九州っ子

九州大好き九州っ子の初心者日記記事

VSカタール戦(日本代表)

2007-07-09 21:29:27 | サッカー日本代表
日本代表(1)VSカタール代表(1)

☆日本代表先発メンバーとフォーメーション(4-2-3-1

        CF高原

WH山岸   OH遠藤   WH中村俊

    DH鈴木  DH中村憲

SB今野 CB中澤 CB阿部 SB加地

        GK川口

(P:パス、C:クロス、S:シュート)

1点目:中村憲スルーP→今野C→高原ボレーS

湿度の高いハノイならではのカタール戦

前半、日本はボールを支配しつつも、なかなかシュートまで持ち込めない状態が続いていた

後半、高原選手のシュートが決まって、日本優位と思われました

しかし、阿部選手がFWセバスティアン選手をペナルティーエリア前で倒して、同選手にフリーキックをゴール右隅に決められて同点にされました

そのまま、引き分けになりましたね

引き分けの要因は後半に2回、決定的なシュートを決められなかったことだと思います

1回目、今野C→高原ヘッドP→山岸S(フリーな状態にも関わらずはずす)

2回目、中村俊P→高原スルー→羽生S(裏へ飛び出してボールを受けたにも関わらずはずす)

少なすぎる攻撃のバリエーション

セルジオ越後氏も指摘しているように、2点目を取りに行くのか? 1点を守り切るのか? どうにも中途半端だった気がしましたね

日本代表の選手達が難しい仕事をしながら肝心なところでポカをするパターンのように感じたのではないだろうか!?

それが、オシム監督の選手達に対する不甲斐なさと怒りにつながったのではないだろうか!?

日本代表が拾えた勝ち点3を中途半端な状態で取り損ねたカタール戦といえるだろう

次節、同じハノイでUAEと戦わなければならない

UAEも2位通過のために、死にものぐるいで日本代表に向かってくるだろう

日本代表がカタール戦のような中途半端な状態で試合をしたら、また同じ結果が起こるだろう

日本代表には、中途半端な試合をせず、サポーターに響くような全力プレーをしてほしいと思うこの頃である
















対コロンビア戦(日本代表)

2007-06-05 21:19:07 | サッカー日本代表



日本代表(0)VSコロンビア代表(0)

☆先発メンバーとフォーメーション(4-2-3-1

         CF高原

  WH遠藤 OH稲本 WH中村俊

     DH鈴木 DH中村憲

SB中田 CB中澤 CB阿部 SB駒野

        GK川口

〈赤は海外組〉

試合は引き分けでしたが、得失点差で日本代表が優勝しました

前半は、コロンビアがポールを支配しながら積極的に攻めていましたね

中村俊選手の不用意なドリブルミスなどで日本がピンチな場面が度々ありました

相手のスピードに乗ったドリブル突破に中盤の選手が対応できずに、紙一重のところで両CBの中澤選手、阿部選手が上手く対応していたと思います

後半は、相手の選手の運動量が落ちたのか、日本がある程度、中盤でボールを支配することができました

両サイドからのクロスボールを上げることはできても、コロンビアの強固なDF陣に跳ね返されてしまって、ゴールまで結びつけられなかったですね

日本にとって、ミドルシュートがほとんどないために、攻めに怖さがなかったと思いました

ミドルシュートを積極的に打って、相手DFラインを前に引っ張り出して、浅いDFラインの裏のスペースをサイドから狙っていたらもっとシュートチャンスが増えていたような感じがしました

☆攻守においてよく動き回っていた選手

高原選手、羽生選手

高原選手はブンデスリーガーの活躍だけあって、前線からボールを奪いにいったり、前を向いて積極的にシュートする姿が目立ちましたね

羽生選手もドリブル突破やボールを奪われたら激しく善戦でボールを奪い返す姿勢は勝ちたい気持ちを感じましたね

W杯より強くなっていない

オシム監督を意識するあまりに、個性(実力)を発揮できなかった選手もいたでしょうね

日本は、シュートチャンスが少なかったのだから、決定的なチャンスの時に、主に、FW、MFの選手達が決めないとドイツWCの二の舞になりますね

日本代表には、試合の流れの中でシュートチャンスを数多く作って確実にゴールを決めてほしい(決定力不足解消)と思うこの頃である







対モンテネグロ戦(日本代表)

2007-06-01 21:58:54 | サッカー日本代表



日本代表(2)VSモンテネグロ(0)

