やらかかった~♪

2007-01-11 01:34:39 | DAIRY
えべっさん参りの続きですわ。

なんやかんやと出店を周っていたら、もう10時半やんか
夕食もまだ食べてないのに~次の日学校やん!幼稚園やん!
私もパートあるやん!!!!
義父母には悪いけど、もう夕飯無しでもイイし帰ろうよ~
思わず心の中で叫んでたわ・・・

出店でなんやかんやと食べていた子供ら。
お腹もあまり減ってないんちゃうの?私は食べてないし減ったけどさ。
それより次の日起きてくれないとめちゃ困るねん~~~

すると義父が「焼肉もエエな」と言い出した。

焼肉?焼肉ですか????ちょっとラッキーかもッ
するとそこは川端通り。南座の裏側。目の前には

  天壇が~~~

え?ここで焼肉食べるのですか?お父様?
私、天壇って行ったことないんですのよ。
とてもお肉が美味しいというお話ですわ。
いつも「でん」の米肉ばかりですのよ。
こんなところで食べれるなんて夢のようでございますわ

口に出して言いはせんかったけど、心の中の呟きです(笑)

さてさて、天壇の中へ・・・
古い内装ですな。っていうかコレがこの店のスタイル?
床は絨毯。天井も何やら金色っぽいぞ。
キラキラのシャンデリアが垂れ下がっとりますわ。
娘らには、シャンデリア=お金もちというイメージがあるのか、

「ママ、キラキラしててめちゃキレイな店やな~」と感動していた様子。

奥行きあるように見せかけた鏡張りの壁。
鏡にするならもうちょっとキレイに磨かないと余計汚いよ。
曇ってるやん。肉の脂も飛びまくるんやし気をつけんと・・・

・・・仕事病やわ店の粗探ししてるよな(笑)

ファミリーコースを注文した。
遅い時間に肉を食べたら身体に悪いと義父母はあまり食べなかった。
子供らも空腹感ないうえに睡魔に襲われてあまり食べんかったな~
義母は「もっと食べ、もっと食べ」と私のお皿にどんどん入れてくれる。
ありがとうございます。喜んでいただきますわ
いや~お肉のやらかいこと
美味しいかどうか?と聞かれたら、あまりの軟らかさに味がわからん。
ジューシーでとろけるようなお味でしたわ~

金額的には「でん」の倍のお値段くらいらしい。
メニューを見なかったのでわかりませんが、
とりあえず、食べ放題はなかったさ(笑)

でも金額関係なくわいわいと食べれる「でん」の方が
気が楽やし私たちに合ってるのは確か

たま~には軟らかいお肉も食べたくなるけどね。

十日ゑびす

2007-01-11 00:38:13 | KYOTO
商売繁盛で笹持ってこい

京都ゑびす神社は西宮神社、大阪今宮神社と並んで日本三大ゑびす神社のひとつ。
「えべっさん」の名で親しまれてる。
さほど大きな神社ってわけでもない。
この神社と創建された建仁寺のほうがはるかに大きい。

近くにある建仁寺

ところがこの初ゑびすには人人人で、もう凄いことになってる。
私たちもその中の一人ですわ(笑)

一昨年に続いて2度目のお参りです。
商売繁盛を祈願して、義父母は毎年お参りしてます。
去年の福笹と熊手を持っていきました。

子供たちは出店がお楽しみ
でもお楽しみはお参りした後やで~(笑)

 

 

出た~~~~凄い人ッ狭い神社に満杯って感じ。
古い笹と熊手を先に返さないといけない。
並ぶのはそのあと・・・でもそこに到達するにも一苦労
子供たちが私たちの間でつぶれそうになる。
「せまいせまいせまい~~~
しゃ~ないのよ、辛抱してくだされ。

子供はどこかで待たす方がいいかも?と思ったけど、コレも経験や。
家の商売のため、家内安全、学力向上(?)のために参るのよ。
家族一緒に行動するって事にも意味があるんじゃないかな。
商売が安定してるから私たちの生活も成り立つ。
お参りするという信心深い心も大事。

  でっかいマグロッ!!

