三室戸寺

先週のリベンジですわ(笑)
ちょっとムシムシ暑い日でしたが、来週は行けんので
今日を逃すと今年の紫陽花は終わってしまうかもしれない。



いや～すごい人でしたわ。
はぁっちゅうくらいの人の多さ。
駐車場が2箇所あるんやけど、そこが満車で
私らは臨時駐車場に止めるように指示されました。
観光バスもバンバン入ってくるし・・・なんやの？って感じ。
だってさ、すごく山奥なんですよ。
山奥が観光客でにぎわってるの(笑)
紫陽花寺だけでなく、西国三十三箇所観音の十番の札所でもあるんですわ。
掛け軸サイズの札帳を持ってきてる人もたくさんいました。



まずはお寺の紹介。
宗派は本山修験宗別格本山（初めて聞いたわ）
ご本尊は千手観音像。秘宝らしいですよ。
今から約1200年ほど前、三室戸寺の奥、岩淵より出現された
千手観音菩薩をご本尊として創建したのが、光仁天皇です。
光仁天皇といえば、井上内親王の旦那さんですわ。
聖武天皇が亡くなり娘の称徳天皇（孝謙天皇）が女帝になりますが、
彼女には後継者が無く、井上内親王の息子他戸王が天武系の
最後の後継者であったため、その父である白壁王（光仁天皇）が
時期後継者になり、62歳で即位しました。
でもこの後にも後継者争いでゴタゴタが続き、
怨霊モロモロの時代に突き進んでいくんですよね。

ってまたまた話が別の方向に行ってますわ・・・
いやね、知ってる名前が出てきたらついつい嬉しくなるんですよ(笑)

　　

三室戸寺は花の寺とも言われるほど、季節ごとに花が見事です。
春は桜・ツツジ・石楠花、初夏は紫陽花、夏は蓮、秋は紅葉・秋明菊



蓮の見頃は7月～8月らしいので、まだ1個しか咲いてませんでした。
蕾が膨らみかけてるのが数個あったけどね。

紫陽花はほぼ満開って感じでした。
咲ききってるのもあれば、まだ蕾が多い株もあり。
暑さからか元気をなくしてる花が多かったかな。

　

　

　

品種はそんなに色々ないんじゃないかな。
っていうか、名前がどれにもついてない・・・
最近人気のアナベルが目につくくらいで、
あとは良く見かける紫陽花が多かった。

しかし人の多いのにはびっくりですわ。
写真を撮るにも気を使うくらい。
なかなか3人揃って撮影が難しかったわ。



境内には、触ると勝運がつくという牛がいたり、
石庭もあり、池泉もありで、なかなか見所がたくさん。
なんせ、パパと一緒やったのでゆっくり観れませんわ。
娘らは勝運のつく牛を並んで触りました。
パパは並ぶのイヤらしく、鐘楼をついてました(笑)

牛の身体に穴が空いていて中をみんな覗いてる。
何が見えた？って聞くと、「小さい牛かな～？」やってさ。
覗いて口の中の玉を触る。
いったいこれのどこが勝運なんやら・・・
でもめちゃ人が並んでるでしょ？





シーズンオフに来ると花が見れない。
でもオンシーズンやと人でいっぱい。
どっちを取るか、難しいところやね。
いっそのこと、朝イチで来るか？！
花の写真を撮るなら朝イチっていうしね。