衣笠山でおさんぽ

  超ハイパーなボブが旅立ち、寂しくなったけれど、老犬Eセターズの鳥猟犬魂は未だに健在。

老婆心

2011-09-08 21:27:56 | 
これを記事にしようか、どうしようかと暫く悩んでいた。

ときどき見かける、6歳になったという大型犬....。
そのワンコは、初老の男性が連れてくる。

その男性がジョギングや腹筋などのトレーニングをしている間、ワンコは一か所に繋がれたまま待たされる。そして男性が戻るまで、ずーっと吠えている。

ある日、そのワンコに久しぶりに会った。

鼻や頭の皮膚が赤く、薄皮が剥けた様な傷があった。

「この傷、どうしたのです?」
「なんだかわからないけど、暑いからな」


次に会った時はさらに薄皮が剥けたような部分が身体全体に広がっていた。

そして先日、ワンコは身体全体に赤い発疹が広がり、毛はところどころ抜け落ち痛々しく、明らかにひどい皮膚炎になっていた。

「家庭治療で治るような皮膚炎とは思えないので、病院連れて行った方が良いかも。このまま放置すると身体自体が衰弱しちゃうこともありますよ。」
「私は犬にお金をかける気も無いし、そうしてあげられない。」

皮膚の状態を見ながら、薬用シャンプーを試してみる方法もあることを伝えると、身体を洗ってやると、確かに気持ち良さそうな顔をしていたと言う。


そのワンコはお金を出してペットショップから買ったとのこと。なのに、こんなに辛そうなのに獣医に連れて行かない。蚊にさされるとかかる病気(フィラリアのこと)があるらしいが、予防はしていないから、もう内臓がダメなのかもしれないとも言う。


犬を飼うのに、犬の病気や基本的な予防について知ろうとしない人達は、まだまだ存在しているのだ。


見て見ぬフリは出来ないけれど、プライベートへの介入もできない。私が気になるワンコ、次に会ったらどうしよう。



おまえたちは能天気で幸せものだ

階段近くでボブケットの引っ張りっこ
コメント (4)
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