甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

二見しょうぶ園 大賀ハス

2014年06月29日 21時22分21秒 | 三重・熊野さんぽ
 きのう、大阪に出かけた妻は、「どこか近くへ行こう」と言います。私は、特に予定はなかったので、8時くらいから久しぶりに晴れたので、庭仕事をしていました。草が伸びていて、これを何とかしなければならなかったのです。

 でも、奥さんの提案とあれば、いかねばなるまいと、久しぶりに伊勢市の二見・しょうぶ園に行くことにしました。ハスが咲いているということでした。

 23号線をチンタラ走りました。追い越し車線を世の中の皆さんは伊勢方面へどんどん走っていきますが、私たちは60キロくらいで走りました。急ぐ旅ではないし、何だかチンタラ走りながら、奥さんとのんびりお話をしたい気分でした。とはいえ、私から何か話題を持ち出すのではなくて、全部奥さんが何か話題を提供してくれます。それに適当に「はーっ」「へーっ」「ほーっ」と返事をするくらいで、まるで頭がカラッポでした。まるで思考回路がつながっていなくて、すべての回路がオフになっています。まあ、1日のたいていの時間がオフになっていて、ほんの一瞬だけつながるか、つながらないかという、頭脳の危ない状況です。



 二見浦を抜けて、アッカンベーあざらしの水族館を横目に、海が見えたと思ったらすぐに右に曲がり、しばらくしたら松下集落で、ここに松下社というお社があります。そこを抜けると、二見しょうぶ園で、しょうぶはもう終わっているけれど、ハスを楽しみにして、クルマを降りました。



 産直の建物の横から、庭園に入ります。すると、すぐ目の前がハスでした。ここにハスがあるのは知っていましたし、どれくらいの規模というのも予想はついていたのに、このハスが一斉に開いているのを見ると、これが極楽というものかと思いました。でも、かなり暑いので、伊勢の二見のしょうぶ園に来て、たくさんのお客さんと一緒にハスを見てるというのはすぐにわかります。お昼も過ぎていたので、お腹も減っていましたっけ。





 そうでした。ハスの前に産直に入ったのは、オニギリか、パンか何かを買って、それを持ち込んでベンチで食べようという気持ちがあったんでした。けれども、すでにめぼしいものは買い尽くされていて、元気のない焼きおにぎりと、サンドイッチがいくつかあっただけで、何だか買いたい気持ちになりませんでした。だから、空腹のままのハス見物でした。







 どの花も、見事にキレイで、散りそうなのも、シャワーカラン状態になったのも、これから咲きそうなのも、大きな葉っぱも、みんなでハスの池を盛り上げている感じです。だから、「すごいねえ」と感嘆するしかありません。でも、折角だから、しょうぶとあじさい見てこようと、奥に入り込みます。すると、お客さんがいなくて、しょうぶもなくて、虫取り網をもった親子連れと、ベンチで何か食べている家族と、私たちのような中年夫婦と、あとはチラホラで、せっかくのお散歩コースも、何だかさびしい感じです。





 でも、ウグイスと、泥ガメと、鯉たちと、アメンボと、どじょうと、小さな魚たち、などなどがいて、梅雨の時期の生命の輝きを感じることができました。日射しはサンサンと降っているのに、風もあるし、山から吹いてくる風もさわやかで、それでも、日かげを選んで歩いて、ふたたびハス池にもどり、どこから見ても見事なハスに満足して、帰ってきました。いやはや、6月の真っ昼間にお散歩できるなんて、やはり木陰があるからできるんですよね。ずっと太陽に照らされていたら、すぐにダウンしてしまう。

 空腹には慣れて、自販機でチェリオブランドのパインソーダ、500mlが120円を買って、これまた大満足して、お腹が水分で満たされたものでした。何となく、レトロな味わいで、こんなレトロなジュースが今時あるんだなと、つまらないところで感心しましたっけ……。



★ 2015年の夏至の朝、夫婦岩から朝日は昇ってきたそうです。そして、那智勝浦町から富士山が見えたということでした。冬に見えるというのは聞いたことがあるけれど、こんな暑い、湿気の多い日々でも見えるんですね。たいしたものだ。

 私は、夕焼け専門で、朝日は見ることができていません。けれど、土曜日は朝、散歩をしましたけど……。


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