goo blog サービス終了のお知らせ 

むらすずめのおやど

毎日の暮らしの中で気づいたこと,感じたこと,読んだ本や見た映画の感想など何でもおしゃべりします。

栄養疫学の話 ②

2025-02-21 20:19:49 | Weblog

栄養疫学入門の第6回と第7回です。

第6回は「お酒に適量はあるか」がテーマでした。

毎日日本酒を1日1~2合か、ビールを1~2本を飲んでいる人がかかりやすくなる病気は食道がんと大腸がんです。肝臓がんはそれほど多くないそうです。

かかりにくくなる病気は心筋梗塞と脳血栓です。アルコールの中のエタノールが血液中の血栓をできにくくするそうです。

赤ワインには抗酸化物質があるので健康に良いといわれていますが その効果はわずかだそうです。

したがって、お酒の種類は健康には関係なく、食事を楽しむためのお酒なら何でもよく、おつまみに低脂肪チーズや野菜、果物などを工夫して飲むのがいいそうです。適量はないのが結論です。

第7回は「早食いは太るか」です。答えは太るです。

早食いをすると肥満になる確率が高いので子供の時から食事はゆっくり食べることを教えてほしいそうです。

太ると高血圧になって中性脂肪も増えLDLコレステロールも増えます。さらに糖尿病になりやすいそうです。

食事は誰と食べるか、何分かけて食べるかでかわりますが、ゆったりとした気持ちでゆっくり会話をしながら食べるのがいいそうです。

 


2月も中旬を過ぎました。

2025-02-17 10:54:24 | Weblog

2月も中旬を過ぎました。2月は逃げるといいますがそのとおりです。

最近は少し暖かい日が続いて白梅のつぼみも膨らんできています。

例年なら、梅が数輪咲いているはずですが今年は寒かったためか開花が遅れています。

さて、先日、1999年制作の映画、ロビン・ウイリアムズ主演の「アンドリューNDR114」を見ました。現在は、AIがいろいろ活躍し話題になっていますが、その前の映画で、少し先の未来が設定です。いろいろ考えさせられます。

「そう遠くない未来のある日、マーティン家にやってきた家事用メカNDR114は次女アマンダがアンドロイドをアンドリューと聞き間違ったことからNDR114はアンドリューと命名されます。最初は普通のロボットでしたが、アンドリューに反感を持つ長女の命令で二階から飛び降りた時のショックで感情が目覚めたのです。その後、アンドリューは、家族の人々との交流を通して人間的な感情を学び、心を持つようになります。創作技術があるので時計や家を作って、かなりの収入を得ていました。本もたくさん読んで知識を得るようになると、自由を求めてマーティン家を出て自分で家を建て、そこに住みます。やがて仲間を探しに出かけるのです。

その間にマーティン家の人々は年を取って次々に亡くなっていくのです。

原題はアシモフの「bicentennial man (200歳の人)」です。

親しい人の死に立ち会ってもロボットは涙を流せないのです。年取って死ぬことはなく若い姿のままなのです。

やがて、アンドリューは仲間のロボットを見つけますがそれを作った科学者に人間の外見を作ってほしいと頼み、人間の姿にしてもらいます。

次女アマンダの孫のポーシャと出会って、結婚したいと思うようになって・・・

結局は人間の臓器をいれてもらって自分の体に寿命を与えます。裁判で人間と認められ、過去最高の200年を生きた人間として満足して死んで行くのです。年取ったポーシャと一緒に。

長生きをして生き永らえても知った人が一人もいないと寂しいことでしょう。不老不死は人間の夢ですが、死ねないのもつらいでしょう。

手塚治虫氏の「火の鳥」に死ねない男の話がありました。


雪の日が続く

2025-02-06 16:30:42 | Weblog

2月4日立春の日から雪の日が続いています。

4日の朝は雪が塀や屋根、木の枝の上に2センチくらい積もっていました。お昼過ぎても雪はチラチラ降っていましたがいつの間にか積もった雪は消えました。ところが次の日5日に外を見るとまた雪が同じように積もっていました。今度は3センチはありました。

