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ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

自民党総裁選挙 立会演説会

2006年09月09日 19時38分05秒 | 格差社会と政治
次期自民党総裁選の立会演説会の様子が報道された。
3候補の主張に耳を傾けたが、どうにもキレが無い。

かって、日本国民を震撼させた小泉節のような強烈な印象を感じさせない。
安倍氏の総裁就任は堅いが、周り(財界)がよほど強力に風を起さなければ安倍旋風は起こりそうもない。
ただし前回の小泉旋風では、
まともな国民ほど裸にされほとんどが病気/病死にさせられてしまったから2番「風邪」は不要かもしれないが....。


【 教育法改正/教員免許更新 】
安倍氏の演説では「教員の免許更新」も話題にあった。
政府にとって都合の良い教員を選抜する事が目的だろう。

安倍氏は51歳。かつて団塊の世代が燃えたインテリ層による学生運動の残り火を受けた年代であろう。
当時の学生運動では中国の「毛語録」を手にすることがいわゆる「トレンディ」であったかと思う。

その「毛語録」を使って中国の共産化革命(文化大革命)を起した毛沢東は、
医者や資本主義で成功した金持ちなどのブルジョア集団だけでなく、政府思想に合わない教師らも遠地での農家従事などに追放した歴史があっただろう。

最も重要な教育まで政府支配としたことで、国内文化や技術の進展は立後れ、元々の自由思想社会に戻すためにはいまだに大きな障害を残していることと思う。

ただし、中国からは外国人である私から見れば、毛沢東は唯一、中華民族の言語統一(共通語の普及)に重要な寄与を残したと見える。

しかし日本の政府による教育(教師)支配では、戦時中の教育同様に負の遺産しか残さないのではないかと心配している。
いや、
日本の動向を注意深く見続けて来た私は 心配ではなく確信 している。