九州っ子

九州大好き九州っ子の初心者日記記事

トリニダード・トバゴ戦

2006-08-09 20:22:58 | サッカー日本代表
   ★システムは変則型の4-4-2
        
        CF我那覇

            ST田中達
     OMF山瀬

 WMF三都主     CMF長谷部

       DMF鈴木啓
SB駒野              SB鈴木隼
     CB闘莉王   CB坪井

         GK川口

★日 本 代 表 VS トリニダード・トバゴ 戦
     2    -      0
前半、日本が三都主選手の2ゴールで先制した

新生オシムジャパンの特徴がでた試合だった

①チーム全員の連動した動きで、ボールをもった相手選手をある一定のゾーンで取り囲んでボールを奪うか、パスミスのボールを奪う

②ボールを奪うと連動した動きで一方の選手が相手選手を誘い出してスペースを創って、そこにもう一方の選手が走り込む

③MFの選手がFWの選手を追い越して相手の裏のスペースに走り込む

④ダイレクトのシンプルなパスで相手の守備を崩す

三都主選手の2点目のダイレクトシュートは、まさに①から④のから生まれた3人目(4人目)の動きの結果であった

これがオシム監督が提唱する全員で走りながら連動して考えるサッカーといえるだろう

特徴が出た反面、修正点もあった

①相手コーナーキックの時に、セットプレーでの相手選手のマークの受け渡しが中途半端だった

②後半途中で、日本選手の中盤の運動量が落ちたとき、DFラインがやや下がりすぎて、DFラインの前にスペースを相手選手に与えて自由にさせていた

初戦のオシムジャパンの戦い方は、修正点もあったが、全体的には一歩前進という感じだった

三都主選手が目立った試合だったが、鈴木啓選手の献身的な守備、田中達選手のドリブルと動きだしからのシュート、後半途中から出場した佐藤選手の裏へのスペースの動きだし、中村選手のミドルシュートなど、どれも若手に期待がもてて見逃せない試合だった

次の試合も、オシム監督がどのようなメンバーを選んで走るサッカーをするか、長い間言われ続けてきた得点力不足をどう解消するか、期待がもてると思うこの頃である

(追記)

光ったの三都主だけでは…残念

オシムジャパンに初戦から、無理な注文をつけるのは、少し酷だと思う

オシム監督の教えを選手達が完全に把握できるのは、おそらく、1年か、2年ぐらいかかるのではないか!?(ジェフ千葉の巻選手いわく、3年かかった)

それは、あくまでも、代表が数多く試合を行う場合だと思う

選手達はクラブで試合をしながら、代表に選ばれたときに、オシム監督の教えを試合で実践することができるか!?

南アフリカWCまでまだ時間がある

代表に選ばれた選手達が少しずつオシムの教えを理解して試合の中で実践して欲しいと思う

それがドイツWC敗戦という日本代表に対する試練なのだから・・・

少しずつ代表の試合を見守っていこうと思うこの頃である