万葉集ブログ・1 まんえふしふ 巻一~巻八

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1402 作者未詳

2009-11-03 | 巻七 比喩歌
殊放者 奥従酒甞 湊自 邊著經時尓 可放鬼香

こと放(さ)けば 沖ゆ放けなむ 港より 辺著(へつ)かふ時に 放くべきものか


「(恋人へ)言葉を放ち、はるか沖へ遠ざかって。港から、たびたび(岸に)着く時に、(再び言葉を)放つべきか」