最低気温もマイナス1度で一日中寒い日でした。そして今日6日、外にはやはり雪がつもり5センチはありました。

時々チラチラ雪が降っています。雪が積もって寒い日はいつまで続くのでしょう。

 

 


栄養疫学の話

2025-02-04 18:33:12 | Weblog

NHK R2金曜日8時半 「カルチャーラジオ・ 科学と人間 ・食と健康をつなぐサイエンス・栄養疫学入門」 がおもしろいです。佐々木敏(さとし)氏が講師です。

健康であるためには食生活が大事ということで、毎回 食べ物と病気の因果関係を教えてくれます。

例えば第1回では、イギリスのある時代で、コレラは井戸水が原因だったということ、世界で心筋梗塞が多い地方の人は飽和脂肪酸の入った食べ物をたくさん食べていたということです。

健康的な食生活のためには①野菜をたっぷり ②豆類をたっぷり ③果物ナッツ類をたっぷり ④穀類をしっかり ⑤飽和脂肪酸を控える ⑥肉は控えめ ⑦乳製品も控える ⑧酒はモデレートに(適宜に)だそうです。

第3回では、栄養健康情報はここで歪む・情報バイアスという落とし穴を知りました。

例えば牛乳はカルシウムが豊富で栄養がありますが飽和脂肪酸があるということはあまり知られていません。

しらす干しもカルシウムがあっていいのですが食塩が多いのが欠点です。

私達消費者は牛乳もしらす干しもいいと思っていますが、欠点には気づいていないのです。

自分にとって都合の良い情報を都合の良い方に取り、不利な情報は聞かなかったことにします。これが情報バイアスだそうです。

第4回ではコレステロールと油の関係について、知りました。

飽和脂肪酸が多い牛肉や牛乳はたくさん摂るとコレステロールが高くなり、心筋梗塞になりやすいそうです。

植物油なら、てんぷらや炒めものなどで、たくさん摂ってもいいそうです。ただパーム油は摂取しては良くないと言われました。

アルコールのとりすぎと糖質のとりすぎで中性脂肪が高くなるそうです。

第5回は、減塩の必要性についてです。

食塩は体に必要な栄養素のひとつで、一日に1.5gは必要です。しかし、実際はもっと多く摂取しています。

1日に5gまでいいことになっています。WHOのガイドラインは5g未満ですが、厚生労働省の目標は、男性は7.5g未満、女性は6.5g未満だそうです。

塩分を摂りすぎると、高血圧になり、 胃がん、心筋梗塞、脳卒中になるそうです。

高血圧はサイレントキラーと呼ばれているそうです。

日本人の命を奪うものとして①食塩 ②全粒穀物 ③果物が少なすぎる があり、食塩は1位に挙げられています。

血圧は一生かけてじわじわあがっていくもので、減塩の効果は10年後や20年後、30年後にわかるので子供は高血圧にならないように、子供の時から薄味が美味しいという舌にしておくことだそうです。


「ブラック・ジャック」も大好き

2025-01-23 18:06:10 | Weblog

手塚治虫氏原作の「ブラック・ジャック」の漫画もアニメも好きです。

テレビアニメは63話あるそうですが、全部見ました。

アニメ映画「ブラックジャック ふたりの黒い医者」もおもしろいです。ブラック・ジャックのライバルの、ドクター・キリコが登場します。ドクター・キリコは安楽死専門の医者なので、ブラック・ジャックが患者を手術しようと予定していてもその前にその患者の依頼を受けるとキリコは患者を安楽死させるのです。二人はお互いを敵視していたのですが、この話では、お互いに助け合っています。ブラックジャックの命が危ない時はキリコはブラック・ジャックをうまく逃がし、キリコがけがをしたときはブラックジャックが手当てをし、最後は二人一緒に島を脱出しています。