1点目:遠藤C→中澤ヘッドS
2点目:中村憲サイドチェンジP→駒野T、C→高原ヘッドS
(C:クロス、P:パス、T:トラップ、S:シュート)

日本代表が、ホームの利を生かして勝ちましたね

2点目の高原選手のシュートは試合の流れの中から生まれたものですね

3点目を取りに行った中村憲選手のミドルシュートは精度を欠いていましたね(左サイドでフリーの山岸選手にパスを出す選択肢があったはず

後半途中で、高原選手が自陣のゴールエリア内でモンテネグロの選手を倒してPKを献上したとき、相手キッカーのブルザノビッチ選手がPKを外しましたね

モンテネグロの選手達は、時差ぼけのせいか、動きに何か精彩を欠いているように感じました

●中澤佑二選手(横浜FM):
Q:先制点に関しては?
「いいボールといいタイミングでしょう。相手のFWが3枚にしたり、2枚にしたりしたので、こっちもいろいろ模索した。いい実践経験を積めたと思う。自分たちの判断でやった。システムが3~4回は変わったんじゃないかな。僕は初めてだったけど、分かっているメンバーとやるのは大きい。後半の頭に3バックにしたのは、坪井と話して、その後、阿部に行ってみようかと言った」(J's GOAL から引用)

日本代表の選手達が、相手の出方に応じて、流れの中で、自分達の判断で3バック、4バックの併用ができていたのが収穫でしょうね(ジーコ前監督の時にはなかったことだが)

オシム監督は個人プレーを叱る

相変わらず、オシム監督の評価は厳しいですね(中村憲選手のミドルシュート選択!?)

厳しさないから魅力もない

選手交代を後半開始から次々と新しい選手をオシム監督には試して欲しかったですし、ちょっと魅力に欠けていたように感じました(若手の水野選手、藤本選手等をもっと試合の中で観たかった)

次節のコロンビア戦には、海外組が先発する可能性が高いでしょう

日本代表の選手達には、キリンカップの優勝は勿論のこと、密度の濃い試合をしてもらいたいと思うこの頃である




VSシリア戦(u-22日本代表)

2007-03-28 22:27:01 | サッカー日本代表
U-22日本代表(3)VSU-22シリア代表(0)

             

   ☆先発メンバーとフォーメーション(3-4-1-2)

           CF平山  CF李

              OH家長

    WH本田圭 DH本田拓 DH梶山 WH水野

       CB水本 CB伊野波 CB青山

              GK西川

(FK=フリーキック、P=パス、T=トラップ、D=ドリブル、S=シュート)
1点目(前半26分):水野サイドチェンジP→家長T→D→ミドルS
2点目(前半24分):水野FK→平山ヘッドS
3点目(後半26分):梶山スルーP→カレンワンタッチP→平山S

U-22シリア代表相手に3得点!!

相手も日本代表と同じ、3-4-1-2でのぞみ、前半の始めの10分間は押されていましたね

日本代表がOH家長選手の素晴らしいミドルシュートによる先制点をとってから、徐々に日本ペースになりましたね

相手はゴール前に引いていたので、中盤はフリーでもたせてくれていたし、あまり激しいプレッシャーが感じられなかったと思う

そういう相手に対して、3得点は何か物足りなかったような気がしますね

A代表と比べて、U-22代表は試合の流れの中で得点をとっていたので良かったのですが、中盤があまりにもフリーな状態のため、積極的にミドルシュートを打ってほしかったですね

相手はミドルを警戒して、前に出てきたところをサイドからのクロスやスルーパスなどでシュートチャンスがたくさんできたのではないだろうか?

この調子だと、日本代表のアジア2次予選突破の可能性は大きいだろう

問題は2次予選後の本戦だと思う

本戦では韓国をはじめとしたアジアの強豪国が上がってくる可能性が大きいので、それらの国々との勝負がU-22日本代表の本当の実力の真価を問うものだと思う

U-22には、FW平山選手を筆頭として、MFにも、家長選手、水野選手などの有望な選手達がたくさんいる

この世代が、先の中田、中村、小野世代を越えて、A代表でも活躍してほしいと思うこの頃である






VSペルー戦(日本代表)

2007-03-24 20:32:28 | サッカー日本代表
日本代表(2)VSペルー代表(0)

☆日本代表先発メンバーとフォーメーション(4-4-2)

