眠たそうなちっぽけな町に太陽が昇る頃
サン・アントニオから少し下った町の話だよ
そこは人々が家から起き出すのさ
今日もまた一日が始まるって感じで
その町の人々は変わってるんだ
みんなどこの出身だなんて 自慢するのさ
そうさあんた チャイナ・グローヴのこと言ってんだろ
ああ チャイナ・グローヴのことを
そうさ 宣教師も 先生も
ああ 要注意人物だ
奴らはうわさ話が好きな連中さ
ひとたびゴシップが流れると
嘘を言うわけじゃないんだが
お日様が暮れるまで うわさ話だよ
牧師もイカれちゃって
パーキンさんの奥さんがその獲物って話さ
みんなチャイナ・グローヴについて話してる
ああ チャイナ・グローヴさ
でも毎日 新しい話がやってくる
東洋の眺めのような感じなのさ
保安官とその部下たちが
サムライの刀を持ってるよ
夜になると音楽すら耳にするだろうよ
そこはテキサス州の一部に違いないのに
人々はそんなのどうでもいい風だ
みんな目はずっと東洋に向いてるんだ
チャイナ・グローヴの話をしてるのさ
ああ チャイナ・グローヴのね
