遠江守櫻井王奉天皇歌一首
九月之 其始鴈乃 使尓毛 念心者 所聞来奴鴨
九月(ながつき)の その初雁(はつかり)の 使(つかひ)にも 思ふ心は 聞こえ来ぬかも
遠江守・桜井王が、(聖武)天皇に奉る歌一首
「9月、ガンの一行の第一弾が飛来します。(そのガンはあなたさまがよこした)使者として、(わたくしを)思いやってくださる(あなたさまの)御心が、(わたくしに)届かないものでしょうか」
九月之 其始鴈乃 使尓毛 念心者 所聞来奴鴨
九月(ながつき)の その初雁(はつかり)の 使(つかひ)にも 思ふ心は 聞こえ来ぬかも
遠江守・桜井王が、(聖武)天皇に奉る歌一首
「9月、ガンの一行の第一弾が飛来します。(そのガンはあなたさまがよこした)使者として、(わたくしを)思いやってくださる(あなたさまの)御心が、(わたくしに)届かないものでしょうか」