      CF高原  CF巻

WH遠藤  DH阿部  DH鈴木  WH中村

SB駒野  CB中澤  CB闘莉王 SB加地

         GK川口

は海外組、FK=フリーキック、T=トラップ、S=シュート)

1点目:中村FK→巻ヘッドS
2点目:中村FK→高原T→ボレーS

オシムジャパン今期はじめての海外組を含めたペルー戦

日本の2得点はどちらも中村俊輔選手のFKから生まれたもの

その2得点に先発両FWが決めたのは良かったと思う

左SB駒野選手がよく攻め上がってクロスボールやシュートに絡んでいましたね

後半、残り10分くらいで若手の水野選手、家長選手、藤本選手がでていましたが、彼らをもう少し早く出してほしかったですね

反面、気になったのが

①中盤で不用意なパスを相手にカットされてカウンターを食らったとき、DFラインがずるずる下がって、数的優位にも関わらず、相手にシュートまでもっていかれる場面

②相手のCKからマークのずれから簡単に相手にシュートを打たせていた場面

①、②の場面に陥る原因は、日本代表選手の1対1の弱さからなのか、ひとりひとりが相手に激しく当たりにいっていないんだと思う

日本代表が2得点をとって勝ったのは良かったが、その2得点はどちらもFKからによるものであって、試合の流れ(クロスボール、スルーパス、1対1からのドリブルなど)からシュートに結びつく回数が極端に少なかったのが日本代表の最大の課題だと思う

その試合の流れからシュートチャンスが極端に少ないのだから、シュートの精度(闘莉王選手、中村憲剛選手ぐらいかな!?)が良くないとなかなかゴールに結びつけられないと思う

オシム日本代表には、試合の流れからの得点を期待したいと思うこの頃である

(追記)

相手がヒドい…その相手に横パスばかり

親善試合でも、対戦相手国によっては、1軍半~2軍しか代表選手を呼ばない場合が多い

仮に、その対戦国が身内代表の1軍選手を呼ぼうとしても、欧州をはじめとした世界の強豪クラブがその国代表の親善試合の参加を許さないという事情も背景にあるのではないだろうか!?

日本みたいに、Jリーグより代表を優先する国は希であろう

あまりやる気のない対戦国に対して、セットプレーの得点だけでは、オシム監督にとって、不満のある試合だったと思う














対サウジアラビア戦(サッカー日本代表)9/15

2006-11-16 20:00:22 | サッカー日本代表
日本代表(3)VSサウジアラビア代表(1)

3-1で日本が勝利を収め、アジア杯予選のグループリーグAで1位通過を決めた。前半、日本は素晴らしいパスワークと連動性でサウジアラビアのゴールに襲いかかる。高い位置からのプレッシングでボールを奪うと、即座に後方の今野や駒野、闘莉王らが反応しオーバーラップ。積極的な攻撃参加でチームに貢献した。前半20分にはCKからのこぼれ球を闘莉王が押し込んで先制、同29分には駒野のクロスから我那覇がヘディングシュートを決めて2点目を奪う。しかし、相手も徐々に応戦。日本のミスを見逃さずボールを奪うと、前線にロングボールを放り込んで日本ゴールを脅かした。それでも、日本は後半5分に素晴らしい連係から再び我那覇が決めて3点目を得る。その後は猛攻に耐えて度重なるピンチをしのぎきった。また、山岸と羽生の投入によって素早いパスワークが息を吹き返す。高松も果敢にシュートを放ち、PKを得るなどの活躍を見せた。追加点はならなかったものの、チーム一丸となって攻守に奮闘し、勝利を手に入れた。

あまり戦意のない相手に対して、この試合はあまり参考にならないと思う

話題性満点、チーム力は50点以下

日本の両サイドが相手の両サイドを突破してシュートチャンスを作ったのは大きいが、相手があまり戦意がなかったために、日本の両WB(正しくはWH)が高い位置でプレスをかけることができ、相手サイドを簡単に突破できたのである

だから、前線で容易にプレスをかけることができるため、後方の選手が前方の選手を追い越して数的優位でシュートを打つことができたのである

シュートチャンスは日本代表に多くあったのだから、もっとシュートを打って決めることができたのではないだろうか?

