goo blog サービス終了のお知らせ 

ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

自民党総裁選挙 公示迫る

2006年09月08日 00時26分12秒 | 格差社会と政治
2005年の衆院選挙で、国民を誘導する情報操作に味をしめた政府・自民党には、事ある毎に Blog 等での批判記事に対応した姿勢が見え隠れして全く信用がならない「党のイメージ」を感じる昨今である。

だが、現職総理を持つ党の総裁選挙となればなにがしかでも云ってやらなければなるまい。
NHKの記事によると、
安倍氏は「特定の人のための政治ではなく、まじめに汗をかき、家族を愛し、地域をよくしたいと思っている人のための政治をしていきたい」
との意思を表明している。
しかし、
「特定の人々(政財界)の為の政治を行い、真面目に働く者を一層悪い状況に追い込む」政治を行って来た小泉改革路線を踏襲しては、安倍氏がやりたいと云っていることと、安倍氏が置かれるだろうしがらみとの間に矛盾が生じる。

権力を貪る寄生議員らの支持の他、安倍氏には小泉総理より穏和であろうと希望を託す議員や国民からの支持を得るだろう。
しかしはっきり言うが、波はさらに悪い方へと向かっている。

日本が向かう方向は、真面目に働く者にとって、また社会の助けを必要とする人々にとっては、もっともっと悪い状態(国)になるだろう。

唯一流れを変える可能性を持つ者は 谷垣氏 である。
なぜなら、
谷垣氏は真っ先に総裁立候補を宣言し、真摯に自分を主張してきた。
安倍氏も麻生氏も 勿体ぶってずっと後から立候補を表明したが、その前には先に世論を操作し、自分自身をアピールする行動を行い、その姿勢には(実は)まったく 誠実さがなかった。
だからこそ、谷垣氏の誠実さが浮き立っていた。

不誠実なリーダーが絶対的な権力を持つ組織からは 誠実さや良心 から生まれる結果は現れない。
滅亡する組織(国家)の条件である。
存続の為には さらに不誠実なリーディング(牽引)や支配を行わなければならない。
そしてその結果は、いま日本が仮想敵国としてミサイル配備の理由に挙げている国と同じになるだけであろう。