やっとの事、社殿の一番前までこれた。
皆、鈴を取り合いしてるのが怖い~~~
パパが鈴を鳴らした後、私に譲ってくれようとしてるのを
ヨソのおばちゃんに奪われる・・・ヒェ~~~

  

続いて、社殿の横の板壁を叩きに行く。
「本殿正面でお参りの後、左奥へお廻りください」ということが書いてある。
なんでも、正面で最初にお参りした後、左へ回り壁を叩きながら
えべっさんに「もうかります様、よろしゅ~たのんまっせ~」と声をかけ、
再度正面からお参りすると効果があるとかないとか?

  しめ飾りの下の板を叩く

コレはきちんとしたいわれはないらしい。
一説によると、えべっさんはお年寄りなのでお耳が遠いので
ちゃんと声をかけ注意を引いた後、お願いするらしい。
京都のえべっさん独自の参拝方法なんやろうね。

皆がドンドン叩くし、人一倍大きな音で注意を引かないと聞いて貰いない

もうひとつ楽しい参拝方法がある。
神社に入るといくつか鳥居がある。
その中の一つに、ど真ん中にカバーが被った物があった。
鳥居の真ん中って、何か字の書いた額のようなのがあるでしょ?
調べると「額束」って言うらしいんやけど、
それにすっぽりと白いカバーがかけてあるわけ。
なんで?なにがあるん?隠すと見たくなるものさ。

  

ネットはホントに便利やね~
さっきの「額束」も調べると出てきたし、今回のも出てきた。

福箕にえべっさんの顔がついた額束らしい。
その下から熊手があり、お賽銭がうまく乗っかれば願い事が叶う。
これまた根拠のないいわれというのか迷信というのか。
京都にはいろんな迷信話がたくさんある。
この日は人がごったがえしていて、その中でお賽銭を投げるなんて無理。
それならカバーしときまひょか~ってな感じやろうね。

  

新しい福笹と熊手を買って帰る。
これがまた結構なお値段なのですわ


一通りお参りし、子供たちのお楽しみ(パパもか?)の出店へ

義父から一人1000円ずつもらった。
好きなのを良~く考えて買うようにと言われ、吟味する結以と健杜。
だいたい当て物は1回300円。
食べるものも欲しいし、おもちゃも欲しい。
混んでる中を行ったりきたりする結以。
健杜は当て物屋さんで止まると、店の兄ちゃんに
「なぁなぁ、このカード中見れへんの?」とか、「何番が当たりなん?」と、
出店をとても満喫している様子。チョコバナナの店を見つけ、
アレ1本いくらやろ~聞いてくるわ!」と走っていった。
親必要ないやん(笑)なんて頼もしいねん。
ところが、このチョコバナナ話にはちゃんとオチがある。
義父が最後まで見ていたらしい話によると、
店の人にいくらか値段を聞いた後、
「なぁなぁ、半分でエエねんけど、半分やといくら?」
などとずうずうしく尋ねたらしい。末恐ろしいヤツですわ・・・

次女はと言いますと、彼女は持ったら持っただけ使う人です。
しかも「花より団子」タイプなので、見るたびに何か食べてましたわ。
当て物を2回して600円使い、その後クレープを食べてるパパを見て
「悠那もアレ食べたいわ」と言い出した。
ところがもう400円しか残ってない。
自分のお年玉をちゃっかり持ってきていて使う。
お年玉を食べ物に使うか~
その後もカラアゲを食べていた
本能で生きておりますな。

長女は結局最後まで残りの1回を何に使うか悩んでいた(笑)
使わずに貯めておいたんじゃないかな。
彼女はそういう人なのですわ。
ま、もらったお金やしどう使おうとそれは自由やからね。

彼女のようなのを守銭奴っての?
そしたらえべっさんにちゃんとお参りせんとアカンわ。
お賽銭くらい自腹きりや~(笑)