衣笠山でおさんぽ

  超ハイパーなボブが旅立ち、寂しくなったけれど、老犬Eセターズの鳥猟犬魂は未だに健在。

無麻酔歯石除去の闇

2024-07-03 17:51:00 | 

我家の犬たちが無麻酔歯石除去でお世話になった方が、動物への無麻酔歯石除去が法的に違反であることを知り、活動を停止されていることが判りました。

その方は動物愛に満ち溢れ、もともと資格も技術も持っている人間の歯科衛生士さん。お世話になった時に、人間とは勝手の違う犬への施術であるため、動物ハイジニストと無麻酔歯石除去のスクールに通い、その認定試験にも受かり認定書をもっていると聞いた事があります。

ですから、本人もまさか違法とは青天の霹靂(へきれき)だったことでしょう。

当時、医療行為では無いと聞いていたので、私なりにまずはネットで情報を調べてみました。

なんと、過去に閲覧し掲載されていたいくつかの動物病院での動物看護士による無麻酔歯石除去のページは見当たらず、獣医以外の施術は違法であるという記事ばかりが目立つようになっていました。

ということは、獣医師免許を持たない者による無麻酔歯石除去は違法であることを知らない獣医や動物看護士がいたことになるのですから、民間のスクール開設者や受講生が知らずにいても不思議ではない。そして今でもまだ無麻酔歯石除去の受講生を募っている民間のスクールがある事もわかりました。しかも理事は動物病院の院長。

いったいどうなっているのか???

ネット上の情報は正しくないことも少なくないため、獣医師法の管轄である農林水産省のホームページで確認、スケーラーを用いた歯石除去は診療行為であるとの記載がありました。ではスケーラーでなければ良いのか?ということにもなるため、直接問い合わせてみました。

農水省安全局畜水産安全管理課の方が丁寧に対応下さり、歯石除去にあたる行為はすべて医療行為となるため獣医師免許のあるものでなければならないというものでした。また、それらに関するホームページへの掲載は、問い合わせが増えたために今年に入ってから情報をアップ、更新したとのこと。

残念ながら麻酔のかけられない犬達に出来てしまった歯石除去は、その形態から保定術や無麻酔歯石除去術ばかりでなく、犬とのコミュニケーションの取り方にも長けた獣医を探すという現実的ではない手段(いないと思われる)しかないことになります。


この一連の出来事は、飼犬が施術を受けた私にとっても残念でしたが、犬への愛情から始められ、保定術や技術にも優れたお世話になった方への感謝の気持ちを忘れることはありません。今後も違う形で活動していってほしいと思います。


そして以下は私が検索してヒットしたページのスクショ画像。今でもまだ宣伝しており、無麻酔歯石除去の受講生を募っています。獣医でなければ施術は違法なのに???そしてなんと高額!!

この講座自体が法律違反なのかどうかはわかりませんが、開講者は法に触れていないかの責務はあると思うのです。そして受講生たちは獣医師ではないでしょうから、高い授業料を払って認定されたとしてもそれらの技術を生かす場はないということになります。つまり、無麻酔歯石除去のスペシャリストを目指していた受講生達は、騙された被害者という事になるのではとも感じました。

 


 













最後に…
フォロワー数の多い獣医のインスタでも無麻酔歯石除去の記事を綴っていました。予め少しの情報を伝えたにも関わらず、身内側の過去の動物看護師による施術や背景等には触れず、自分の伝えたいことだけを記事にしていたことがとても残念。

私の無麻酔歯石除去関連の過去記事については、愛犬との大切な大切な思い出の一つです。しかしながら、この一連の騒動でお世話になった方へ何かでご迷惑をおかけするといけないとも思い、削除いたしました。
 
やはりネットでの情報は何事も、最終的に自分で調べて確認することが大切なのだと改めて思います。
 
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楽しい日々はアッという間に

2024-07-03 14:29:00 | その他
箱根から戻った翌日からも娘たちは外出が続きました。
殆どが県内での移動だったものの帰る前日までハードスケジュール。
 
今回も二週間では足りないと言いながら、二か所の祖母宅や友人たちとの集い、娘が行きたかった秋川渓谷、懐かしの江の島や鎌倉に横浜、そして孫娘1号が行きたかった渋谷へ。
 


葉山森戸神社からの湘南と富士山の夕景
 
 

