脳内出血になっても、フツーのおばちゃんに戻りたい

35歳で脳内出血で倒れた「わたし」のリハビリ記録&その後

プロとして

2008-06-10 12:25:56 | ちょっと思うこと
最近、アタマの痛いことがあります。
息子の担任の先生のこと。

あらかじめお伝えしておきますが、その先生(仮にA先生としましょう)の悪口をここで書き立てるというものでは有りません。
世の子供を持つ親として、ちょっと思うところがあってかかせていただきます。



3年生になって担任がA先生になりました。
息子にとって、はじめての男の先生です。
息子に聞くと、年齢は57歳。ベテランの先生で安心したわ~

と思ったのも束の間。

最初に「あれ?」と思ったのが漢字の宿題。
1・2年生の頃は、まず先生が黒板に書き順や読み方を実際に書いて子供たちに示し、それから子供たちにドリルをやらせる、という形で教えてもらっていました。
ですから、その日に教えてもらった漢字は、ドリルできちんとやっていて、先生のチェックも入っていました。
宿題は、その日にきちんと教えてもらい、ドリルでやった漢字の書き取りの宿題が出ていました。
普通、そうですよね。
ところが
連絡ノートに書いてある宿題の内容をチェックし、
「今日は漢字の書き取りの宿題があるのね~」
と、ドリルを開いてみると・・・真っ白

「先生、黒板に書いて教えてくれへんかったん?」
「うん。」
「ドリルもせえへんかったん?」
「うん。」
「読み方は?」
「してない。」

まず、自分でやらせるという方針なのかと思い、1週間ほど様子を見ていましたが、一向にドリルをやる気配はなし。
これはおかしいと思い、同じ登校班の3年生の別のクラスのお友達のお母さんに様子を聞いてみました。

「きちんとドリルやって帰ってくるよ。先生がチェックもしてくれるし」

やっぱり。

その直後に参観日がありましたので、先生に直接その件を伝えました。
そのときには「わかりました」というお返事でした。

その数日後、ドリルをやって帰ってきたものの、先生の赤丸がありません。
チェックが無いのです。やりっぱなしの状態です。

そして、またまた直後に家庭訪問があったので、またまた漢字の件を伝えました。
まず、きちんと先生が子供たちに示してほしいこと。
そして、毎日漢字の宿題を出してほしいということ。
3年生くらいの子供は、何度も何度も書いて書いて、やっと覚えられるという状態だからという理由もそえて。

それまで、宿題が本読みだけ、とか、計算ドリル1ページだけ、とか、漢字の宿題のない日が多く、宿題も少ないと思っていました。

家庭訪問のときの先生の答えは
「新学期が始まったばかりですし、そういう意味で私も手がまわらないので
 宿題は少なめにしていました。」

え????? 手がまわらないって・・・

それ以降、漢字の書き取りの宿題は毎日出るようになったのですが・・・




今度は違う悩みが・・・

毎月、学年だよりを貰ってきます。
学年だよりには、各教科その月に学習する内容が書かれています。
3年生になると、一番の難関「割り算」が入ってきます。
5月の学年だよりで、算数には「わり算」と書かれていたので、
GW明けにはわり算の勉強が始まるから大変だわ、と覚悟していました。
ところが、
5月半ばを過ぎ、5月末がきてもわり算の勉強をしていないようです。
教科書とノートをチェックしていますので、ある程度のことはわかります。
しかも、算数だけでなく、国語に関しても、漢字は4月にやったところから1字も新しい漢字を習ってこず、教科書の本読みも4月に習ったところの繰り返し。

5月に入り、社会の校区たんけんや校外学習があり、授業が遅れているのかと思いつつも、やはりおかしいと思い、前に聞いたお母さんに様子を尋ねてみました。

ぜんぜん遅れてるっ

他のクラスはわり算にはずいぶん前に入り、そろそろ距離(kmとか)に入ろうとしているとのこと。
国語に関しては、2単元近く遅れてる。
漢字なんて、ドリルで言うと20ページくらい遅れてる。


これは大変と、教頭先生に話を聞いていただきました。
「本人と校長と私で話をしてみます」

その日の夕方6時半ころ、教頭先生から電話があり
「A先生本人をよんで話を聞きました。
 授業が遅れてるようだけれどどうなっているのかと。
 本人も遅れていることは認めています。
 なぜそんなに遅れてのかと聞いたところ、細かく丁寧に教えていました、
 という返事でした。
 また新学期がはじまったばかりで、クラスの雰囲気作りに時間をかけたと。
 今後、どうやってこの遅れを取り戻すのかと言うことですが、
 総合学習の時間を教科に充てるなど、努力はしていきますということです。」


細かく丁寧に、って・・・
じゃあ、漢字ももっと細かく丁寧に教えてほしいなあ。。。。。



すると、その翌日、息子の漢字ドリルを見てみると
いきなり5ページくらいやってあります。
でも先生の赤丸やチェックは無し。
「先生、黒板に書いて教えてくれたん?」
「ううん。先生が○ページから○ページまでやりなさいって言ったから
 授業中に自分でやった。」
「その間先生は?」
「教室の中で見回り」

????????????????