この試合はアジアレベル、ひいては、ワールドレベルにはほど遠い

日本代表には、ヨーロッパや南米の中堅国との親善試合をアウェーでどんどんやってほしいと思うこの頃である













対インド戦(日本代表)

2006-10-11 23:18:12 | サッカー日本代表
インド代表(0)VS日本代表(3)

試合全体を通して主導権を握った日本が、0-3で勝利。

前半は、鈴木が中心となって両サイドのスペースに長いボールを供給する。

三都主や駒野が深い位置まで走り込み、クロスをゴール前に入れるとそこに播戸が走り込んだ。

この戦術が当たり、播戸が代表初ゴールを含める2ゴールを挙げる。

インドはバイチュンにボールを集めようとしたが、決定的なチャンスは得られない。

後半、負傷した水本に代わって長谷部を投入。

長谷部は中盤で守備ブロックを形成し、攻撃の芽を摘み取った。

最終ラインに入った鈴木に代わって、攻撃の起点となったのは中村。中盤でタメを作り、積極的にドリブルを仕掛けた。

しかし、インドがプレッシャーを強めたために前線にボールが収まらなくなる。

我那覇や佐藤寿を投入するが、両サイドとともに前半のようには深い位置まで進入できなかった。

加えて、パスやトラップなど単純なミスが増え始める。

しかし、試合が停滞し始めた後半37分に中村が目の覚めるようなミドルシュートを決めて3点目を奪い、勝利を決定付けた。

攻めてこないインド代表に対して、日本代表は引いた相手の守備陣を完全に崩すことができなかったと思う

問題点はこうだと思う

①荒れたピッチに対して、基本的なトラップとパスができていなかった(最初のトラップができていない)

②各選手の状況判断が遅かった(落ち着いてプレーしていない)

③ここぞというときに相手DFとドリブル勝負するFWがいない(パスに依存していた)

大量点こそこの試合の意味

セルジオ越後氏が指摘しているのと同様に、②が原因で①による状況が多かったように感じられた

各日本代表の選手達が状況判断を速くして、空いたスペースに走り込んだ味方にできるだけシンプルで速いパス(2タッチ以内でのパス)を供給しなければならないと思う

インドの守備陣を攪乱するためには、パスで崩すのもいいが③の場面がほしかったと思う

憲剛初先発で豪快ミドルの初ゴール

インステップシュートを放って、見事なミドルシュートを決めた中村憲選手はこの試合において賞賛に値するだろう

中村憲選手みたいに、いかにフリーな状態で落ち着いてシュートが打てるかが各日本代表の選手達に課せられた課題というものだろう

引いたインドの守備陣を両サイドから揺さぶれば、中央に空いたスペースが生まれ、フリーな状態でもっとシュートチャンスに結びつけることができただろうし、大量得点も可能ではなかったのだろうか!?

播戸選手(代表初ゴール)の2得点の活躍もさることながら、日本代表の何か物足りない戦い方をみると、Jリーグのレベルの低さ(ドイツWC敗戦の危機意識の欠如)を痛感させられると思うこの頃である



対ガーナ戦(日本代表)

2006-10-04 21:37:30 | サッカー日本代表
日本代表(0)VSガーナ代表(1)

前半、日本代表はガーナ代表の浅くて高いDFラインに翻弄されていたのに対して、ガーナ代表はしきりに中央突破を狙っていた

前半終了間際と後半、日本代表はシュートチャンスがあったが、相手の守備とシュート精度の無さでことごとくつぶしてしまう

逆に、ガーナ代表は右サイドからピンポング選手のセンターリングをゴール前に走り込んだハミヌ選手がゴールを決め、お互い攻め手に欠き、そのまま終了した

この試合は、日本代表の弱点を浮き彫りにしたものだと思う

両国のフォーメーションは次の通り

★日本代表【3-5-2(3-3-2-2)】

    CF巻 CF佐藤寿

   OH山岸   OH遠藤

WH三都主  DH鈴木  WH駒野

  CB今野 CB阿部 CB水本

       GK川口

☆ガーナ代表【4-4-2(4-2-2-2)】

       CFアゴゴ CFギャン

    OHムンタリ    OHキングストン

      DHエッシェン DHアッピアー

SBモハメド CBイリアス CBメンサー SBサルペイ

         GKキングソン


疑問点と弱点は次の通りだ

①ガーナ側が3バックの弱点であるサイドのスペースから攻めてきた場合に、日本側は自然と両WHが下がってきて5バックの状態(WH、CB、CB、CB,WH)になってズルズルDFラインが下がり続けていたこと

②オフサイドが日本側に多かったこと(ガーナ側の浅くて高いDFラインにひっかかっていた)

