甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

松の木とヤマガラ

2022年11月20日 10時32分40秒 | トリたちとともに

 昨夜から雨になりました。日曜日はずっと雨というし、大雨や風も吹くとか、荒れた天気という話でした。

 今朝起きてみたら、雨は降ってないようでした。だったら、朝は数千歩を稼ぐ時なので、チャンスと思って奥さんと出て行きました。

 日曜だから、パン屋さんは休みですし、外食チェーン店はもう朝の営業が始まっていました。けれども、お客はドライブスルーに1台と、やってきた男の人とそれくらいです。朝からチェーン店のゴハンだなんて、まあ、好きな人もいるだろうし、ごちそうのつもりで食べる人もいるでしょうか。

 実は、私も少し食べたかったりして? いや、食べてしまったら、きっと後悔すると思うけれど、若い時は何となく憧れていました。外食チェーン店のゴハンというのは、田舎じゃ食べられない都会の味だったかも。今は、どこででも外食チェーン店はあちらこちらにあるから、珍しいんだか、いっそのこと食べなくていいんだか、わからなくなりました。たぶん、食べなくていいんでしょう。もっとサッパリしたものがいいはずです。もうオッサンですから。


 人は歩いていないけど、ワンコたちは歩いていました。きかん気のビーグルは、お年寄りの飼い主を困らせつつ歩いています。よその人がいないと普通に飼い主の言うことを聞くのだと思われますが、よその人がいると混乱してしまうワンコのようでした。朝の散歩のおとぼけ仲間ですか。

 お寺のワンコはお年寄りで、トボトボ歩いていました。連れている人はジーパンはいてて、フードもかぶったパーカー姿です。まるラッパーみたいだった。落ち着いたワンコとやんちゃな坊さん(住職さん?)飼い主のコンビ、世の中はいろいろです。

 私たちは、今にも雨が降るかと、水滴がポツリと来るとドキドキするけれど、とりあえず傘もあるし、いつものコースを歩くだけでした。


 木々は色づいているし、着々と季節は進んでいます。夏ミカンはずいぶん大きくなりました。あとは色づくだけです。そうしたら、私は今年はたくさん買って、家で貯蔵したいと思いました。こんなに好きなんだから、そりゃもう、好きなだけ食べられるように。

 白菜も大きくなってました。ニンジンの葉はとんがってピンとはねてるし、大豆は刈り取られたところもあれば、ホッタラカシのところもあって、おうちの事情で今は待機させられてたりします。あとしばらくしたら、麦のシーズンになるんでしょう。麦がこんなに大事な食物だなんて、今まで意識して来なかったけれど、ロシアの侵略以降、世界は麦を欲しているし、もちろん、日本でも麦は大切だし、私は国産小麦の品物を買うようにしてたりするものだ、と思えるようになりました。


 というのをボンヤリと感じながら、日曜の朝をかみしめていました。雨はとりあえず大丈夫の様子。

 ヒノキがまだらに枯れているのを見かけて、ヒノキも落葉するもんなんだろうか、それとも変な病気かな? あれ、松はもう冬だから、そんなに元気ないよなあと思っていたら、松の木の上でヤマガラたちが呼び交わす声がしました。

 1羽だけではなくて、たくさんの集団になって松の木で何かをついばんでいるようです。松の木に群がるヤマガラというのは珍しくて、しばらく見上げていました。写真が撮れないのはいつものことで、家に帰ったら図鑑見ながらペイントで描いてみようと思えるくらい、ヤマガラたちをしばらく見ることができました。

 ただのそれだけ。

 でも、トリたちの様子は、私たちに何とも言えない気分を与えてくれます。今日の日曜、1日雨というけれど、とりあえず何かやれそうな、やらなきゃいけないような気分にさせてもらいました。ありがたいことでした。

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