万葉集ブログ・1 まんえふしふ 巻一~巻八

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0846 小野田守

2008-04-25 | 巻五 雑歌
可須美多都 那我岐波流卑乎 可謝勢例杼 伊野那都可子岐 烏梅能波那可毛 ≪小野氏淡理≫

霞立つ 長き春日(はるひ)を かざせれど いやなつかしき 梅の花かも ≪小野氏淡理≫


「霞がかかる、長い春の一日。(ウメの枝を)髪に挿して。しかし(私が)心惹かれるのは、ウメの花である」 ≪小野田守≫