③日本側がシュートチャンスの時に、選手のシュートの精度が低かったこと(足の甲でふかしたシュートが多かった、インサイドで速くてコースをついたシュートがなかった)

④日本側DFが競り合いに弱いこと(ガーナの先制点は一瞬のスピードで相手を振り切ったシュートによるもの)

①~④については、こうしたらいいと思う

①については、WHができるだけ高い位置で守備をして相手にサイドを抜かれた場合に、3バックがサイドに寄って、もう片方のWHが下がって4バックの体制(CB、CB、CB、WH)にして、CBがカバーリングに入ってできるだけDFラインを高く保ってボールを奪うことが重要だと思う

②については、オフサイドにかからないよう3人目の連動した動きを行う場合に、パス交換の間に3人目が後ろから走り込んで浅いDFラインを突破することが重要だと思うし、連動した動きがあまりみられなかった

③については、日本選手はガーナ選手と比べてシュートが枠に入っていないし、シュートを打つゆとりとすばしっこさがないように感じたし、足の甲ではなく、インサイドで確実にゴールの枠に入れて欲しかったと思う

④については、体格で劣る日本選手にとって競い合いに勝つには、メキシコ、アルゼンチン、スペインなどのディフェンスのやり方を参考にしたらいいと思う

ガーナ代表の選手達は日本選手と比べて状況判断力に優れているので、落ち着いてシンプルにプレーしていたように感じられたが、日本の選手達はよく走っていたがプレーに落ち着きがなく、シンプルなサッカーができなかったと思う

このガーナ戦はJリーグのレベルがそのまま日本代表のレベルを現していたと思う

今のJのレベルじゃ世界に通用しない

セルジオ越後氏が指摘するように、Jリーグのレベルを世界(WC)基準に上げていかないと、日本代表にJリーグの選手達を招集してもレベルが低かったら、親善試合でWC強豪国に勝つことは難しいことだと思う


各Jリーグのクラブはアジアだけではなく、絶えず広くヨーロッパや南米のクラブと試合を重ねたり、クラブの流行(スタイル)を取り入れていかなければならないと思う

そこに、Jリーグと日本代表のレベルの底上げにつながると思うこの頃である

(追記)

オシム日本代表は3-5-2(3-3-2-2)を採っていたが、私の見解は3-4-3(3-3-3-1)でも良かったのではないかと思う

     CF
WF        WF
     OH
  WH    WH
     DH
  CB    CB
     SW

     GK

3-4-3にすると、サイドが2枚(WF、WH)となり、サイドから分厚い攻撃ができるのが利点である

相手がWHの裏のサイドから攻めてきた場合は片方のWHが下がってCBがサイドによって4バックで守る(▽は相手)

WH    OH
   DH
 ▽  ▽  ▽  ↓
CB-SW-CB-WH
  ←  ←  ←
    GK

ジーコ監督の採用した3-5-2(3-4-1-2)は自然と5バックになってしまうので、それを避けるために3-4-3をオシム監督にしてもらいたいと思うこの頃である









対イエメン戦(日本代表)9/6

2006-09-07 19:38:33 | サッカー日本代表
日本代表(1)VSイエメン代表(0)

↑後半終了間際、我那覇選手のゴールで日本がアウェーでなんとか逃げ切った

敵地で、しかも、3000mぐらいの高地の最悪の条件で勝てたのは大きいが、いろいろ問題点もあったと思う

①相手はカウンターねらいのワントップであることが明らかなのに、なぜ、2バックではなく、3バックで通したのか

②3人目の動きがほとんどみられなかった(連動した動きがなかった)

③相手が高さで劣っていたにもかかわらず、高さのあるセンターリングが少なかった

④相変わらず、両WBに負担がかかっていた(5バック状態の相手に対して、2バックにして、サイドにSBとWHの2枚をおくフォーメーションにすべきだった)

⑤ドリブルで突っかけて局面を打開できる選手がほとんどいなかった

⑥ペナルティーエリア付近からのシュートの精度がフリーな状態でも低い

オシム監督もジーコ監督と同様に、なぜ、FWを2トップに固定しまうのだろうか!?

できるだけ高い位置でプレスをかけて、サイド攻撃をして、高さのある巻選手を生かすのなら、下の例のように、巻選手を1トップにして、2列目に両WHを含めた3人ないし、4人を配置するべきではなかったのだろうか!?

