甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

オッサンよ、心を開け! まわりを見よ! 自分をふり返ろう!

2023年12月13日 16時53分39秒 | 私たちの社会・世界

 人として生まれてきたからには、いろんな人に出会わなきゃダメだと思っていました。

 今、くたびれたオッサンになってしまって、誰かに声をかけることはものすごくハードルが高くなっています。

 うちの奥さんにでさえ、向こうが気づかなければ、いつ声をかけよう、このまま知らんぷりしてついて行こうか、それとも出会ったふりするか。彼女が不安でいるのか、何かに集中しているのか、そんなこともわからなくて、自分のペースで、そのうち気づくだろう、なんて言い訳して、しばらく様子を見たりするかもしれない。そうなると、うちの奥様はカンカンになりますね。「どうして声をかけないの!」と、叱られるでしょう。

 いや、そうじゃなくて、何となくボンヤリしていたとか、いや、ちゃんと声をかけようと思ってたとこなんだとか、言い訳するでしようか?

 たぶん、しないです。ただ小さくなっているだけです。ただボンヤリしていて、声にならない声ではない、モヤモヤとしたものは出てたんですけど、それは声ではなかった。気配は出てなかったかな。たぶん、出てないな。紛れようとしていたかもしれない。

 そうして、本当に声を出さなきゃいけない時に、声は出なくなっています。「あっ」という声さえ出ないのです。

 さあ、岬の先端で叫んでねって、どんな人に頼まれても、言葉は出ないのです。ギャーッというのも出ない。となると、子どもたちがただそこにいるだけでギャーギャーうるさいのは貴重だったのだと思えてきます。

 子どもたちは、ただそこに群れているだけで、何だか声とも、言葉とも、大きな音ともいうような、騒がしさを持っています。よくは判別できないけど、言葉のような、よくは聞こえない雑音を発しています。

 それなのに、オッサンは相手をバカにするような、非難するような、皮肉めいたことしか言えない。

 「あんた、頭悪いね」「あんた、何度も同じこと言うね」「あんた、オンナだろ、女らしくしろよ」「あんたの顔なんか見たくないよ」などなど、

 どうしてオッサンは、わざと(なんだけど、自然に)他人に対して批判・非難・不平が言えるんだろう。もっと素直に自然なことが言えないんだろうか。

 たぶん、言えないね。いつもはブスっとしていて、自分に利益のある時だけクンクン鳴いて、あとは知らんぷり。意味のある言葉は言わない。言えない。

 オッサンよ、もっと自然で、人をうっとりさせるような、優しい言葉が言えるようになろうよ。すぐにことばをかけられるような、他人への配慮の気持ちを磨こうよ。反省ばっかりだ。

 明日から、どれくらい実践できるか、いや、今夜からでも実践してみたい。でも、すぐにお酒に逃げ込むのか? ああ、オッサンは、救いようがないのか。そうかもしれない。

 オッサンよ、他人への思いやりできてるか、考えてみようよ。


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