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12月3日(土)カレンダーの日

2011-12-03 11:06:19 | ★③(は)お父さんの閑話365日(転載)
12月3日(土)カレンダーの日

今日は「カレンダーの日」だそうだ。なぜなのか分からないが目に付くところにあるカレンダーにそう書いてある。気になるから調べてみると、日本が旧暦(太陰暦)を廃止して今の太陽暦を採用した明治5年12月3日を記念した日であった。なお改暦詔書によって、この日を明治6年1月1日としたとある。

このことによって明治5年12月3日から年末までは空白となった筈であるが、生活に支障は生じなかったのだろうか。掛売りが当たり前だった当時、決済が前倒しになって慌てたとか、月給とりの給料をどのように計算したのかなど、相当な混乱が生じたのではなかろうかと想像される。しかし、そのような問題を知る資料が手元にないのは残念である。

時間は無限の過去から無限の未来へと切れ目なく流れてゆく。人類の未開時代には、暦がなくても痛痒を感じなかったのだろうが、昼と夜との繰り返し、季節の変動などを意識するようになり原始的な暦が生まれ、徐々に太陽や月の運行と関連付けて考えられるようになり、現代の暦の基礎が出来上がったのだと思う。

仕事を持たない人間にとっては月日を忘れては困るけれども、時間に追われるような生活からは解放されている。その一方で仕事をしている人間は年月日はもちろんのこと、仕事によっては分秒を争う過酷な環境におかれている人もいる。株の売買なんかはその典型であろう。

人類は暦を発明したばかりに、次第に暦に縛られるようになった。暦は無限に流れる時間に句読点をつける便利な仕掛けではあるが、人間が暦(時間)に振り回されるのでは主客転倒と言うものだろう。暇な人間はそぼ降る冷たい雨を眺めながら、今日もくだらないことを考えている。