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ブルーベリー:栄養素・効果と効能

2006-10-28 10:05:46 | Weblog癒し日記
*眼精疲労・近視に効果 抗酸化力もカテキン並み*

”目に効く”といわれるブルーベリー。眼精疲労、近視は、現代日本人の国民病といわれています。ブルーベリーの色素であるアントシアニン(略称VMA)は、確かにそれらに対する効果が確認されており、欧州では、目に効くだけでなく、胃潰瘍や毛細血管脆弱の治療薬としても使われています。

しかし、このような効果が確認されているブルーベリーは、正確にいうと北欧の野生種である”ビルベリー”の1種類だけであり、通常日本国内で食用やジャム、ジュースなどで流通しているブルーベリー(ラビットアイブルーベリーまたはハイブッシュブルーベリー)はビルベリーに比べると、アントシアニン含有量は1/2~1/3と少なく、またアントシアニンの質そのものも違うことが明らかになっています。

もちろん、日本のブルーベリーもアントシアニンは入っているので、全く効果がないというわけではありませんが、眼精疲労や近視に悩み、その効果を得たいと願う人は、ビルベリーを使用したサプリメントをお勧めします。残念なことにビルベリーは日本で育ちません。そのため現在は輸入をしていますが、そのほとんどが粉末に精製され、サプリメントの原料として使用されています。ですからビルベリーのアントシアニンを摂取する方法はサプリメントで摂るということになります。サプリメント購入の際は、「VMA配合」と記載されているものを選ぶと良いでしょう。

視覚は、光信号が目の網膜によって電気信号へと変換され、脳へ伝わることで成り立っています。より詳しく説明すると、網膜の中にある紫色のロドプシンというタンパク質が、光の刺激を受け取って電気信号に変換する役割を果たしており、人間の目の中では、このロドプシンの光化学変化と再生が猛烈な勢いで繰り返されています。この再生のスピードが遅くなると目は疲労し、見えづらくなってきます。アントシアニンには、このロドプシンの再合成を促進する作用があるので、眼精疲労と近視が改善されるのです。

また、アントシアニンはカテキンに並ぶ抗酸化力を持っています。抗酸化作用を持つ食品成分ではお茶のカテキンやビタミンEが有名ですが、同量のビタミンC、Eと比べてアントシアニンはなんと5倍の抗酸化力があります。さらに、ロドプシン再合成の促進に加えて、アントシアニンには目の毛細血管を保護する働きがあることも確認されています。

1日120~200mg程度のアントシアニンを摂取すれば、眼精疲労に効果があることが確認されています。


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