「型の完成にむかって」(浦上博子)に練習方法の一つの方法が載っていました。
P161
「会で呼吸することを考えてみます。ゆっくりと思いっきり深く二、三回呼吸した後、離さないで閉じる事を繰り返すと良いと思います。かなり根気がいるでしょうが、決して離さないことが肝腎のようです。
今は亡き石橋角蔵範士に伺った話ですが、先生が若い頃やはり早気になられたことがあったそうです。その矯正法は、的前で矢を番え . . . 本文を読む
会が持てない原因を探る
(1) 晴れの場では弓が強くなる。(法則)
自分の弓力に合った弓を知る。
巻き藁では強い弓、晴れの日は少し弱い弓、と弓を使い分ける。
(2) 平常心が保てずに筋力が落ちる。(法則)
気が散る。自己に集中できない。
(3) 晴れの場での練習、経験が限られているので、慣れていない。
(4) 晴れの場では、会を持つことが意味がないような、無駄ような、 . . . 本文を読む
引分けの研究と言うのを2009.6月頃投稿しています。
教本第一巻から
「引分け「引分け」は、打起こした弓を左右均等に引分ける動作である。「引分け」は射の運行にあたってその中心となるもので「引分け」の良否は次にくる「会」「離れ」に大きく影響する。昔は「引取り」と称していたが、射を行う場合、弓を押し弦を引いて弓を左右にひとしく引分けるのであるから、表現どおり現在は「引分け」と称している。
引分け . . . 本文を読む
会を持つ方法をいろいろ考えています。
思いつくまま書き置いて、いずれ整理しようと思います。
1.会がない射(伸び合いのない射)は弓道ではないと言い自分に聞かせる。
2.身に余る弓力の弓を使わない。
3.的中を捨てる。
4.射技を捨てる。ああだこうだは練習の時、晴れの場の射は練習で見につけた射をするだけである。
5.自己との対峙、自己に集中、宇宙の中の我一人を思う。
6.横の開きは上に伸びる伸びか . . . 本文を読む
弓友がジュラ矢で引いてぽんぽん中てています。最近竹矢を買ったので、竹矢は当たりが悪いと予想をしていたら、その竹矢も的半分下に行くと、矢所をつかんで中て始めました。外れた矢でも的の回りに近いところにあります。
私の矢はバラバラで自信を無くしています。
弓の中りでは、当然射会では上位入賞もあり得ると考えられるのですが、本人の話では「ライバルのYさんと競射して勝ったことがない。」「肝が小さいので . . . 本文を読む
2009.11月号鈴木三成会長が「中学生には弓道の魅力を早く教えよう」と題して談話が掲載されていました。
『大会の講評などでは私は次のことを強調しています。「中学生の弓道に、我々はあえて完成されたものを求めてはおりません。皆さんに荒削りでもいい、どこか魅力がある弓を見せて欲しい。的中は例え不完全でも、会の深さとか離れの鋭さとか、そうした見る者をうならせるような弓を是非追求して下さい。」』
. . . 本文を読む
現代弓道小辞典の「早気」を後学のためメモしておきます。
射術に於ける精神的な病の一つで、引き込んでまだ会に至らざるに矢を発するか、引き納まるも狙いも明らかに定まらず持満もなくして発するか、詰め・伸び等をわきまえず、発射の機の至らざるに発するものである。 早気の最大の原因は中て気と怖じ気との二つの精神的作用から来るものであるが、その他これに加わる小さな原因とも見られるべきものには、我力に余 . . . 本文を読む
以前考えた原因と対策です。他のもあります。これらを含めて原因と対策を考えて行きます。
「 先生の前で引分けるのがやっと、全然会が持てません。
離れをどう研究しても会がなければ実現できません。
会を持つ研究もしてきましたが、抜本的に考え直します。
会が持てない原因を一人ブレーンストーミングで思いつくまま書いてみます。
(1) 晴れの場では弓が強くなる法則みたいなものがある。
(2) 平常心 . . . 本文を読む
会を持つためには会で何をする必要があるのかを調べています。
会については弓道教本第一巻から三巻(あと2名未記入ですが)まで見てきました。この後第四巻、他の弓道書と調べる必要がありますが、ここで会の要約をしてみます。
会では沢山のことをしなければならないことになる。これを整理すると
(1)会の条件を満たす。
①矢束、②頬付け(口割り)、③胸弦、④縦横十文字の規矩、⑤詰合いと伸合い、⑥正しい . . . 本文を読む
現代弓道小辞典を見ていたら「稽古禁事」と言うのがありました。
求身抄に載っているそうです。
第一、弓の力過ぎたるを射るべらず。
第二、稽古の時勝負を争うべからず。
第三、酒に酔うて射るべからず。
第四、餓えたる時射るべからず。
第五、物くさき時射るべからず。
第六、鬢かかずして射るべからず。
第七、素手にて射るべからず。
第八、射るとき戯るべからず。
第九、槌うつべからず。
第十、嫁事犯すべから . . . 本文を読む
会は全然持てません。精神的問題と考えます。そこはどの様に練習したらいいのか分かりません。心理学などの勉強を進めますが、取りあえず会とは何かから究明して行きます。教本第三巻の続きです。前稿では祝部先生の「この深会を作ることに努力を積まなければ、やがては早気になり、廃弓に到着するというに到っては、苦酸もまた甚だしいのである。」という言葉が身に沁みています。私も廃弓を考え始めています。心の鍛錬か肚の鍛 . . . 本文を読む
「弦を引かないでする離れの一つの練習法ー1」で腕立て伏せ方式を提案しましたが、普通の腕立て伏せは出来ても拳にして槌打ち側で押す腕立て伏せはなかなか出来ません。
と言うことは、押す力は強く出せるが、開く力は弱いと言えます。
引分けと会は左前腕・拳は押す力を使っていますが、右前腕は開く力を使わなければなりません。ということは右は弱いと言うことでは無いでしょうか。
肘から先を紐にして肘で引っ張る . . . 本文を読む
会を持つ方法を考えるに当たって、回はどうすべきかを教本から勉強しています。今回は弓道教本第三巻を勉強します。勉強しても分かるものではありませんが、自分で練習していて工夫するときヒントになるのではないでしょうか。また、どの本も勉強した上で自分の射を考えると言う方法があるのです。逆にほとんど勉強しないで自分で考え工夫して、後から勉強するという方法もあります。この場合独創的なことが生まれることがあるの . . . 本文を読む
会を持つためにどうすべき考えようと思っています。 ①会を持つためには会とは何か、何をしなければならないのかを明確にする必要があると考えます。教本第一巻、二巻、三巻四巻、その他弓道書等から調べます。 現在私は会はこうすると言う方法はありますが、それで良いかどうかをいろいろの先生の教えを調べたいと思います。
②会を持つ必要性を考えます。③会は何秒持つべきか考えます。④私の会の現状と問題点を . . . 本文を読む
2009.11.3NHKの番組を見たら、全日本学生柔道体重別団体優勝大会決勝、全日本剣道選手権の放送がありました。
弓道のテレビの放送は国体の高校生の決勝戦を見たことはありますが、全日本弓道選手権などの放送はありません。
同じ武道で柔道や空手や相撲は放送されているのに、何故、弓道だけは放送されないのかを考える必要があると思います。
放送されているのはいずれもトーナメントで勝ち上がって . . . 本文を読む