小さな癒しの海へ

~癒しの温泉旅行三昧&癒しの熱帯海水魚生活~

ゆず:栄養素・効果と効能

2007-06-28 09:26:23 | Weblog癒し日記
*皮・果肉・種まで栄養満点*

香味料として重宝なゆずは、昔から冬至の風習のゆず湯としてよく知られています。ゆずを輪切りにして布袋に入れ、それを浴槽の中に入れると、よい香りが気分を爽快にし、精油成分が皮膚を刺激して血行を良くし、肌をなめらかにし、冷え性・リウマチに効果があります。

このゆず湯以外に、お吸い物、薬味、すりおろして味噌と和えたゆずみそ、などいろいろな利用法がありますが、漢方では上品(じょうほん)・君薬(くんやく)<人間にとって最も大切なものとの意>と呼ばれ、免疫系・内分泌系・神経系・代謝系・血管系等の調節機能を活性化する働きがあり、昔から薬として利用されてきました。

ゆずの効果を知らないと、ゆずは皮だけ利用するものと思い、汁ものに入れても香りだけ楽しんで食べずに残してしまう人が九割方いるそうですが、実際は皮だけでなく果肉(果汁)も種も優れた薬効があり、全部無駄なく食べなければもったいない果物なのです。

まず、皮の外側にはリモネン(精油成分)とベータカロチンが多く含まれています。リモネンは血行を良くして身体を温め、βカロチンは粘膜を強くして風邪の予防になります。また、皮の内側の白い部分はヘスペリジンといって、毛細血管を丈夫にして動脈硬化を予防する成分が含まれています。

皮のビタミンCはレモンの2倍もあります。皮に100g中150mg含まれていますが、みかん1ヶ30mgに比べてもその含有量の多さはわかります。さらに果肉(果汁)にはクエン酸がみかんの3倍含まれ、リンゴ酸・ビタミンC・ペクチンも豊富です。疲労回復、利尿作用、胃腸を整える、コレステロールを抑制する等の働きがあります。ことにクエン酸とビタミンCは消化吸収を助け、善玉菌を増やすので整腸効果は抜群です。

そして、もっと驚くべきは種の薬効です。ゆず1個につき20個の種が含まれていますが、この種にはリモネンという抗ガン物質が含まれている事がわかりました。ゆずは白菜と一緒に摂ると脳卒中を予防し、胃腸の働きを整え、ゆずみそ(白味噌:大さじ3、砂糖:大さじ3、だし:大さじ2をとろりとするまで弱火で煮詰め、ゆずのみじん切り1/2個を混ぜる)は味噌との相乗効果で健脳・ガン予防に効果的です。

ゆずを丸ごと美味しく摂る一番手取り早い方法は、ゆずのハチミツ漬け(ゆずを薄くスライスして種も一緒にハチミツに漬け込む)です。リモネンとハチミツの相乗効果で神経がリラックスし、身体が温まります。そしてのどのイガイガを取り、初期の風邪には効果的です。そのまま食べても美味しいですが、適量をお湯で薄めてハチミツドリンクにすると、ゆずならではの香りが楽しめます。この時、皮も種も一緒に入れて食べましょう。


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山芋(とろろいも):栄養素・効果と効能

2007-06-26 09:28:39 | Weblog癒し日記
*若返りと滋養強壮に効果*

とろろいもとは、ねばねばトロトロした状態を説明した呼び名で、「山芋」の総称です。山芋には、山に自生する自然薯(じねんじょ)、畑などで作られている長芋、その仲間のツクネイモ、イチョウイモなどがあります。粘り気やコクがある点では自然薯が優れていますが、入手が困難であるため、最近では栽培種の長芋の方が粘り気もほどほどで、しゃきしゃきしているという点が好まれているようです。

山芋に含まれるジオスゲニンという成分は、体内で若返りホルモンDHEAに変わり、若返りと滋養強壮に効果があります。山芋にいろいろ種類はあっても、ジオスゲニンやその他の栄養素には違いはありません。

とろろいもの主成分はでんぷん質ですが、高血圧などの生活習慣病の予防にも役立つカリウム、スタミナの強化に効果的なビタミンB1や若返り作用のビタミンE、整腸作用のある食物繊維も豊富に含まれています。

とろろいもは、焼いても煮ても美味しいのですが、一番代表的な食べ方は、すりおろして「とろろ汁」を作り、麦ご飯にたっぷりかけて食べる「麦とろ」です。実はこの「すりおろす」ことによってネバネバさせることが、食物繊維の働きを最大限に発揮させ最も理に叶った食べ方なのです。ネバネバに豊富なムチンには、たんぱく質の吸収を促進したり、老化防止美肌効果まであるそうです。

