みんなしてなんじょにがするべ!

今なすべきは意見を持ち発言すること。どうも心配な雲行きのこの国、言うべきことを静かにしっかりと言い続けたい。。

堀篭俊材さん、賛成です

2016年11月30日 | 憲法守るべし
11月29日の朝日新聞「波聞風問」に堀篭俊材編集委員が注目すべき(と思う)ことを書いている。
パリ協定発効で、日本が二酸化炭素などの排出量削減中期目標を達成するために、「政府は『原発再稼働が不可欠である』という事実を国民に粘り強く説明しなければならない」とする有馬純東大大学院教授の説を記したうえで、堀篭さんは「原発以外の道を模索すべきだ」と書いている。
経済同友会の試算によると、政府の電源構成(30年度に原子力の比率を20~22%に上げる)を達成するためには約40基の原発を再稼働しなければならないという。「3基しか再稼働が認められていない現状では、とても可能な数字とはいえない」、「原発の再稼働以外に道はないのだろうか」と自問して、5年かけて電力の消費量を半分に減らした重機メーカー・コマツの例を取りあげている。そして、コマツの野路国夫会長が「CO2削減というとすぐ電源構成の話になるが、電力を使わない工夫が大切だ」と話していることを紹介している。その通り、同感である。
今、“過剰なサービス”にやっと注意が向けられ始めたが、この異常を正す努力とともに、私たちもエネルギー消費を減らす生活の工夫と努力をしなければ「原発再稼働は不可欠」論に対抗できないのではないだろうか。


ここからイラン旅行記
3~7世紀、ササン朝ペルシャはゾロアスター教を国教と定めたが、7世紀の中頃、ペルシャはアラブ人に征服されイスラム教が瞬く間に広がった。以降イランを含む中央アジア一帯は、13世紀にモンゴル帝国の支配を受けた時期を除きイスラムの王朝の支配が続いた。
1979年、イスラム教指導者・ホメイニ師などによる革命がおこり、パーレヴィー朝は倒され、「イラン・イスラム共和国」が樹立された。


宮殿博物館玄関前の巨大なブーツの像   国王が国民を踏みつけた象徴として革命後、国王の銅像の足の部分だけを残している。


イランは、ホメイニ氏が提唱した「法学者の統治」に基く国づくりがすすめられ、西欧的な価値観とは異なるイスラム法による政治が行われている。国内では、旅行者も含めて女性は外出(人目に触れる場所に出る)時にはスカーフを被って髪をかくし、ひざ上までのコートを着用しなければならないのもその一例だ。今回の旅行でも、添乗員が飛行機がテヘランの空港に降りる直前、女性たちにスカーフを被るよう注意して回っていた。

                             広場で語らうイランの女性たち



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