先週のことですが
3度目となる文楽鑑賞に行ってきました
「双蝶々曲輪日記」
経済的理由から今月は行かないでおこうかと
さんざん迷ったのですが
やっぱり観にいきたくてですね
ギリギリになってチケットの予約を取りました
安い方の席でしたし、ギリギリだったので
当然後ろの方だったのですが、初めて床に近い方を選んだので
大夫さんや三味線さんがよく見えました
特に三味線さん
楽器を奏でる人の手って本当に美しいですよね
思わず舞台から目を離し、見惚れてしまうこともありました
ですが、情景の聴き分けはまだまだ難しいですね。。
耳の素養はまだまだといえど
お人形のお芝居を見ているだけでも楽しい文楽
現代にも十分通じる笑いだって織り込まれています
わたしはどうやら女性の人形を観るのが好きなようですが
今回も吾妻さんの舞がとっても綺麗でした
ですが今回はどちらかというと男性の出番の方が多かったようで
血の繋がった子と義理の子への愛情の複雑な絡み合うお話
説明の文字で読むと混乱してしまうのですが
お芝居で見ると解りやすくて、心に響きますね
ただし江戸時代の相撲取りがどういう存在なのかについて
わたしの理解が不足していたようで、関係性が少し解り辛いところもあり…
もう少し勉強しないといけませんね
一方で、橋本・八幡といった地理
放生会については知っていましたので
引窓からの月明かりを利用した目まぐるしい駆け引きからの
生けるものを放す幕引きは、とっても爽快で感動しました
観に行って本当に良かったです
さて次の初春公演のチラシももらいまして
有名な「冥途の飛脚」の公演があると知り
今から楽しみです