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ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

安倍首相、所信表明演説『郵政民営化』は協議やり直しを..

2006年09月29日 21時38分54秒 | 格差社会と政治
安倍首相の「所信表明演説」で、『郵政民営化』については平成19年10月を目指して継続する。との意思を表明した。
これを聞いた小泉純一郎議員は手を叩いて喜びを表したが、隣席に座る森前首相は小泉議員にいちべつを加えただけであった。

郵政民営化問題は、
議席を伸ばした自民党に重大な不安要因を与え、公明党には昨年の郵政選挙以後は党の存在自体を危うくしてしまった事項である。

現在の「郵政民営化」へ向けた進行は、小泉改革の勝利のシンボルである。
それ(郵政民営化)はまた、
国民の意思を無視し(第2次世界大戦を始めた原因と同じ)ファシズム日本 を確立するための原動力となっている。

『郵政』という国民の泉を奪われたままでは、日本の民主政治は弱体化し、国民は決して勝利の美酒を味わうことはできない。
なぜなら、
郵政事業(郵便局等)は30年前から国民の手の内にあったのだ。
しかし小泉政権は国民からそれを奪い、拝金主義の金の亡者(もうじゃ)に渡そうとしている。

郵政を再び国民の手に返さない限り、安倍首相の述べる『美しい国』とは国民のものではなく、政治家と拝金主義者たちのものとなる。

安倍首相、所信表明演説における『集団的自衛権』の危険

2006年09月29日 16時14分41秒 | 格差社会と政治
本日(29日)午後、安倍新首相の『所信表明演説』が衆参両院本会議で行われた。
個々の演説内容は精査するとして、演説中の 集団的自衛権(link:Nikkei4946.com) については断固拒否する。

不確実な未来に対する準備ではない。
近々では、米国との直接交渉を求めている 北朝鮮 への攻撃を目的とした法案であり、軍国化による武器製造企業つまり『死の商人』たちを儲けさせるための 危険なマネーゲーム である。

まず米国企業が利益を上げ、おこぼれを日本の大企業が受けるために 日本国 そのものを担保にして、国民を危険な状態におとしめる為の政策である。
政府にとっては大企業の利益以上に、(集団ヒステリーによって)国民全体を支配できる絶好のチャンスでもある。

小泉改革の継承者は、バカになりきることも継承しての政治手腕を見せようとしているらしい。


● 2006.10.5 追加:
 タイトルが強烈なためトラックバック公開に替えて....
 トラックバック> 死の商人 (軍事関連ピックアップワード)

回想: こんな優越感もあるのか(ドライブ編)

2006年09月29日 11時57分17秒 | Weblog
15~6年ほど前だったか、
その頃は車で遠出をするのが好きだった。月に数回は横浜から奥多摩方面へ出かけていた。
あるとき、現地でゆっくりしすぎて帰りの時間が遅くなった。山の中はみるみる暗くなる。
私の車を先頭にして十数台が市街地へと向かっていく途中、(来るときにも通った)一車線道路の手前まで来た。
山肌を通る1Km(?もっと?か?)ほどの一部区間だけが一車線道路となり、両方の出入り口に工事用みたいな簡単な信号機が置いてあり、交互に通行する区間だ。
遙か前方を青信号で進入していく車のランプが見えたが、残念、私がたどり着く数十メートル手前で信号は赤に変わった。

私が信号が青に変わるのを待っているときだった。
数分後に後続のタクシーがクラクションを鳴らし、ライトをパッシングさせて「行け!」とせかして来た。
信号は赤なのに、進入してたまるか!と無視していると、今度はタクシーの後ろの路線バスがクラクションを鳴らしてきた。
それをきっかけに、後続車が一斉に「行け!」とばかりにクラクションを鳴らした。山中に響き渡るほどだ。
仕方がないので、赤信号表示のまま一車線道路に進入し、後続車両を先導するかのように車を進めた。

道路の中程まで進んだ頃だろうか、
電飾ギラギラにしてものすごく存在感のある車両が向かって来るのが分った。
「アチャーー、どうするんだよ!!」私は心の中でつぶやいた。後続車両は十数台。もう戻ることはできない。

威圧感のある対向車は私の車の真ん前に停まり、そのグリングリンと『赤色灯』を回したパトカーから二人の警官が降りてきた。

一人の警官が窓越しに、
「信号は赤なのに入って来たらダメじゃないか!」と言うので、私は「後ろの車にせき立てられて..」と答えると、あっさり「じゃぁ、行って良いよ」とパトカーを山肌一杯に寄せて私を通し、私の後ろに停め直した。
その間、後続車を見ていると、キップを手にしたもう一人の警官に皆が免許証を渡しているのが見えた。

真っ暗な山道をたった一台で悠々と車を走らせながら、なぜか嬉しさが込み上げてくるのだった。ムフフフ...。