先ずは昨晩のNY…
・米早期利上げへの懐疑的見方も根強く、再びドル売り優勢…
・フィッシャーFRB副議長インタビューが休日中に伝わり、副議長は「雇用と物価は目標に近づいている」と発言で、東京時間にはドル高が優勢
・先週からFOMCメンバーによるタカ派な発言が相次ぎ、金曜日のイエレンFRB議長のジャクソンホールでの講演に向けて思惑
・海外市場に入ってドル高の動きが弱まり、ドル売りに転じる。
・イエレン議長が9月の利上げの可能性を明確には示唆しないとの見方が根強い。
・FRBは何も急ぐ必要はなく、現段階では利上げについて曖昧にしておくのが最善策
・ポンドのショートカバーが強まる。
・さすがに行き過ぎとの見方から一旦、対ユーロでのポンドショートの解消を推奨する声も
・英政府がEU離脱問題で落ち込みが予想される英経済に対する対策として、住宅市場の刺激策を用意しているとの報道
・英政府が資金を拠出し、中小の住宅建設会社などに融資し、住宅市場を活性化するというもの
・その報道もポンドの買い戻しを誘った
政府が編成する2016年度第2次補正予算案…
・経済対策の歳出は一般会計で3兆9871億円
・東日本大震災復興特別会計などを含めると4兆5221億円
・財源の不足を補うため建設国債2兆7500億円を追加発行
・事業費28兆1千億円に上る経済対策の第1弾として24日に閣議決定し、9月召集の臨時国会に提出
・1億総活躍社会の実現加速に総額7137億円。
・子育て・介護の環境整備は2770億円。
・低所得者に1万5千円を配る給付金に3673億円。
・21世紀型のインフラ整備に総額1兆4056億円。
・訪日観光客の誘致に1001億円。
・農林水産物の輸出促進などは4317億円。
・財政投融資を活用し、リニア中央新幹線に1兆5千億円。
・整備新幹線の建設に8279億円を追加。
・英EU離脱問題への対応や中小企業の支援に4340億円。
・資金繰り支援に1539億円。
・地方創生の推進に1625億円。
・震災復興と防災強化には1兆9688億円。
・熊本地震の復旧・復興に4139億円。
・東日本大震災に5456億円。
ファイザーがバイオのメディベーションを約140億ドルで買収合意…
仏サルコジ前大統領が来年の仏大統領選に向けた予備選に出馬する意向を固めた…
本日の経済指標は、黒田サプライズの有無と、欧米指標次第では、大きく動く可能性も…
12:00☆白井前日銀審議委員、記者会見
12:45?20年国債入札(1兆1000億円)
13:00☆黒田日銀総裁、あいさつ
14:00↓↑↓→シンガポール消費者物価指数(7月)
結果-0.3% 予想0.1% 前回-0.7%(前月比)
結果-0.7% 予想-0.5% 前回-0.7%(前年比)
15:00↓スイス貿易収支(7月)結果29.3億スイスフラン 前回35.1億スイスフラン(35.5億スイスフランから修正)
16:02↓↑製造業48.5(予想48.8、前回48.6)、非製造業52.0(予想50.5、前回50.5)と強弱がまちまち
16:30→↓ドイツ製造業PMI・速報値(8月)結果53.6 予想53.6 前回53.8
16:30↓↓ドイツ非製造業PMI・速報値(8月)結果53.3 予想54.4 前回54.4
17:00↓↓ユーロ圏製造業PMI・速報値(8月)結果51.8 予想52.0 前回52.0
17:00↑↑ユーロ圏非製造業PMI・速報値(8月)結果53.1 予想52.8 前回52.9
20:00→→トルコ中銀政策金利 結果7.50% 予想7.50% 現行7.50%
・翌日物貸出金利は8.75%から8.50%に引き下げ。
・翌日物借入金利は7.25%に据え置いた。
・いずれも市場予想通りの結果だった。
20:48!クーレECB専務理事がジュネーブでのコンファレンスで発言…
・成長は上昇しているが、まだ望ましいほどではない
・信頼感の創造のために、成長の潜在能力を高める必要
・ユーロ圏成長にはEMUの構造改革の施策が必要
・一層の刺激策でより広範に副次効果が表れてくるだろう
21:00→ハンガリー中銀 政策金利を0.90%に据え置き(予想通り)
23:00↓↓ユーロ圏消費者信頼感・速報値(8月)結果-8.5 予想-7.7 前回-7.9
23:00↑↑米国新築住宅販売件数(7月)結果654千件 予想580千件 前回582千件(592千件から修正)
販売件数 65.4万件(58.2万件 年率換算)
中間価格 29.46万ドル(31.05万ドル)
平均価格 35.58万ドル(35.35万ドル)
在庫水準 4.3ヵ月分(4.9ヵ月分)
・予想を大きく上回る数字となり、在庫水準も大きく低下し
・販売件数は2007年10月以来の高水準と、かなり強い数字ではあるものの市場の反応は鈍い
・米住宅市場の好調さは既に織り込み済みということもあり、好調な数字が出ても、このところ市場の反応は鈍い
・ドル円は100円近辺での推移の一方、ユーロドルは1.13台前半で指標発表前とほぼ変わらず!
02:00 米2年債入札(260億ドル)
・米主要企業決算:ベストバイ↑