう、パンフレットと御札もついてました。
人垣を背伸びして観るより、せっかくならちゃんと観たいし
ま、これはこれで良しとしておこう。

11時40分ごろ、行列は下鴨神社に到着。
行列の最初から最後まではおよそ一時間。
いよいよ葵祭をこの目で観るのですわ

最初は「近衛使代列」
勅使の代役をつとめる葵祭のヒーロー



パンフレットによると、
「源氏物語」では近衛使として葵祭に奉仕する光源氏の姿を
一目見ようと、一条大路に牛車で繰り出した正妻・葵の上と
かっての恋人・六条御息所との場所取りの物語が有名。

唐風の牛車(御所車)
牛車の中でももっとも大形で上皇・摂関・勅使の料



女人列
「命婦」「騎女(むなのりおんな)」「女嬬」「女官」「内侍」「采女」
命婦



騎女(巫女)

采女


何と言っても目玉は斎王代列


一般の中から選ばれる斎王代ですが、今年は親子二代やそうです。
もともとは皇室の内親王の役目やったらしいです。
選ばれるのは素晴らしいことやけど、きっと大変やろう・・・
お金持ちじゃないと無理だよな



ラストは斎王代の牛車。

ふぅ~雅な雰囲気を味わいました。
みなさん、葵の葉をつけてらして。
警備員のおじさんもつけてる人が一人いました(笑)



行列が終わると、下鴨神社内で一時間ほど「社頭の儀」が行われ、
次は上賀茂神社に向かうんです。
たいへん・・・
私らは観てるだけやもん。しかも糺の森で森林浴しながら(笑)



私たちはギュウギュウ詰のバスに乗り込み、
下鴨神社を後にしました。

次は「時代祭」か

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4 コメント

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昨日は (ねね)
2007-05-16 15:16:01
お疲れ様~。
なんとか席も確保できたし良かったな~^^
後ろのモーターさえウルサクなかったら、言うことなかったな(笑)

うん、次は時代祭やな。
山鉾巡行は、暑いし・・・・・・・・・。

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ねねちん> (るな)
2007-05-17 00:09:58
おつかれ~楽しかったな
子供らなしで動けるってだけで嬉しいわ(笑)
後は時間さえ申し越しあれば言う事なしやな。

そやん。モーターがうるさすぎるわ。
エエ臭いとくさい臭いが混ざってたし(笑)

時代祭にも行きたいな~
色々あるし楽しみやわ
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京都、いいなぁ。 (りりあん)
2007-05-19 10:37:14
さすがに1千年の古都だけあって、
由緒のある雅なお祭やならわしが
たくさんありますね。
十三参りも初めて聞きました。
渡月橋、緊張状態で歩くには長いよね。

この間、テレビで下鴨神社の社家の
鴨脚さんのことを採りあげてましたね。
苗字も変わってるでしょ。
鴨脚と書いて「いちょう」と読むんだって。
知らなきゃ、絶対に読めないよね。
るなちは知ってるかもしれんけど、
銀杏の葉が鴨の脚に似ているところから
きている名前だそうです。
なかなか興味深い番組でしたよ。
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りりさま> (るな)
2007-05-19 15:02:21
ありましたよ!鴨足さん宅。
氏家の話は知らなかったんですが、
葵祭の帰り、バス停まで歩いてると
「鴨足」という表札がかかっていて、すごく大きな家やったし、
きっと由緒あるお宅なんやろな~って、
ねねちんと話してたんです。
その後、苗字忘れちゃいましたけど、
「猪」の文字の入ったお宅もあったんです。
葵祭の始まりに
「風水害に見舞われ国民の窮状が甚だしかったため
 勅命で祭りを盛大に行った」とあり、
その中に、「選び馬に鈴を懸け人は猪頭(いのがしら)をかむり駆馳したって」あるんですよ。
この猪の入った苗字の家の先祖がそれをやったん違うの?ですよ。
真相は知らないからわからりませんが、
直後に見たもんやから興奮しましたよ(笑)


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