脳内出血になっても、フツーのおばちゃんに戻りたい

35歳で脳内出血で倒れた「わたし」のリハビリ記録&その後

心は色を映し出す

2007-06-21 23:26:59 | 家庭教育大学
素敵なタイトルでしょう~?

今日は、家庭教育大学 の一環で、ある講演会に行ってきました。
その講演会のタイトルです。

講師は色彩心理学療法士の方。へ~、初めて聞く資格です。

色彩心理学というのは、ゲーテの色彩論をはじめとする歴史的展開からも認知されていますが、色彩学と心理学が統合された形の「色彩心理学」というものは、20003年3月に世界で初めて日本で誕生したそうです。
ですから、この色彩心理学療法士の資格を持っているのは、日本に数名しかいないそうです。



●色彩心理学の視点
   日々、何気なく選んでいる洋服などの色が、自分自身の「今の」心を映し
   出し、その色によって知らないうちに自分の心が癒されているということ
   を、多くの人は気づいていないんだそう。
   そこで色彩心理学では、一般的に言う心理学の考え方を中心にして、色彩
   と人の関係を考えていくというものだそうです。

●色彩心理学療法の効用
   世間一般で流行っている「心理テスト」とはちょっと違う。
   つまり、色彩心理学療法によって、自分の深層心理を知り、なおかつそれ
   を実生活に生かしていくということ。
   「気づく」ということが大切なんだそうです。
   気づき受け入れるとで、自分らしい生き方や、人生の知恵を学び、一人の
人間として全体のバランスをとることを目的としているそうです。



さて、本題。

色が識別できるのはなぜか?
それは「光」があるから。
つまり、色の話=光の話 となります。

光には、いろんな種類があって、それぞれ持つエネルギーが違うんだそう。
エネルギーが強い順に・・・
   宇宙光線、ガンマ線、X線、紫外線、可視光線(光のこと)、音、
   赤外線、電波、分子、、、、、、、、

となるんだそうです。

お気づきですか?

よく「音楽」は癒し効果が高いと言われていますが、それよりも「光」、つまり「色」のほうがエネルギーが高いということには驚きです。

人間の目は、なんと100万色の色を識別できるんだそうですよ。
たとえば「赤」といっても、ワインレッド、朱色、茶色がかった赤などなど。。。

「色」は、あまりにも当たり前に存在しているが故に、あまり気にとめません。
でも、「色」を教育に取り入れることで、「違い」を理解し、最終的には、「人もみんな違うんだ」ということを学べると、講師の方はおっしゃっていました。

で、この「色」ですが、興味を持ち始めるのは5歳ころ。
ところが、「形」は3歳ころに興味を持ち始めるんだそうです。
なぜんこんな違いが?

形は思考に訴える
色は感情に訴える

ということなんだそうです。

人間は生まれて、まず「母親」という「形」を認識しないといけません。生きるために。だから、色より形の方に先に興味を示すんだそうです。納得


で、今までそんな風に考えたこともなかったけれど、人は「色」を身にまとっています、常に。
洋服の色、髪の色、アクセサリーの色、靴の色 etc...

「色は感情に訴える」と書きましたが、この身につけている色が、相手の感情に訴え、印象が決まるというわけです。

第一印象は6秒で決まる

これは科学的に認められているそうです。

「はじめまして。私は○○○○です。」と自己紹介をしているうちに、その人の印象派決まるということ。それは「色の仕業」ということです。


なんだか長~く、長~くなりそうなので、続きは次回。

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