葉山森戸神社



横浜赤レンガ倉庫
 
孫娘1号は写真を撮るのが好き。特に古い建物に興味がある様子でした。下の二枚はポラロイドで撮った画像だったかな。



久しぶりのパンプスでさらに疲れ顔のばぁば


 
秋川渓谷では、川沿いにある料亭黒茶屋が併設している野外テラス水の音(みずのね)へ。
とてもオシャレなテラス、湿度の高く無い時期ならなお良かったと思います。



 
なぜなら犬OKな一番下段の川辺にあるテーブル席は、想像をはるかに超えた蒸し暑さ。


あっちゃんもたまらず何度も水浴び
 
少し前まで食事も出来ず元気のなかったヴァレンシア。騒々しい娘たちに元気をもらったのか、もしや娘が来るまでもたないかもという時もあったので、復調して箱根ばかりか秋川渓谷へも同行出来たことがとても嬉しく思います。
 
そしてある日は、娘の弟である私の息子や嫁、その子供たちも来て、手作りの料理を楽しませてくれました。
 


シラスピザ、焼き鳥類、キムチも手作り、じぃじお手製のキュウリのみそ漬け
 

 
スモークサーモンとチーズのマカロニ、ムール貝のパン粉焼き、ローストビーフ、フルーツボードもすべて娘の手作り。このほかにもたくさんの料理で腕を揮ってくれました。
 
時差ボケが取れず、疲れていても二日酔いでもよく動き働く娘にビックリ。
米国で成長したのかな。
 
そして成田へ再び、今度はお見送り。
 
 
税関へと消えゆく姿をいつまでもずっと追っていたじぃじ
 
次に来るときは、家にいる時間を長く確保できると良いけどね。
閲覧下さった皆さま、我家の出来事にお付き合い頂き、有難うございました。
コメント (4)
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箱根旅行

2024-07-01 00:53:00 | その他
この日は娘親子の時差ボケ癒す間も無く、湘南海岸経由で箱根へ。

孫娘2号は🔰であるものの運転好きで安定したハンドル捌き。主人と孫娘1号が同乗。運転中に主人があーだこーだと余計な口を挟み、逆に危ないので帰路は我家号に移動させました。🤣

孫娘2号に話しかける娘

ガラスの森美術館へ立ち寄る前に自然薯蕎麦屋で遅めの昼食。



とても綺麗なお店でお味も良かった。





宿泊先は仙石原のホテル。



二部屋予約のうち一部屋は温泉露天風呂付き、もう一部屋は犬用の可愛らしいバスタブもある展望風呂付きでした。


勾配ある天井にテラス付きのとても広いお部屋


手前が犬用バスタブ


温泉露天風呂

もちろん大浴場にも露天風呂あり。泉質も良いので、一泊なのに欲深く何度も温泉を楽しんでしまいました。

お夕飯はフレンチジャポネ。5人だったためか、騒がしいからか?🤭一番奥の広いテーブル席で美味しいお料理の数々にお腹もいっぱい。


主人 娘   孫娘1号 孫娘2号



フレンチならもしや足りないのでは?と思っていたら、次々と美味しいお料理が運ばれてきて大満足👍。

私達が食事中、寝ていたはずのあっちゃんは、騒ぐこともなくルーム内をあちこちと探検していました。😃




翌朝、またもや貪欲に温泉に浸かり、チェックアウトが12時なので広いお庭をお散歩。




湿原池や川も流れていて、様々な鳥の囀りが心地良い。



大型犬と小型犬に別れたドッグランも双方あっちゃん独り占め。





ホテルを後にして、この日は芦ノ湖、箱根神社、大涌谷へ。


芦ノ湖

箱根神社

大涌谷の駐車場は17時閉鎖と記載あるのに、到着した15時を過ぎた頃から、間も無く閉鎖の時間、時間を過ぎると翌朝まで車を出せないというアナウンスが流れ、いったい何時に閉まるのかとハラハラ。😆

