Liebeslied 愛の歌

僕の大切なあなたへ・・・

Slipping Through My Fingers - ABBA

2024-03-09 04:58:35 | 日記

通学カバンを手にして
彼女は早朝に家を出発する
行ってきますのあいさつも
ぼぉっとしたままの表情で...

彼女の行くのを見届けると
いつもの悲しみが押し寄せてくる
そして座って気持ちを落ちつかせる

あの娘が永遠にいなくなってしまうこと
あの娘の世界に入ることもできなくなること
そんなことを想像してみる
いつだって楽しかった
私はいつも娘と一緒に笑ってた
あの娘は愛くるしい小さい子だったの

いつだって指の間をすり抜けて行く
その一瞬を覚えておきたいのよ
そのときの感情とともに

いつだって指の間をすり抜けて行く
彼女の思うことが私はわかってる?
そのことを考えるたび私は理解するの
彼女は成長してるんだってことを
そういつだって
私の指の間をすりぬけていくの

寝ぼけまなこで
朝食のテーブルに付く彼女と私
ようやく目が覚めてくる
二人の大切な時間が過ぎていくの

そして娘が外出すると
妙に感傷的な気分になってしまうの
罪悪感を否定できないのよ

素敵な冒険に何が起こったの?
一緒に行く予定だった多くの場所のこと
(いつだって指の間をすりぬけていく)
そう、いくつかは行ったけど
ほとんど行けなかったのよ
どうしてなのかしらね

いつだって指の間をすり抜けて行く
その一瞬を覚えておきたいのよ
そのときの感情とともに

いつだって指の間をすり抜けて行く
彼女の思うことが私はわかってる?
そのことを考えるたび私は理解するの
彼女は成長してるんだってことを
そういつだって
私の指の間をすりぬけていくの

ときどき あの楽しかった光景を
凍らせて保存したいって願うのよ
おかしな時のいたずらの手から逃れて…
私の指の間をすり抜けて行く…

いつだって
私の指の間をすり抜けて行ってしまう

通学バックを手にして
彼女は朝早く家を出て行くの
手を振ってサヨナラして
眠たい目をこすりながら微笑んで…
コメント
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