みんなしてなんじょにがするべ!

今なすべきは意見を持ち発言すること。どうも心配な雲行きのこの国、言うべきことを静かにしっかりと言い続けたい。。

           賞与拒否のギリシャ代表

2014年07月04日 | 憲法守るべし
 安倍内閣はとうとうやってはならないことやった。憲法を守る義務がある者たちが、勝手に解釈を180度変えるなど認められるわけがない。それはやっても無効なのだ。閣議決定を撤回せよ!!
 昨日の岩手日報は、内閣支持率が40%台になったことを「政権離れの前兆か」と書いた。「安倍内閣は退陣せよ」の声を上げる時がきたと思う。
 ただし、昨日からテレビは「北朝鮮制裁解除」一色の報道となった。巧みな焦点はずしだ。
 
 今日書きたいのはこれだけではない。


 スポーツと人間の素晴らしさを「しんぶん赤旗」が伝えている。

 ワールドカップギリシャ代表の選手が、16強入りのボーナスを断るため、全員の署名入りの手紙を首相に届けた。
 ギリシャは、5年前に発覚した財政赤字で経済の深刻な状態が続いている。失業率は3割弱、人々は苦しい状況を強いられている。サッカー界も例外でなく3部の国内リーグを2部に整理して、400人余りがプレーの場を奪われた。2部の給料は多くが7万円ほどで、同国の最低賃金並みだ。
 選手たちは、「僕らが帰国したときに、人々を幸せにできたらと心から願っている」と財政危機に苦しむ国の人々を励まし、喜びを与えたいと不屈の精神力でたたかいぬいた。予選リーグは4位から大逆転の2位に。決勝トーナメント1回戦はPK戦で敗れたが、91分で同点に追いつくしぶとさ。驚異の粘り、あきらめない気持ちは「自分のため」を超える思いがあったからではないか。
 選手たちは一つだけ首相にお願いした。「代表チーム用のスポーツセンターの建設を支援してほしい。」
未来の選手と同国サッカーの将来を考える選手たち、ギリシャの新しい神話の一つになっていくのかもしれない。