                   CF巻

     WH三都主  CH長谷部  CH二川  WH田中達

3バックだと、両WBに攻守において負担がかかるのは目にみえているが、相手が引いていたため、そこまで負担はなかったかもしれないが、空気の薄い高地でばてなかったのがなりより幸いだったと思う

できるだけ高い位置でプレスをかけて、相手の守備が整わないうちに、すかさずサイド攻撃を仕掛けて、高さのあるセンターリングをあげていたならば、ゴールチャンスはたくさんおとずれていたのではないだろうか!?

あとワンタッチパスによる3人目の連動した動きが加われば、大量点もとれていたかもしれない!?

走りながら考える前に、オシム監督には、高い位置でプレスをかけて、サイド攻撃もできるフォーメーションを試してもらいたいこの頃である

(追記)

監督だけの責任じゃない!! レベルダウンを忘れるな

高校サッカーレベル…世界には通用しない

チームに連動した動きがないと、単なるチームに成り下がってしまう

ワールドレベルで通用する基礎サッカーができていないと、南アフリカWC出場には難しいだろう

クラブの練習や試合の成果が日本代表の成果にもつながるのである

ワールドレベルの基礎サッカーの上に、監督の採用するフォーメーションや戦術が加わってはじめてWCの土俵に上がれるのである

選手達にはワールドレベルの基礎サッカーの向上を願うこの頃である








イエメン戦(日本代表)

2006-08-16 20:21:23 | サッカー日本代表
日本代表 (2) VS イエメン代表 (0)

サッカー=アジア杯予選、日本がイエメンに辛勝

前半は、引いた相手に対して何本かはシュートまでは持ち込めるものの後一歩という感じだった

後半、コーナーキックから走り込んだ阿部選手がヘッドで決めて先制した

後半、ロスタイム、フリーキックから佐藤寿選手のシュートで追加点をあげた

この試合は、内容があまりなく、すっきりした勝ち方ではないと思う

★修正点

①高さのあるFW巻選手におとりになるプレーが少なかった(直接シュートもいいが、センターリングをヘッドで落としたスペースに2列目が走り込んでシュートする)

②ドリブルするところとワンタッチパスをするところがちょっとはっきりしなかった

③ノントラップでシュートを決めるイメージがない

④サイドチェンジがほとんどない

⑤ワンタッチパスによる連動した動き(3人目の動き)がほとんどみられなかった

⑥パスミスが少なからずあった(ピンチを招きかけた)

⑦2トップに固定したため、攻撃ルートが真ん中に偏っていた

⑧WMFがいないため、SBに負担がかかっていた

何も変わらぬセットプレーから2得点

格下の守備一辺倒のイエメン相手に、2ゴールの内容はセットプレーによるもので、相手の守備を崩したものではなかった

オシム監督は、トリニタード・トバゴ戦のように、試合の流れの中で点が取れることを期待していたのであろうが、ピッチ上の選手の中に、考えて走れない選手がいて、単調な攻めに終始したことから、彼は不満を抱いていたのであろう

アジアでは、守備一辺倒のカウンター型の戦術をとる国が多い

固い守備を崩すには、中央に人を配置するため、手薄なサイド攻撃が有効である

有効なサイド攻撃をするには、WMFとSBの2枚で攻める布陣が必要だと思う

オシム監督には、ぜひ3トップ系(4-2-3-1,4-1-4-1)でやってもらいたいと思うこの頃である

(追記)

オシム監督が目指す考えて走るサッカーとは・・・

彼はある状況の場面(例えば、6対6)を選手達に与える

攻撃側はいかに相手の守備を崩すかを走りながら(動きながら)考える

守備側はいかに相手の攻撃をかわすかを考えながら走る(動く)

彼が選手達に違った色の付いたビブスをつけて練習させるのは、選手達の役割分担をはっきりさせるのが目的なのだろう

彼が意図するサッカーを選手達がなかなかできない場合に、彼らにヒントを与えて理解を深めさせる

彼が試合で考えるのは、選手達の戦術理解度を観ながら、考えて走れない選手を交代させる

サッカーは1人で打開できるものではない、11人が連動してやるものである

日本人は与えられたものを実行することはできるが、自分で物事を考えるのが苦手な国民だ

オシム監督がこのような日本人選手達を自分で考えて走らせるには、時間がかかるだろう

日本人選手達が自分たちで考えて走るサッカーをチームでできたとき、本来の力がはっきされるのではないだろうか!?