旅してマドモアゼル

Heart of Yogaを人生のコンパスに
ときどき旅、いつでも変わらぬジャニーズ愛

SP 第三話

2007-11-18 | 観たものレビュー
わたくし、同じ日に2度更新ということをあまりしないのですが・・・

やっぱりこの話は今日しないと!


本日は

岡田准一君の27歳のバースデーです!!!



おめでとーございまーす!!!
年を重ねれば重ねるほどに、男前度が増していく岡田君ですけども
あと数年後、30代を迎える日がなんだか待ち遠しいです!!
30代を過ぎても、めっちゃアクションが出来る役者でいてください!
あ、もちろん、バック転や台宙が出来るアイドルでもいてください!


さ、岡田君の話をしておきながら、この話をスルーするわけにはいかないので、このまま、ドラマ「SP」第三話の感想、いっちゃいまーす!!

先週から続く病院占拠テロのお話。
今回は見る前に、来週までこの話が続くということをあらかじめ知ってたので、「つづく」を見ても「おい!ここで終わりかよ!」というのはなかったのですが
あいかわらず、あっという間の45分。

3話の目玉はやっぱりあれですよね!
なんつっても岡田君の白衣&眼鏡姿ですね!!! ムキャ

・・・ハイ? 視点が邪道デスカ?

「ガリレオ」の福山じゃないけれど、カッコエエ男の白衣姿はたまらんのですよ。でもって、眼鏡はその「たまらん」を倍増させてくれるのですよ。
んでもって、白衣姿でテロリストとアクションしちゃったりなんかするのは、オトメ心をガシッと鷲掴みしちゃうわけなのですよ!!

めっちゃ面白いだけじゃなく、萌え度も100点満点のこのドラマ

すごいな

そしてすごいのは、やっぱりテロリスト役の有起哉ですね。
カッコエエなー
病院の周囲に配置に着くSATの様子を見て「懐かしい匂いだ」と言ってましたが、やっぱり彼やその仲間たちはそっち(軍や警察)系ということでしょうか?
株で身代金を受け取るというのは、格別目新しい設定ではないのですけども、ただ金を受け取るだけが目的じゃないんだろうと思わせる有起哉たちの雰囲気がね、ドキドキワクワク感を与えてくれるわけですよ。

次はついに、有起哉VS岡田君ですね!!!
真木さんの笹本にも見せ場があるようですし
早くカッコイイ笹本が見たい!!

てか・・・

来週も、岡田ファンへのサービス満載の回になりそうですね!!
予告編からして「これでもか」ってなくらいに見せてくれましたね。
白いランニング姿で惜しげもなく披露している岡田君の筋骨逞しい体・・・
しかも・・・濡れてましたね。滴ってましたね・・・


来週まで待てないんですけど!


このままだと、岡田君と有起哉だけの話で終わりそうなので、他の話もちょろっと。
病院テロの話を耳にした4係警護班メンバーの「メンバー愛」がええですね。神尾さん演じる石田が、もうすぐ自分の任務が終わるので助けが必要なら・・・と尾形に電話を入れれば、松尾さん演じる山本も任務中だというのに電話してきて、「目の前の自分の任務に集中しろ!」と尾形に怒鳴られながらも、井上と笹本の身を案じちゃったりして。
いいなあ、このチーム。

あとね、組!でも実に美味しい役をやってた西島理事官役の飯田基祐さん。ここでも、ちょっと特殊な4係に理解ある上司をやってるわけですよ。この事件から警備部が外されても、躊躇なく現場に尾形を行かせるその決断力。
人物紹介に、尾形とは同じ東大法学部出身で「先輩後輩の間柄」とありましたけど、えっと、どっちが先輩なんでしょう。尾形が先輩?

人物紹介といえば・・・
山本は高校時代からつきあっている彼女と別れの危機にあるとか
庶務の原川さんは、尾形にひそかな好意をいだいているとか
笹本の両親は、娘にSPの仕事をやめて欲しいと懇願しているとか
ドラマとは直接関係のない「知ってた?」的内容があって面白いです。

個人的には、シチサン山本君の彼女が見てみたいです。
ケータイの待ち受けとかにしてないんでしょうかね。
別れてしまう前にぜひ見てみたいです。


ところで。
本日のV6ライブのオーラス。
岡田君のバースデー祝いの模様を、参戦された方
ぜひレポってくださーい!!

「恐れを知らぬ川上音二郎一座」(ネタバレなしで)

2007-11-18 | 観たものレビュー
話したいことはいろいろあるのですけども
とりあえず、まずは記憶が薄れないうちに、こちらを先に。

記憶が薄れないうちにといっても早々薄れそうにもありませんが。

日比谷のかつての芸術座跡に、今月7日にオープンしましたシアタークリエ。その杮落とし公演として上演されることになりましたのがァー・・・
♪バババン!
三谷幸喜脚本・演出「恐れを知らぬ川上音二郎一座」でございます!!

・・・ついつい影響を受けて講談調になっちゃいましたけども。
最初にこの舞台の感想をザックリ言わせていただきますと


めっちゃめっちゃ面白かったですよ!!


いやーなんつーか
久しぶりに三谷さんのこういうコメディーを見たような気が。
戸田恵子さんの一人芝居「マダム・バタフライ」とかも面白かったんですけども、やっぱり三谷さんは、群像劇を書かせたら、右に出る人がいないんじゃないかと。
一人一人の言動が本人も予想しえない思わぬ方向へ転がっていく面白さ。そこから発生していく笑いはまさにノンストップ。思いっきり手を叩いて笑っちゃったり、頭のけぞらせて笑っちゃったり。

どんだけー

ホンマにコメディー万歳ですよ

川上音二郎という人物については、かつて「春の波濤」という大河ドラマで、中村雅俊さんが演じていたのが、私の記憶にあるのですけれども(すっげー前)、今回の舞台では、ユースケ・サンタマリアが演じてます。
いやいや、さすがは三谷さんですよ。
よくぞ、この音二郎の役にユースケをもってきたなと。
音二郎のいい加減さ、大胆さ、すぐに大風呂敷を広げる性格、女好き(笑)、そして意外と小心者だったりするところ、ユースケ=音二郎と錯覚してまうほど、キャラがピッタリすぎて最高です!
あまりにもユースケが面白すぎて、堺さんよりツボっちゃいました!