美味しさのあまり少々食べ過ぎても、とろろ芋にはでんぷん分解酵素アミラーゼが大根以上に含まれているので、消化吸収を助けお腹にもたれる事はありません。昔から「とろろいもを食べると精が付く」といわれていますが、生殖能力を高めるアルギニンというアミノ酸が多いためと考えられています。

このネバネバのスタミナ強化作用は、古代から知られており、平安時代の「医心方」には「身体が軽快になり、飢えに対する力をつけて寿命を延ばす」とあり、また、江戸時代の「本朝食艦」にも、「腎気を増やして脾胃を健やかにする」、つまり、精力の増強に役立ち、胃を丈夫にする効果が書かれています。

さらに、漢方では、干して乾燥させたものを「山薬」と呼び、精力の減退や疲労などに対する滋養強壮剤として用いられてきました。とろろいもの効用を知ったら「麦とろ」が食べたくなるのではないでしょうか?是非、麦とろを食べて体中に力をみなぎらせましょう。

パープルファイアー・ゴビー

2007-06-25 08:27:55 | 海水魚飼育図鑑
学名/Nemateleotris helfrichi

分布/中・西部太平洋 全長/7cm

色彩パターン以外は、アケボノハゼと体形的に良く似ており、やや小型の種類である。新しい種類のようであるが、記載は1973年で、アケボノハゼと同時期である。以前は稀種とされたが、各地で生息が確認され、日本でも慶良間諸島などで観察されている。生息環境などはアケボノハゼと同様であるが、本種は水深40m以浅では少ないとされる。最近では中部太平洋産が、ハワイ経由などで輸入される。頭部の色彩で桃色が強い個体”ピンクヘッド”も輸入されているが、色味が強い個体ほど高価である。




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キイロサンゴハゼ

2007-06-24 09:55:28 | 海水魚飼育図鑑
学名/Gobiodon okinawae

分布/西部太平洋 全長/3cm

同属では小型で可愛く、その上美しいものが多いので、非常に人気のあるハゼ類である。本種はサンゴ礁の内湾などで、ミドリイシ系のサンゴが発達した場所なら普通に見られる。若い固体は1つのサンゴの中に複数でおり、他種とも混棲しているが、大きな個体は密度が薄くなる。プランクトン食であるが、慣れればフレーク状の人口飼料も食べる。無脊椎動物水槽などでサンゴ類と一緒に飼育する方が調子がよいようである。フィリピンやインドネシアから輸入される。




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寒天:栄養素・効果と効能

2007-06-23 09:33:35 | Weblog癒し日記
*血糖値・体重・血圧・体脂肪減少*

寒天の原料は天草(てんぐさ)やオゴノリという海草の一種です。これを熱して溶かし、不純物を取り除いてドロドロになったものを固めたのが「ところてん」です。これをいったん凍結させ、解凍して乾燥させると寒天ができあがります。ちなみにゼリーの原料として知られるゼラチンは、動物性の食品で寒天とは全くの別物です。

以前、イギリスの国際的な医学雑誌に驚くべき研究報告が掲載されました。糖尿病患者を2つのグループに分け、一方のグループには食前に寒天を摂取させたところ、寒天を摂取したグループは、血糖値の低下はもとより、コレステロール値、血圧、体重、体脂肪まで減少したという結果が出ました。

寒天の成分の81%は食物繊維です。これはひじき(54%)や干ししいたけ(43%)と比較してもダントツの含有量です。また食物繊維には水溶性(水に溶けてゲル状になり、腸内で善玉菌の栄養となる)と、不溶性(水分をたっぷりと含んだまま腸壁を刺激し、腸の蠕(ぜん)動運動を活発にして便を柔らかくし排泄する作用がある)の2つがありますが、寒天はその2つを併せ持つ勝れた性質があります。ですから便秘解消には最適な食材です。

まず寒天には、糖の吸収を抑え血糖値の急上昇を抑える働きがあります。通常、摂取した糖は胃から腸へとスムーズに移動し、腸内で一気に吸収されますが、食前に寒天を食べておくと、胃の中でドロドロのゲル状になった寒天が糖を巻き込み、共に胃から腸へゆっくりと移動します。その結果、体内への糖の吸収スピードが穏やかになり、急激な血糖値の上昇を抑制し、脂肪が蓄積されにくくなるのです。