「ブラック・ジャックOVA」が見ごたえがあります。全部で12話あって、原作をもとにして展開されるオリジナルストーリーです。原作とは一味違った作画と演出で、やや大人向けの内容で手術シーンはリアルで見事です。

絵は劇画風でブラックジャックはかっこよく、ピノコはかわいさ・幼さが少なくなり、手術の助手としてよく働いています。

ブラック・ジャックの活躍の舞台は世界中に広がり、彼は紛争や内乱のある国に行って難民キャンプで大勢のけが人を治したり、設備の整っていないキャンプで依頼された少女に難しい手術をしています。北朝鮮と思われる国や南米のある国に行って国のトップの手術をしています。

① 流氷 キマイラの男 ② 葬列遊戯 ③ マリアたちの勲章 ④ 拒食 二人の黒い医者

⓹ サンメリーダの梟(ふくろう) ⑥ 雪の夜ばなし・恋姫 ⑦ 白い正義 ⑧ 緑の想い ⑨人面そう  ⑩ しずむ女 ⑪ おとずれた思い出 ⑫ 美しき報復者

この中で⑧ 「緑の想い」に特に感動しました。ある国の村で4500年も生きてきた大木が今まで地震の時や干ばつの時に村人を何度も救っていて、「守りの樹」と呼ばれていました。ところが、幹線道路を作ることになり、この大木はついに切り倒されることになります。

その村出身の少年ロレンスはロンドンの寄宿舎学校に行っていたのですが、体中に緑の芽が生え、眠気が起こり、息苦しくなります。兄が心配してブラック・ジャックに診察してもらいましたが、ロレンスはピノコと一緒に行方不明になって・・・自分の村に帰って大木のところにたどり着きます。そこでブラックジャックたちに見つかってロレンスは緑の芽の摘出手術を受けます。10日経って包帯が取れた時、ロレンスの体にはまた緑の芽が生えていたのでした。

大木が倒されるとき、ロレンスは大木と約束したことを思いだして、大木の下に行って歌を聞かせます。

2年前にロレンスは山で迷い、がけから落ちて骨折して動けなくなっていた時、この大木のうろを見つけてその中で3日過ごしたことがあったそうです。その時大木と約束したのです。聖歌隊に入ってきれいな声を聞かせていたロレンスを大木は知っていて、「最後だから、どうしても君の歌が聞きたかった」といいました。

歌が終わると 大木は安心したのか納得したのか 葉を飛ばし始め、どんどん葉は散って、幹が崩れ、大木が倒れていきました。


大寒になりました。

2025-01-20 18:32:25 | Weblog

大寒ですが意外に暖かく、室内で11℃もありました。最高気温が11℃くらいで3月並みの気温だそうです。

池の鯉も珍しく隠れ家から出てきていたので、今年になって初めて餌をやりました。

餌はいつもの量ですが、食べるのに慣れていないようでした。まだ水が冷たくて寒いのかもしれません。

蝋梅の葉はほとんど落ちましたが、まだつぼみは開いていません。花は葉が落ちてから咲くのですが。

 


「しゃばけ」シリーズもおもしろい。

2025-01-20 14:55:07 | Weblog

畠中恵著「しゃばけ」シリーズの最新の文庫本「こいごころ」を読みました。

「寝込んでいた若だんなのもとに、妖狐の老々丸と笹丸が訪ねて来た。老々丸は力の付きかけた笹丸を若だんなの祖母・大妖おぎんのいる神の庭で暮らせるようにしてほしいという。だが、おぎんに知らせる術はない。困った三人は、名僧・寛朝の力を借りようとするが、そこでは化け狸にまつわる驚きの事件が待っていた。そして笹丸に隠された秘密とは!?」

と表紙カバーに書いてありました。この前読んだ本「もういちど」では若だんなは赤ん坊にもどってしまいましたが、早く成長して、やんちゃでたくましくなり、病弱だった時にできなかったことを次々にしていました。しかし、いつの間にか、もとに戻ってしまって 最後はいつものように寝込んでいました。

