みんなしてなんじょにがするべ!

今なすべきは意見を持ち発言すること。どうも心配な雲行きのこの国、言うべきことを静かにしっかりと言い続けたい。。

岩手県議会が「戦争法を廃案にせよ」

2015年07月08日 | 憲法守るべし

    7月4日、秋田駒ヶ岳には桜が咲いていた。ミヤマザクラかな?


今日、岩手県議会は本会議で、「安保関連法案は廃案にすべし」との意見書を採択し、国に送ることを決めたと夕方のテレビニュースが伝えていた。
昨日、県議会の委員会が、県民が提出したいくつかの請願を一つにまとめて意見書として今日の本会議に提出したもので、民主、生活、社民、共産などが賛成した。
NHKの調べでは、都道府県議会で「戦争法案反対」の意見書を国に提出するのは岩手県議会が初めてということだ。

実は、昨年7月8日、〝同様のこと″をブログに投稿していた。「集団的自衛権行使容認を撤回せよ」という意見書を、都道府県議会で初めて国に提出することを決めたというものだった。

平和憲法を守る立場を貫いた岩手県議会議員諸氏に敬意を表する。県民の誇りである。

ストップ!戦争法案7・5緊急集会

2015年07月05日 | 憲法守るべし


今日、盛岡市岩手公園広場でストップ!戦争法案緊急集会が行われた。
6月24日に実行委員会が発足してから10日間で参加団体は94団体まで増えて今日の集会となった。県内各地の9条の会、生協、労働組合、平和・民主・婦人、弁護士会、等々の団体と市民合わせて1000人が参加した。
青年たちは、集会に向けて戦争法案反対署名と七夕飾りにメッセージを書く街頭活動に取り組んだこと、1時間の予定で始めたところ用意したチラシは30分で無くなったことなどを報告、看護師・介護士の労組組合員は、傷ついた自衛隊員を再度戦場に送り出すための看護はしない、白衣を兵士の血で染めることが絶対にあってはならないと発言したほか、母親、教員、弁護士など、6人(グループ)が「私が戦争法案に反対するわけ」をリレートークし、参加者は大きな拍手と声援で応えた。
「戦争法案反対 絶対反対」「戦争法案 今すぐ廃案」・・・シュプレヒコールしてデモ行進。

話を聞きながら、歩きながら、叫びながら思った。。
維新の党が「対案」を提出するという、戦争法案反対の闘いを“分断する”動きも出ているが、政府案も維新案どちらも憲法違反の戦争法案であることが理解されれば、反対の世論は必ずもっと大きくなる。むちゃくちゃなやり方でゴリ押ししようとすれば更にさらに世論は安倍政権・自公から離れる。
政府・自公は、7月中旬に衆議院を通過させたいらしいが、反対の運動と世論をさらに強めて、採決を強行できない状況を岩手でも必ずつくる。もし強行突破されたならば、安倍政権NO!の世論をいっそう高めて、参議院では採決したくても絶対できないくらいまで支持率を下落させる。そのために何度でも集まろう。街頭にも立とう。

ゆっくり休養。明日からまたがんばる。

2015年07月04日 | 憲法守るべし

秋田駒ヶ岳のチングルマ大群落

今日は梅雨空の下、秋田駒ヶ岳に花を見に出かけた。秋田駒ヶ岳はいくつかの山の総称で、その最高峰は男岳だが今日はそれに登るのが目的ではなく、小岳の山腹に広がるお花畑の花々をめでること。
チングルマの大群落が、雪が解けたすぐ後に、数百メートルにわたって白いカーペットのように広がる様にため息の連続。
花の名山は多くあっても、たぶんこれだけ見事な大群落はそうないはず。

今日一日、安倍暴走内閣との闘いから離れてゆっくりしたので、盛岡では、「緊急集会・デモ」が明日あるので「戦争法案反対、採決強行ゆるさない」と声を大にして叫びます。

言論〝弾圧″は安倍自民党の体質

2015年07月02日 | 憲法守るべし

盛岡駅前開運橋の花壇(市民のボランティアが手入れしています。遠景は岩手山)

からしだねさん、藤代さんの「安倍政権の高度な戦術論」は難しい提起です。
その通りともそうではないとも私には判断ができませんが、そういう見方ができるとして、もしそんな“高度”な戦術で政権の危機を打開しようとしたのなら、完全な失敗でした。

谷垣幹事長が神妙に「自民党は言論の自由を守る」と宣言したものの、国民の批判はあまりに大きくて、まともなポジション・“正義の位置”に立ち直すことができなかったのではないでしょうか。何しろ、頼りの読売新聞なども批判する側に回り、ほぼすべての全国紙、地方紙、テレビ局が言論抑圧・弾圧発言を許せないと一致して批判を展開しています。しかも国民は、一部の特異な議員によるというよりは、「安倍自民党による」言論抑圧と受け止めているのではないでしょうか。安倍首相の側近・仲間の議員と安倍首相応援団の〝文化人"が、「戦争法案を批判するのはけしからん、許さないと」大合唱したのですから当然そう受け取るのが当たり前です。しかも安倍総裁・首相は、いまも擁護する姿勢を改めていないのですから、まともではありません。

“高度な”戦術をとった人々は、日本国民の憲法9条を守る意思は、簡単にひっくり返されないくらい強いと分かっていなかったようです。沖縄県民と同じく戦争法案反対の「たたかいの中で」その気持ちが強くなっていることに今も気づいていないようです。“高度な戦術”も国民を愚弄する態度の上には成り立たないということではないでしょうか。
自民党・政権は、戦争法案反対の世論が強く大きく広がることを一番恐れていると証明した出来事でした。