さらに寒天は胆汁酸の分泌を促し、コレステロールを減少させます。胆汁酸とは、コレステロールを分解して作られる物質です。寒天はこの胆汁酸に吸着して体外へ排出してしまう働きを持っています。そのため、足りなくなった胆汁酸を補おうと、肝臓ではコレステロールがどんどん分解され、結果、体内のコレステロール量が減るという仕組みです。

またアメリカの学会で、寒天に含まれる食物繊維が脂肪を燃焼させる可能性がある食物繊維が脂肪を燃焼させる可能性があるとも報告されています。まだ研究段階のメカニズムではありますが、寒天に含まれる食物繊維が腸内で発酵し、短鎖脂肪酸という物質になることが確認されています。この短鎖脂肪酸は、普通なら優先的に使われるはずのエネルギー源の経路をストップさせます。すると体内に糖が足りなくなるため、もう1つのエネルギーの材料である脂肪が燃やされ、脂肪が減るという仕組みです。

イギリスの論文の実験方法は、寒天を夕食前に2~4g摂取するやり方でしたが、手軽に取れる方法としてお勧めなのは、市販のところてん1パック(150g)又はそれに見合った寒天食品を毎回の食前に食べることです。しかし、医薬品を服用している方は医師にご相談して下さい。


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バジル:育ってま~す

2007-06-22 11:13:26 | Weblog癒し日記
今年もベランダでプランターに植えたバジルがすくすくと育ち、
美味しい料理作りに役立っています。
ベランダでバジルを摘んでいると部屋の中までバジルのいい香りが
漂ってきて、ハーブの香りに癒されています。
ハーブは容易に育てられ料理にも使えて癒されて・・・
言う事なしで~す。



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小松菜:栄養素・効果と効能

2007-06-21 07:02:15 | Weblog癒し日記
*カルシウムが豊富*

1年を通じて目にする馴染み深い小松菜は、実は立派な冬野菜です。江戸時代から東京の小松川周辺で多く採れたため、関東を中心に「小松菜」と呼ばれてきましたが、地域によって冬菜、雪菜、うぐいす菜と呼ばれ、漬け物で知られる長野の野沢菜も小松菜の仲間です。

冬野菜は気温が氷点下になっても生き抜くために、凍らない(細胞が壊れない)ように糖分を増やします。砂糖水が氷点下でも凍らないのと同じです。寒くなればなるほど糖分を増やして甘くなるので、霜が降りる冬がいちばん甘味を増して美味しい時なのです。そして栄養価の高さは、青菜の王者的存在です。

骨を強くするカルシウムはほうれん草の5倍、また鉄分も多いため、成長期の子供や妊婦には特にお勧めです。ほうれん草と違いシュウ酸が含まれていないので、あく抜きをせずに食べられるのも利点です。ビタミンで特に多いのはβカロチンで、2~3株で1日のビタミンA所要量を満たします。ビタミンCも多く、ゆでても生のセロリの3倍も残ります。

寒い季節に気になる肌荒れや風邪の予防のためにも、進んで摂りたい野菜です。関東のお雑煮には欠かせない存在ですが、煮びたし、ナムル、和え物など美味しく食べたいものです。

ことに、ごま油などと合わせればカロテンの吸収率は8倍にもアップし、小魚や肉などと合わせればカルシウムの吸収率もアップします。野菜は生のままで食べるより、煮たり炒めたりすると、かさが減ってたっぷり食べる事ができますので、調理して栄養価の高い小松菜を食べ健康に役立てましょう。


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たこ飯:レシピ

2007-06-20 08:11:03 | *M’s Kitchen*我が家の料理集
たこ飯って美味しいですよね~
今まで”たこ飯”を何度も食べましたが、どれを食べても
美味しかったです・・・偶然
美味しくないたこ飯ってあるのでしょうか
今日は無難に美味しいたこ飯を作ってみました。
タコを軟らかく仕上げたいのでお米と一緒には炊きません。


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<2~3人前>
お米:3合
茹でタコ:200~300g
しめじ:適量(1パック位)
薄口しょう油:大さじ2
ヤマサ昆布つゆ:大さじ1
酒:大さじ1
みりん:大さじ2
砂糖:大さじ1(味をみて加減して下さい)
塩:1つまみ
しょうが:お好みで