あ、その堺さんですけども。
あ、堺さんいうても、堺雅人さんのほうですね。
マチャアキさんではなくて。
もちろんマチャアキさんもこの芝居に出てるんですけども。


マギラワシイヨ!!!


堺雅人さんが演じているのは、座付き作家の伊達実。
堺正章さんが演じているのは、裏方担当の甲本与之助。

堺さんだと紛らわしいので、雅人さん、でいこかと思ってたら・・・
小原雅人さん(綿引役)もいるやん!!
キャスティングまで遊んでるのか!と錯覚してしまいそうです。

伊達役の堺さんですが
書生姿がとってもとってもとっても・・・お・に・あ・い。
こういう格好がじつによく似合ってることを考えると、やっぱり堺さんは幕末明治大正が似合う人なんじゃないかと。
ま、ともかく、堺雅人ファンにとって、かなり萌え度の高い姿です!

てか、萌えんなよ(笑)


伊達は一人だけ真面目に座の行く末を案じていて、お芝居に対してすごく真摯で、それなのに周りにブンブン振り回されてしまう、いわゆる【受身】の役。
受身の役って難しいんですよね。
相手の台詞を受けて反応しながら、その勢いを殺がずに次の笑いにつなげなくてはいけないわけで、ヘタな受け方ではお客さんがひいてしまうこともあるわけで。笑いの芝居を中断させない【受け】って大変なんですよね。
伊達のマジメな発言が芝居の中で重くならないのは、堺さんの飄々とした雰囲気がそうさせているような気がします。

もう一人の堺さんですが、たぶんカンパニーの中で一番のご高齢ではないかと。なのに、一番走らされてます! めちゃめちゃ動かされてます!(笑) 途中で、リアルに息を切らしてました。
でも、決めるところはビシッとキメてくるところが、さすがマチャアキさんです! 芝居全体の狂言回し的な役目も担っているので、まさに八面六臂の活躍。すごい。

ところで。
堺雅人さんといい、小原さんといい、小林隆さん、今井朋彦さん、阿南健治さん、戸田恵子さんと、今回の舞台には「組!」メンバーが多いです。それもあってか、じつに分かりやすい「組!」関係の楽屋オチがあるのですけど

・・・・・・・・・。

このレビューはネタバレなしということなので、やめときます(笑)
でも、観に行けない人にとっては不親切ですね。

んーと。

いわゆる羽織モノ系?

あの御方にアレを羽織らせちゃうわけね、とか。
てか、あのヒトのソレもアノ役のイメージかしら? とかね。

たとえが「スチャラカポコポコ」並みに分かりにくくてスミマセン。
てか「スチャラカポコポコ」もなんだそれは?ですよね。


「恐れを知らぬ川上音二郎一座」ものがたり(劇場配布チラシより)

明治32年。劇団主催者の川上音二郎は、妻の貞奴や劇団員を連れてアメリカ巡業の旅に出る。言葉の通じない異国での公演。悪徳弁護士に金を持ち逃げされ、ボロボロの状態で
ボストンの町に辿り着いた音二郎は、イギリスの名優ヘンリー・アーヴィングが演じる「ヴェニスの商人」を観て、「俺たちもこれをやろう!」ということに。
たった一晩の稽古で日本版「ヴェニスの商人」をでっち上げるべく、観客はどうせ外人なのだからと、台詞もデタラメ。言葉に詰まったら「スチャラカポコポコ」で切り抜けようという、はっきり言って無茶苦茶な公演。
さて、音二郎一座、起死回生のこの舞台、成功するのかしないのか?!



という話。
「スチャラカポコポコ」の意味、お分かりいただけましたでしょうか。
この音二郎一座のボストン公演は実話なわけですけども、そのときのエピソードをこんな形で、笑いのエンターテイメントに作り上げてくるとは、それこそまさに「恐れを知らぬ」(笑)とでもいいますか。
でも当時、言葉も通じず文化も違う異国の地で「珍道中でなかった」わけがない。実話の隙間をぬって【笑い】を膨らませる三谷さんの手腕は本当に見事。その腕前は「新選組!」で存分に発揮されていましたけどね。

あとですね、これはシアタークリエという小劇場ならではの演出ですけども、私たち観客が座る客席も含めて、お芝居の一部分になってます。特にバルコニー席の方! めっちゃ美味しすぎます。あのグッズは持ち帰れるんでしょうか? 座席料金に含まれてるんでしょうか?
とっても気になります。

とにかく、遊び心いっぱいのお芝居です。
「小村寿太郎があんな人物のはずがない!」とか、そんなツマラナイこと言わずに「なせばなる」の笑いのエンターテイメントにひたすら浸ってほしいです。


ところで、新劇場シアタークリエ。
女子トイレの数はいっぱいあるけど、いかんせんロビーが狭い。小劇場であることを前提に思えば、まあこんなものかと思えなくもないですが。
休憩時間のあの混雑。
トイレに並ぶ列、ドリンクバーの列、パンフを買う人の列、スタンドテーブルを利用する人の固まり・・・ゴチャゴチャしすぎです。
客席は合格点だけに、惜しいですね。