弓道修行日記

このブログに、弓道修行する中で、学んだこと、考えたこと、試行したこと等を書き残し弓道修行の友とする。

離れを考えるー親指を飛ばす離れ

2009-10-08 | Weblog
 会では離れを考えないと前稿で書きましたが、離れは大切です。弓道一番の研究課題と思います。

先日、スタジオパークにバレリーナーの熊川哲也さんが出演されていました。高いジャンプ、軸がぶれないスピン、見事なものでした。

 私はこのジャンプは弓道の離れと同じと考えます。踏切り、方向、高さ、軌道、着地、これが弓道の離れと考えるのです。着地後のポーズが残身でしょう。

 どの様な離れをするかは、「理想の離れ」と言うものが無ければなりません。
それを探し、それを身につける練習をしなければなりませんが、会ではそれを考えないでただ伸び合うことの中で離れが生じ、その離れは理想の離れとなるようにすることだと考えたのです。

 そのためには離れを研究しなければなりません。離れを研究しその離れを意識しないでも出来るようにする必要があるのです。

 野球の松井選手が畳がすり切れるほど素振りをしたように、王選手が片足打法を身につけるのにどれほど練習したか、イチローがどの様な練習をしているか、素振りに素振りを重ねて猛練習をしています。
 
 そのような練習をすべきなのです。離れは素振りと同じと考えるのです。
そして会では忘れるのです。唯頑張るだけです。しかし離れは理想の離れとなるようにすべきなのです。

 私は離れに問題があります。手首が振り切れないのです。今日は手先で切っていると指摘されました。離れを考えないようにしていたのですが・・・

 今日考えた離れはフレスビーを投げる感じの離れです。フレスビーを投げるためには腕を振らなければなりません。手首もスナップを利かすでしょう。
そして肘を突くようにするはずです。
矢を前に飛ばすのではなく、後ろにフレスビーを飛ばすんです。
遠くに真っ直ぐに・・・

フレスビーの代わりに親指を飛ばす感じの離れです。
これが正しいかどうかは分かりません。

巻き藁では鋭い離れが出来たように思います。
しかし、先生の前では上手く行きませんでした。

会が持てませんでした。

「肩に重ねて、肩を回す」までしか持てないのです。先生から上に伸びるように、
弓を照らすように、左肘は立てるように、会をもう少し頑張るように・・・いろいろ指導を受けますが、会が持てないので何もできません。

先生の指導は多岐に及びました。今後はその一つ一つを練習して行こうよ考えました。自分でカルテを作って。







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