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<作り方>
1.鍋に薄口しょう油・昆布つゆ・酒・みりん・砂糖・塩を混ぜ
  そこにタコを入れ1時間以上浸ける。
2.鍋ごと火にかけて2~3分火に通し(沸騰させる)
  タコと液体とに分ける。
3.炊飯器に洗ったお米とタコを浸けた液体を入れ、
  水を足していつも通りの水加減(分量)にする。
4.しめじを入れて炊く。
5.炊き上がって蒸らしに入ったらタコを入れて一緒に蒸らす。
6.器にもりネギと白ゴマをかけて出来上がり。




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体を癒す食材の力:栄養素・効果と効能

2007-06-19 08:50:06 | 体を癒す食材の力*栄養
食材に含まれる様々な栄養素をもっと知り、毎日の食事にバランスよく摂り入れ健康維持に役立てたいものですが・・・気を遣い過ぎてストレスになるようではかえって逆効果です。無理なく美味しく続けられるのが健康への近道ではないのでしょうか。


野菜の力
*タマネギ*  *パプリカ*  *ブロッコリー*  *キャベツ*
*モロヘイヤ*  *ネギ*   *ニガウリ*  *ラッキョウ*  *菜の花*
*ニラ*  *レンコン*  *ショウガ*  *小松菜*  *ニンジン*
*しそ(大葉)*  *キュウリ*  *アスパラガス*  *タケノコ*

果物・種実類の力
*リンゴ*  *ミカン*  *ブルーベリー*  *シークヮーサー*
*バナナ*  *グレープフルーツ*  *ゆず*  *ウメ*  *スイカ*
*かき(柿)*  *クルミ*  *アーモンド*  *ゴマ*

海藻の力
*寒天*  *ヒジキ*  *ワカメ*  *モズク*  *モズク酢*
*海苔*

きのこの力
*マイタケ*  *シイタケ*

魚貝類の力
*サンマ*  *イワシ*  *牡蠣*

肉の力
*豚肉*

乳製品の力
*チーズ*  *ヨーグルト*  *ヨーグルトLG21*

穀物・イモ類の力
*さつまいも*  *山芋(とろろいも)*  *こんにゃく(蒟蒻)*  *黒豆*  
*大豆*  *豆腐*  *そば*  *玄米*  *発芽玄米*  *米ぬか*
*五穀*  *もやし*

発酵食品の力
*漬け物*  *キムチ*

缶詰の力
*トマトの缶詰*  *魚貝類の缶詰*

ボンゴレロッソ:レシピ

2007-06-18 22:50:43 | *M’s Kitchen*我が家の料理集
ボンゴレにトマトソースを混ぜただけでこんなに美味しく変身するなんて!ボンゴレが得意なら美味しいボンゴレロッソも家庭でできるはずです。
いつもボンゴレは良く作るのですが、たまには違ったスパゲティにしたいと思ったのと家庭菜園で育てたバジルがたくさんあったのでボンゴレロッソを作る事にしました。昔、アルバイトをしていたイタリアンレストランでの作り方をなんとなく思い出しながら・・・賄いでよく作ってもらいました。
にんにくは弱火でじっくり火を通して下さい。トマトソースの酸味が強ければ調節してね。最後に混ぜるバジルは是非フレッシュを・・・


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<2人前>
にんにく:2片 皮をむきつぶす
あさり:1パック(多い方がだしが出て美味しいです)
白ワイン(お酒):大さじ3
スパゲティ:2人分
オリーブオイル:適量
バジル(フレッシュ):適量


=トマトソース=
にんにく:2片 皮をむきつぶす
タマネギ:1/2個 みじん切りにカット
ハーブ(乾燥)タイム・ローズマリー・マジョラム等:適量
コンソメ:1個
トマト水煮缶(カットされたもの):1缶
砂糖(適宜):小さじ1


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<作り方>

=トマトソース=
1.フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れ火をつける(弱火)
2.じっくりにんにくに火を通しキツネ色になったら取り出す。
3.タマネギを入れしんなりするまでしっかり火を通す。
4.トマトの水煮缶(汁も)・乾燥のハーブ・コンソメを入れ、20分位煮込む。
5.味を見て塩こしょうをし、酸味が強ければ砂糖を入れる。


1.スパゲティを硬めにゆでる。
2.フライパンにオリーブオイル・にんにくを入れ火にかける(弱火)
3.あさり・白ワインを入れ蓋をする。
4.あさりの口が開いたら、トマトソース・スパゲティ・
  刻んだバジルを入れ混ぜ合わせ、味を見て塩こしょう。
5.お皿に盛り飾りにバジルをのせる。



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