92歳・老大娘の日記

晩年を生きる

「齢」

2019-03-25 19:00:53 | 思うこと

私の好きな写真・鎌倉文学館への道

十数年前は歩いてここを訪れました。今は無理となりました。

吉沢久子さんが101歳で亡くなられました。ご冥福を祈ります。

この2冊を読んだころは70代初めころ。

82歳も92歳も自分のことではないと思っていました。

それがこの年齢に近付き、或はそれ以上になり

漸く老いを理解できるようになりました。遅すぎですね。

大袈裟ですが今の私は、「身体」と「精神」のギャップが納得し難い。

「心有余而力不足」中国の諺言です。気持ちはあるが力不足の意。

この力とは身体的なもののほか、技術等の意味もありますが・・・・

「老い」に抗うことができないこと頭ではわかっていても

凡人の悲しさ、すっきり納得できるまではまだ少し時間がかかりそう。

「仕方のないことは言わない」とどこかで知りましたし、

老いるのは「自然の摂理」とわかっていても・・・・