旅してマドモアゼル

Heart of Yogaを人生のコンパスに
ときどき旅、いつでも変わらぬジャニーズ愛

宝塚花組公演「麗しのサブリナ」と「Exciter!」

2010-10-10 | 観たものレビュー
昨日のお天気はあいにくの雨 しかもかなり降ってましたけども
そんな雨のユーウツを忘れさせてくれるほど、素敵なステージでした

「麗しのサブリナ」はオードリー・ヘプバーンの映画でも知ってますが、あの映画の世界観そのままに、女の子なら誰もが一度は夢見るはずのセレブリティな世界と、ドラマティックなシンデレラストーリーに思わずうっとり
ラストシーン、結末はわかっているのに、なぜか感動の涙

私、本当にこの作品大好きで。
ストーリーも好きだけど、ファッションも素敵なんだな。
それを映画そのままに再現してくれたのも嬉しかった
今じゃ誰もが履いてるサブリナパンツももちろんだけど、初めてこの映画を見たときからの憧れはこれ。



めちゃめちゃ素敵ですよねー
白い生地に黒の刺繍と裾から見えるボリューム感のある黒いレース。
昨日は4列目で、蘭乃はなさん演じるサブリナがこの衣装で登場したときは思わずガン見。
この写真じゃわからないんですけど、ドレス前が足首が見えるくらいに上がってるんですよ。
その大胆なデザインがもう素敵で可愛くて。
このドレス、着ていける場所があればオーダーメードしたいいいい
このドレス着て、オペラ観に行ったり、ダンスしたりしたいです


さて、いったい誰とそんなことをしたいと私は妄想しているのでしょう・・・


本公演が娘役トップの初お披露目となったサブリナ役の蘭乃はなさん。
堅さが若干見受けられるような気がしましたが、その堅さがサブリナの純朴さや世慣れていない感じとちょうど合ってるのかな。サブリナのショートヘアも似合ってました。

そして、サブリナをめぐる2人の男。
ライナスとデイヴィッド兄弟。ライナス役の真飛さん、デイヴィッド役の壮さん。
どっちも素敵
ダンディーでクール、でも内に熱いハートを秘めた真飛さんのライナス。
プレイボーイだけど兄思いで愛嬌いっぱいの壮さんのデイヴィッド。
特に壮さんのコミカルな演技から目が離せませんでした。

それにしても、「麗しのサブリナ」という作品は、3人のキャラクター設定が本当に見事。
久しぶりに映画の方も観たくなっちゃった
ちなみに映画では、ライナス役をハンフリー・ボガード、デイヴィッドをウィリアム・ホールデンが演っているんだけど、昨日の幕間でお手洗いに並んでたら、後ろにいた女性3人組かな、その映画の話をしてるんだけど、ライナス役を
「誰だったかしら、あの人よ、ほら、タップダンスやってる人」
「フレッド・アステア」
「そうそう」

いやいやフレッド・アステアは「パリの恋人」だよ~
正解を教えようかと思ったけど、パンフレット見れば書いてあることだから教えませんでした。

レビュー「Exciter!」
花組さんのこのレビュー大好きです
華やかなのに、コミカルな遊びもあって、なんだか遊園地のように楽しいレビュー。
最初の方の赤い衣装を見ると、つい横山裕のソロコンを思い出しちゃうんですが(笑)
真飛さんを中心にして、男役の人たちの群舞はホンマにカッコイイ
テーマ曲の「Exciter!」も耳に馴染みやすくて気持ちを盛り上げてくれるめっちゃいい曲。

そんな華やかさの頂点に立つフィナーレで、今回思わぬハプニングが。
なんと、トップの真飛さんが大階段の中心に立ってスポットライトが当たる瞬間、挨拶を終えて自分の位置に移動しようとしていた娘役の蘭乃はなさんが、階段の手前でこけちゃったんです。
完全に両手をついてこけちゃった形で、客席からも「あーっ」という声が。
ドレス着てるし、シャンシャンを手にしてるし、勢いよく倒れたので、頭上のティアラも取れかけちゃって、でも、急いで立ち上がって体勢整えてました。
会場中に、「大丈夫?」という空気が漂う中、ステージ前に進んできた真飛さんが笑みを浮かべて一言「ご心配をおかけしました」とご挨拶。

でも、そんなハプニングさえ霞んでしまうほど、「ザ・宝塚」といった華やかさでいっぱいの華麗で素敵なステージでした。
ジャニーズのライブ後も楽しくて幸せな気分でいっぱいになるんだけど、宝塚もまた別の楽しさで心が満たされます
なんというか、「女子」としての心が潤うのかな。
宝塚歌劇団のモットー「清く、正しく、美しく」を、私もそうでありたいという気持ちにさせられるんですよ。

北海道に行くまでに「清く、正しく、美しく」過ごしながら、素敵なうちわを作って、清々しい気持ちでヨコに会いたいです

あ、その前に。

清く、正しく、美しいお手紙をしげさんに送らなきゃ