みんなしてなんじょにがするべ!

今なすべきは意見を持ち発言すること。どうも心配な雲行きのこの国、言うべきことを静かにしっかりと言い続けたい。。

アジアの平和を築く方法を議論しよう

2015年07月26日 | 憲法守るべし
盛岡では昨日も戦争法案反対の行動があった。「私達は絶対後退しない」と若者たちがデモを呼びかけたので、若者ではない私も当然のことのように出かけた。集合・出発場所の内丸緑地には若者もいたが壮年・老年も応援と連帯に駆けつけていた。約1時間アピールしてデモが解散するころには100人を超えた。
行進中、若者が次々スピーチして訴えたが、その一人が「今日署名活動をしていたとき、『お前たちは国を滅ぼすつもりか』といわれた」とのこと。
軍事力を強めることが国を守る、戦争することで国が守られるとしか考えることができないアベのような人もまだまだいるようだ。

たしかに、軍事力によらずに国の安全を守ることを宣言した日本国憲法は、第二次世界大戦直後の世界が到達していた先進の平和維持の思想と制度を反映したものだった。したがって、日本だけでなくどの国も歩んだことのない道だったわけで、この道が間違っていないことを確かめるのはそんなに簡単なものではなかった。
ところが、アベが集団的自衛権などを言い出したことで、多くの国民がこの道の方がよさそうだと真剣に考えるようになり、今、考えたことをどんどん行動に移している。
いまだにこの道を拒否し『お前ら国を滅ぼすつもりか!』などと叫ぶ者には、「『国家存亡の危機』『日本の生命線を守れ』などと戦争に駆り立てられた結果、国が滅んだではないか。戦争は国を滅ぼす道。歴史から学べ!」と言ってやろう。

ところが、中国や北朝鮮が“現実の脅威”として存在する不安もぬぐいきれない。
参議院では、アベの軍事力・戦争の「積極的平和主義」ではない、本当の平和主義を貫く[憲法9条を持つ国にふさわしい]“脅威解消”の議論を徹底して繰り広げてほしい。
私の乏しい知識だけで言うと、この点ではっきりした構想を掲げているのは共産党だけだが、どの党でも戦争によらないアジアの平和構築についての構想をどんどん主張ほしい。国民も一緒に考え議論することで不安解消の道を国民が自ら見つけることができる。これこそが「アベの積極的平和主義」を打ち破ることにつながると思うがどうだろう。