3日後に、参観があり、参観のあとには先生と保護者を交えてのクラス懇談会がありました。
残ったお母さんは13人、クラスの約3分の1です。

まず、A先生から、授業の遅れに対するお詫びがありました。
校長や教頭からも指導を受けていると言うことを含めて。

その後、お母さんたちが各々簡単な自己紹介をし、
意見があれば述べていくと言う形で懇談会が始まりました。
たまたま、座っていた順で、私が一番はじめだったので
授業の遅れの件と漢字の教え方について意見をしました。
それがキッカケになったのか、もともとそう考えていたお母さんが多かったのか
出るわ出るわ意見が。

宿題が少ないこと
授業が遅れていること
作文の宿題がないこと
帰りの時間が日によって違いすぎること などなど

多くは、やはり授業の遅れに関して。


けっきょくA先生の答えとしては・・・
手が回っていなかった

その言葉は、仮にもプロの教師として子供たちに接している人の言う言葉ではないと思います。
手が回らないという理由で、他の3年生の子供たちと大きく学力に差がついては、親として納得できません。

今後は、時間をかけるところは時間をかけ、簡単に済ませられるところは簡単にという具合に授業を進め、遅れを取り戻すということですが・・・
結局しわよせは子供たちにきます。
他のクラスでは3時間かけて教えてもらえたことが1時間しか教えてもらえない。
すぐに理解できる子供はいいですが、なかなか理解が難しい子供もいるはずです。


親には何ができるのかと考えた時、
私たちは、まがりなりにも「親のプロ」として、
これからもA先生に対して声をあげていくことが必要だということでしょうか。



3年生になり、ある程度の自立も出来、勉強のペースもある程度つかめ、もう少し楽になるかと思いきや、かえって大変になってしまったというのが本音です。
学校で学習すべきことを、家で教えてるという感じです。


A先生には、教師のプロとして、
お母さんがたから出た意見をじっくり考えていただきたいものです。






 

昨年に引き続き

2008-06-10 10:53:44 | 司会のこと
この日曜日、
天気予報に反して午後からはすっかり晴れたので
図書館へ行ってきました。

晴れたから図書館? と思われる方も多いと思いますが
図書館の横にある公園で遊ぶのが楽しみな息子の為です。


絵本やら工作の本やらウォーリーやら息子の借りたい本が11冊
私のは1冊。
(1人6冊までで2週間借りることが出来ます)
工作の本は夏休みの宿題のリサーチのため。
夏になってから借りたのでは遅いんですよ。



本題からずれました、、、、、


横の公園で遊んでいると
昨年3年越しで司会をさせていただいた、神戸ウインドシンフォニカの団長さんから携帯に電話がありました。

「今年もぜひ司会をお願いしたいんやけど、どう?
 今、会議してるんやけど全員一致の意見ナンや」

喜んでお引き受けします
その日は、ちゃーんと空けてありましたから。
司会じゃなくても聴きに行く予定にしてましたから


というわけで、今年も神戸ウインドシンフォニカさんの演奏会の司会をさせていただくことになりました。

シンフォニカさんは今年創団20周年、演奏会は節目の大15回。
記念の年です。
おそらく、いろんな楽しい企画も考えていらっしゃることだと思うので、
また今回も創る側に携わらせていただけることを有り難く思います。


神戸ウインドシンフォニカ 第15回定期演奏会

 平成20年10月18日(土)
  神戸文化ホール 中ホールにて 18:00より



お近くの方、ご興味のある方
ぜひ足をお運び下さいね

同じ土俵

2008-06-09 15:03:54 | ちょっと思うこと
久々の更新です。
毎日見てくださっていた方、ごめんなさい
サボっていたわけじゃあないんですよ。
PCの前に座るものの、文章が、というより、言葉が出てきませんでした。
原因は・・・言わずと知れた「仕事」のこと。
これでもか!というくらい不採用が続いています。

土日祝が休みで、9時から15時くらいの勤務で
なおかつ扶養の範囲内で・・・
こういう条件で働きたいと思っているお母さんはたくさんいるわけです。
こういう求人に、1人の採用枠に対し10人以上が応募すると言う現状。
企業としては、それだけ多くの人が応募してくるなら
障害を持っている人より、普通に何でも出来る人のほうを採用します。
こんな状況が続いています。



たとえば、健康な体という点では、他の人とは同じ土俵に立てない。
でも、やる気という点では同じ土俵に立てる(つもり?)

これも、たとえばたとえば、旅行会社で培ったスキルという点では
体が不自由と言うことがあっても同じ土俵に立てるつもり。

何を持って同じ土俵とするのか・・・
むずかしいな・・・