この本では、若だんなは 前のように時々寝込んでいるのです。

笹丸は妖の力が付きかけていて、この世から消えそうになっているのです。力が弱いので小さなかわいい子供、唐子の姿にしかなれません。妖たちはみんな笹丸に対してやさしく、笹丸を何とかして助けてやりたいと思っています。笹丸は狐ですが、ずっと前に若だんなにやさしくしてもらったのが忘れられずに、こうやって若だんなの夢の中に出てきたのです。笹丸は化け狸を探す事件で活躍し、狸を見つけ、立派に役に立ったと若だんなにいわれました。そのあと、みんなで楽しい宴をしていた時の最後の方で まるで初めからそこにはいなかったかのように、笹丸は消えたのです。妖たちはその場にいたのですが、失うことがどんなに悲しいか知ってしまったのです。

ほかに「おくりもの」「せいぞろい」「遠方よりきたる」「妖百物語」という話が載っていました。

どれも人と妖たちの優しさがあふれる物語でした。

柴田ゆうさんの挿絵がとてもすてきでした。特に小さな唐子の姿になっている笹丸の絵がとてもかわいいのです。


この冬初めての積雪

2025-01-10 22:35:21 | Weblog

この冬初めての積雪が8日にありました。庭がうっすら白くなっていましたが、この時は雪はすぐ溶けました。

そして9日の夕方から雪が降り始め、10日の朝には5センチくらい積もっていました。

しかし、お昼頃にはもうほとんど溶けていました。

池の鯉たちは寒いから、餌を食べに出てこないのでこの数日は餌をやっていません。

今年はまだ蝋梅(ろうばい)が咲いていません。椿も山茶花もまだです。しかしメジロの声が時々聞こえてきます。

どこに来ているのでしょう。


あけましておめでとうございます。

2025-01-04 21:25:19 | Weblog

2025年ももう4日目になりました。

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

元日からずっと晴れの日が続いています。雪も降らず穏やかなお正月です。

能登半島の地震から1年経ちましたがまだ復興が半ばです。雪がたくさん降る地域だから復旧工事も大変そうです。

今年は災害もない 暮らしやすい年になってほしいです。

新年からCDを聞き、DVDを見てのんびり過ごしています。

「ブラック・ジャック」のアニメの動画を集めていたのがあったので少しずつ見ています。

数年前にみたのですが、あらすじを忘れているので見るのにちょうどいいです。

「オペの順番」は手塚氏が書いた最後の漫画だそうです。一刻も命を争うとき、手術の順番は希少価値がある山猫、

幼い子供、金持ちの政治家という順番でした。

「命を巡る4つの奇跡」というアニメでは②の「勘当息子」と③の「U-18は知っていた」の話が面白かったです。

②の「勘当息子」では、大雪の日、車が雪で動かなくなったブラック・ジャックとピノコはやっとのことでたどり着いた家に泊めてもらいますが、そこには老女が一人だけ住んでいました。その日は老女の還暦祝いの日で、ごちそうを用意して待っていたのです。息子は3人いてもみんな仕事が忙しくて誰も帰ってきません。ところが夜遅く、男性が一人やってきます。老女にはもう一人、素行が悪かったので勘当した息子がいたのです。老女はその息子を追い出そうとしますがブラック・ジャックが止めます。そして息子の言い訳を聞くのです。すると・・・

③の「U-18は知っていた」のU-18とは1000人近くの入院患者を診ている大きなコンピューターです。 このコンピューターがどこか故障していて、「私は病気だ、ブラックジャック先生に治してほしい」というのです。コンピューターの設計者はブラックジャックを探して、コンピューターを直してほしいというのですが・・・

 


この1年ありがとうございました。

2024-12-31 23:13:18 | Weblog

この1年ありがとうございました。

いつもブログを読んでくださってありがとうございます。

今日でブログ開設から6691日だそうです。何年になるのでしょうか。

わかりませんが、細々と よく続いたものだと思います。

これからも できれば、続けていきますからどうぞよろしくお願いいたします。

皆様、よいお年をお迎えください。