帰路は茅ヶ崎で少し早めの夕飯。海鮮を楽しみました。




宿泊先のホテルで職場へのお土産に買ったラスクが大好評。自分にも買えば良かったな。

続く…🙇‍♀️
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慌しかった日々

2024-06-29 07:50:33 | その他
娘親子が7年ぶりに里帰り、二週間の滞在後、成田空港から帰っていきました。




里帰りする二ヶ月前から我家では断捨離と大掃除や室内の手入れ。捨てる物が山とあり、なかなか進みませんでした。🤣

犬達が楽しんだたくさんの襖や障子は経師屋さんに任せたものの、あとは自分達でするしかありません。大型ゴミだけでもこんなにたくさん。💦


犬達が愛したソファも🥲

どうにか帳尻を合わせて迎えた当日、成田空港まで迎えに行き7年ぶりの再会。娘の飼犬三頭のうち介護していた二頭が亡くなり、里帰りが実現しました。




家に戻ると、久しぶりに犬部屋で留守番させていたヴァレンシアが39°8の発熱。プロバイオティクス2号と4号を飲ませて様子見。

翌日予定していた箱根への家族温泉旅行は私だけ見合わせ、動物病院行きかなと案じたものの、娘親子との再会で元気が出たのか?翌日には嘘のように熱が下がり安堵。



数日前からヴァレンシアの食欲がまた落ちていたので、エナジーケアや様々な食材とプロバイオティクスを保冷ボックスに詰め、予定通り箱根へ。なるべく負担かけぬよう、十分な配慮をしながら…

芦ノ湖にて娘と

私の運転する我家号と、免許を取って間も無いけど運転好きな孫娘2号の車で出発。ヴァレンシアは車の中で良く眠り、箱根へ着くと知らない土地の匂いにワクワク。


続く…🙏
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ジビエな贈物に感謝

2024-05-15 09:29:00 | 
スノウ亡きあと、ヴァレンシアもだんだんと弱ってきています。🥲

けれども推定年齢17〜18歳なので、自然な事と受け止めなければならないのかも。



食欲無いので体力も落ち、けれども体調良い日は衣笠山の管理棟辺りまでなら歩く事が出来ます。15年程も毎日親しんだ衣笠山の自然の中に浸る事は心地良い様子。


4月の膀胱壁の様子から膀胱癌の疑いもあったヴァレンシアですが、先日の診察で可能性は無い事も判りホッとしました。その代わり、左心房に少しの雑音有りで要観察だと。ハイシニアなのでこれも自然なことなのかもしれません。




食べないのでまた体重が減ってしまい、



ここ数日ですっかり弱った感は否めず。

食べない時でも、このエナジーチュールは食べてくれる事を思い出し、そして今回はこれを食べたあとに勢いで?他の食べ物にも口を付けてくれると気付きました。👏



このところはサクサクなドライ系のトリーツを食べてくれるので、できるだけ身体に優しく、少しでも身に付くものを探し続けています。


今のところの好み

そして、そのような事を知った熊本の369ペットフードさん https://www.instagram.com/369petfood?igsh=anNtcWNqeWg4aTVi

(gooblog不具合で文字列にiPhoneからリンク貼れず😠)

が、間も無く発売されるという鹿と猪のボーンブロスをたくさん送ってくださいました。感謝😭

ボーンブロスは骨の骨髄エキスがたっぷり滲み出て栄養満点、水分補給としても高い効果があるので積極的に使いたいと思っていました。

スノウが好物だった鹿肉でしたが、ヴァレンシアはボーンブロススープでまたお世話になりそう。🥰




製品となるパッケージは異なる物なのだそうですが、小分けされていたので使い勝手良く便利でした。

解凍し、ご飯にかけてみたらスープだけは飲み干してくれて💦、今日で3日目。😍


スープ完食😂

369さんは鳥猟犬を二頭飼育されていて、猟も行ない、ジビエ料理提供のお店も経営されているのです。そして、犬の身体にも安全で美味しい製品作りをされています。

そしてなんと!翌日にはお友達が犬も家族も元気出るようにと新鮮な猪肉を送って下さり…🙇‍♀️

けれども鶏肉もレバーももう口にしないので、ヴァレンシアは食べないだろうと思っていたら…



これまたビックリ、単に茹でただけのものを食べてくれた‼️

味見してみたら、赤身肉なのに柔らかくて味わい深い。自然の中で生きてきた猪肉もなんて美味しいのか!

家族にも早く焼いて食べさせてあげよう😊

ヴァレンシアと私達家族へのお二人の優しさとお気遣いに心よりの感謝🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️

コメント (2)
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