衣笠山でおさんぽ

  超ハイパーなボブが旅立ち、寂しくなったけれど、老犬Eセターズの鳥猟犬魂は未だに健在。

実技講習会開催

2016-02-12 17:24:27 | 
特別養護老人ホームさくらの里山科において、先日、訓練を終えた犬達への扱い等について実技講習会が行われました。

参加対象者は犬達と接点を持つ職員、ボランティアの方々。

講師は前回と同じく、ブンちゃんやダイちゃんがお世話になっている横須賀警察犬訓練所の進藤トレーナー。


進藤トレーナーとブンちゃん


実技は主に日常的な接し方、お散歩時のリードの持ち方とリーダーウォークについてを参加者参加型で行われました。

前回のレクチャーでもお話があったように、散歩は運動としての連れ出しであることを理解頂き、マーキングはさせない、リーダーウォークを意識して慣れて欲しいと話されていました。

また、当日配布された施設長からの文書によると、散歩に連れ出す犬は、その日の状況に応じて職員が定めた犬をお願いすることになるそうです。

ご理解とご協力をお願いいたします。

実技講習の様子はさくらの里山科の施設長ブログ記事をご覧ください。


ところで山科では動物福祉創設以来、職員ではカバーしきれない犬散歩ボランティアを募っておりました。当ブログ記事を通して呼びかけた際にも、何名かの方達が現在も継続して協力下さっていらっしゃることにお礼を申し上げます。

このような善意での参加者のうち、加齢のため新たな犬飼育を諦めたかわりに、週に何度も積極的に散歩ボラを担当、犬達との触れ合いを楽しみにしていた方達もおりました。

しかし今回、それぞれの目的とは異なる、また、慣れないリーダーウォークという形態の散歩の仕方に馴染めず、地域交流の一環としても担っていた方々が今後の参加を見合わせてしまったことも知りました。

山科の犬達はいつでも、自分達を可愛がって下さった人達を忘れないし、会えることを楽しみにしていることでしょう。散歩に連れ出せなくなったとしても、ドッグランや施設内でいつでも触れ合うことは可能です。

ぜひ、今までと変わりなく、山科の犬達に会いに行ってあげて欲しいと思います。


さて余談にはなりますが、施設長ブログの実技講習記事に綴られていたマスチフ。首輪がすぐに抜ける状態でガードレールに繋がれ置き去りにされていたのだそう。飼い主が迎えにくると信じ、その場から離れず。とりあえず警察署へ移動させるにも警察官を襲う勢いで吠えかかり手に負えず、本日の講師である進藤トレーナーが呼ばれたのだそう。

数時間かけてマスチフの心を溶かし、警察へ移動。その後、犬の扱いになれている一人の警察官がマスチフを扱えるよう指導、警察から保健所へ収監することが出来たという話でした。

しかしそうそう、誰でもが引きだすことは困難な犬種。マスチフのその後はどうなったのであろうか。

私の記事を読んでいる方は動物愛護の精神をお持ちの方達。私同様、その後についての方が気にかかりますよね。マスチフに理解のある方が必ずいるはずだと...。せめて里親募集記事を作ってあげたい...。


この話を知ったあとですぐに調べましたところ、今朝、ようやく判明いたしました。神奈川県動物愛護センターから、ある保護団体へ無事に移動していました。今後はその団体から里親募集がかかるのではないかと思われます。


そしてまた、マスチフについて調べている経過中、久しぶりに横須賀市の愛護センターに収容され、譲渡対象になっているプードルやビーグルがいることも知りました。横須賀市愛護センターも積極的に譲渡する方向へと努力しています。

これから犬を迎えようと思っていらっしゃる市内の方、ぜひご検討ください。

コメント (2)
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