旅してマドモアゼル

Heart of Yogaを人生のコンパスに
ときどき旅、いつでも変わらぬジャニーズ愛

PLAY ZONE  Change 2 Chance

2007-08-11 | 観たものレビュー
じつは…私が一番最初にハマったジャニーズが少年隊でした。
そんなことを言うと、なんとなく年がバレバレになるのですけども
でも、そうなのです

同年代の女子が、たのきんトリオ(これも懐かしい)にハマっていたときは
私は洋楽の方に目が向いていて、ザ・モンキーズに夢中になっていました。

そんな私が、少年隊に夢中になるきっかけとなったのは、彼らのラジオ番組。
たしか文化放送だったと記憶していますが、3人のトークがめちゃ面白かった。
まだレコードデビュー(当時はまだレコードでしたのよ)する前だったので
歌って踊ってカッコイイは2の次で、「面白い!」から好きになったのです。


なんか 歴史は繰り返す っていうね


シゲを好きになったのも、たまたま読んだ「吾輩はシゲであるリターンズ」が
ほかの誰の日記よりも群を抜いて面白かったからなんですよ (ベタボメだな)
シゲの顔をまったく知らないまま、シゲのことがめちゃめちゃ気になってきて

あれだな、文通相手を好きになるのとちょっと似てるな
『Wink Up』で初めて顔を拝見したときに、「けっこう好みの顔かも」と思って
それでも、ここまで夢中になるもんかな?と思ったりもするのですけど


恋って不思議やね



話は思いきり脱線しましたが


やがて、少年隊がようやくデビューすることになったときには
私はハン・ソロ船長ことハリソン・フォードに夢中になっておりました。
(いや、正しくはインディ・ジョーンズのハリソンかもしれません。)
ああ罪深き浮気者


今回、公演回数900回を越えた歴史ある『PLAY ZONE』を初めて観ました。
それもこれも、You&J枠でチケットが取れることが分かったからですが
ホンマに観てよかったと、いや、なぜ今まで観ようとしなかったのかと
そう後悔したくなるほど、私の想像を遥かに超える素晴らしいステージでした。

900回という歴史を強く感じさせる、完成度の高いステージ構成。
若さあふれるジュニアたちの溌剌としたダンスに歌。
少年隊の色気あふれる円熟味とベテランならではの風格と技。
その両輪が上手く絡み合って展開される質の高いエンターテインメント。

2部構成になっている舞台は、第一部が芝居と歌で見せるステージで。
一部では、ちっこい知念君がとても切なくていい芝居を見せてくれるんですよ。
踊りも大人顔負けに上手いし。いやいや、すごいね。
ますます「僕の地球を守って」の輪の役を知念君で見てみたいと思いましたよ。
(どこかでドラマか映画の企画してくれませんかね。あ、シオン役はシゲで)

この一部、カフェバーのバイトの店員役で内クンと草野クンが出てまして。
うん、頑張ってるよ
ほんとによくやってるよ
植草くんのアドリブにもよくついていってるよ


二部の見所は、すでに評判になってますが、植草くんと息子とのダブル共演と
出演者それぞれの過去の告白ですね。
少年隊が自分たちの歴史を語り、アツ兄と赤坂君がグループ解散について語り
ジュニアが家族のことを語り、そして、内君が「あのことを」語る・・・

自分の犯した事実をファンに向かって語る、いうのは傷口を広げるのと同じこと
しかもそれが1度だけじゃないんだよね、公演のたびに全部語らなきゃいけない
それも虚言としてのセリフじゃなくて、自らの真実についての話

でも、だからこそ、発する言葉の一つ一つに重みがある
与えられたセリフではないことに、強烈なメッセージを受ける
言葉を発した人の強い想いが、私たち観客の心にガツンと響く


すごい

よくこんなステージを、と

胸が熱くなった


そして 一転して 何かが吹っ切れたかのような 華やかなショータイム!
カンパニー全員が軽やかにステップを踏み、明るく歌を歌う
私たち観客も安堵感に包まれて、リズムに合わせて手拍子を打ったりして
楽しいショーに身を任せるのだ


Change 2 Chance


このサブタイトルには、いろんな意味が含まれているんだなと
一通り今回のステージを見てあらためて思う

リセットしてゼロから始めること
自分が思う新しい道へ歩き始めること
今までとまったく違う世界に飛び込むこと
さらに進化を遂げること


私も まだまだ 変われるだろうか チャンスはあるだろうか

そんなことを 思った


ありがとう