甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

みかん、ミカン、買いに行こう!

2022年11月04日 08時49分31秒 | 三重・熊野さんぽ

 奥さんと三重県の南、熊野の地に行って、みかんを買って、実家やあちらこちらに送ろうと思います。

 たくさん送るから、金欠になりますけど、年に一回のことですから、まあ、それは仕方がない。

 本当はテレビでワールドシリーズも見たいけど、どっちが勝っても私には関係ないし、まあいいやと出かけることにします。

 ドライブはどんなになるのか、帰ってから写真を貼り付けます。どうぞ、お楽しみに?


 三重県の南、御浜町というところに、ここはちょうど二十数キロの石の浜の七里御浜(吉野熊野国立公園の一部です)という海岸のまん中あたりになるので、少しだけ南の島的な公園を作ったようで、私たちはたまにこちらに寄ることがあります。

 少しわざとらしいなと思いつつも、海岸でホッコリしようと思ったら、堤防のようになっている森を抜けるか、遠くから眺めるかしかなかったので、わざとらしいけど、紫外線から隠れるところはあまりないけど、何となく来てしまいます。広大な熊野灘に向き合える場所って、なかなかないのです。

 国立公園なのに、熊野古道の一つのルートなのに、垢ぬけていないというのか、人々にあまり利用されていないというのか、野放図な海岸でしたので、有り難い公園になっています。

 実は、ダムやら、採石やら、流路変更やら、いろんな人間たちの活動で海岸はすり減っているそうです。昔は人の住んでいるところから波打ち際に行くまでものすごく距離があったということでした。海岸で野球もできたくらいに、どこまでもつづく広い海岸だったようです。

 でも、石も砂も減らされている。ウミガメたちも卵を産みに来るものの、昔は浜が大きくて大変だったということですが、今では生むところがないくらいに浜はなくなっているとか……。それなのに、石ころだらけの浜を選ぶウミガメもいたりして、そのウミガメの卵を保護する施設も作ってはいますが、何となくちぐはぐな人間の活動です。自然に申し訳しながら生きていかなくてならないなんて、私たち人間というのは、困ったものでした。どうしたらいいんだろう。もう自然に申し訳ないのはずっとだし、その自然を食い尽くして止まないのが人間なのかもしれません。悲しいことですけど……。



 みかんを買いに来たんですよ。私の住んでる町の近くでも温州ミカンは採れるんですよ。それなりにおいしかったりするんだけど、年に一回だけ、親戚や実家にミカンを贈ります。それには、少しお澄ましして三重県内のブランドのミカンにしています。

 贈られた方は、フツーのミカンと変わりがないかもしれないけど、でも、私たちのこだわりで、昔住んでた町のミカンにしています。それが、昔住んでた町への恩返しになっている、というのも、私たちのカン違いかもしれないけど、でも、そういうことを最近はしています。

 私たちが、この三重県で生きていられること、とにかく感謝しなくてはならないし、私たちはこの三重県でこれからも、生きていきたいと思っています。


 みなさま、全国においしいミカンはたくさんあると思います。でも、もし気が向いたら、三重県のミカンも食べてみてください。そのミカンが新鮮でおいしいと思ってもらえると、私はうれしいです。どうぞ、よろしくお願いします。

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