週末に訪れた友人のビストロ「ビストロ・アンバロン」。
西麻布にあり決してアクセスが良いとは言えないけれど、美味しいビストロ料理と店主が選ぶワインとチーズのセレクションが人気で、リピート客で混み合っている店。
震災後も義援金を募るためにさまざまなメニューやプランを考えていて、この厳しい時期に頭が下がる思い。
先日のランチで前菜にいただいたのは「フロマージュ・ドゥ・テット」。
説明ではどうもフロマージュ(チーズ)とは違うようだったけれど、半分名前にひかれて頼んでみると、出てきたのはいわゆる「ジャンボン・ペルシエ(ハムとパセリのゼリー寄せ)」。
しかし、ジャンボン・ペルシエとは違って軟骨なども使われているようで、こりこりした歯ごたえが気持ちよい。
あとで調べてみると、名前がテット(フランス語で頭)なのは、本来は豚の頭なども使ってじっくり煮込んだものをゼラチンで固めてあるから、とのこと。
いかにもフランスの田舎のビストロで出てきそうな美味しい地方の一皿で、お気に入りの一品になりそう。
くり返し訪れるリピーター客(=友人達)のために、毎月新しい料理やデザートを考えてくれるこのビストロ。
リピーターの一人として、これからも宣伝していきたい。