みんなしてなんじょにがするべ!

今なすべきは意見を持ち発言すること。どうも心配な雲行きのこの国、言うべきことを静かにしっかりと言い続けたい。。

安倍首相は公開質問状に答えてください

2016年12月26日 | 憲法守るべし
高橋哲哉東大教授や映画監督オリバー・ストーンさんたち53人の日米著名人が、安倍首相に公開質問状を出した。(26日、朝日新聞)
安倍首相の真珠湾訪問に関して、首相の歴史認識を質すもので、「中国や朝鮮半島、他のアジア太平洋諸国、他の連合国における数千万にも上がる戦争犠牲者の『慰霊』にも行く予定があるか」などと問うている。
首相が真珠湾訪問を発表した直後に、私も「真珠湾だけではない」と書いたが、質問状では「日本が攻撃した場所は真珠湾だけではない」と指摘し、首相が2013年の国会答弁で「侵略戦争の定義は定まっていない」と主張したことにもふれて、「連合国及びアジア太平洋諸国に対する戦争と、対中戦争を侵略戦争とは認めないということか」と問いただしている。
安倍首相の「謝罪のためではない」「慰霊のための真珠湾訪問」との言い分には誤魔化しがある。政治的な臭いが立ち込めている。国会解散・総選挙に利用しようとしているとも言われている。〝邪悪な心〟で慰霊されても、あの戦争の犠牲者は心安らかにはなれないだろう。
首相は公開質問状にちゃんと答えて、まちがった戦争だったと認めたうえで慰霊に出かけるべきだ。
たぶん、正面から向き合って答えることはしないだろう、あるいは黙殺して質問に答えることさえしないかも知れないと予想しているが。