鷺沢萌作品に触れる機会があった今年2015年。そんな中で、鷺沢萌特有と言えるか自信が無いが、独特の表現があるの気付く。






2つとも本来で行くと、「」に()が使われる台詞文ないし会話文なのだが、鷺沢作品では、――+文で表現される(――今晩はあれがしないといい等)のがユニーク。どうも、胸の中の呟きや過去の場面で交わされた会話の台詞をそんな風に表現しているようで、20年ほど前にそれに遭遇したときは、目を見張り、これを真似て自作物語の中で使った記憶がある。だが、当時付き合いのあった知人からは、不自然な感じがするので、――会話文・台詞――、と書くのが良いのでは?と言う話で、そうした記憶がある。
他の作家の作品でも、――+文で会話文・台詞を表現する事があるのかどうかは解らないけれど、とても刺激的に思えたのは年齢的なものだったのだろうし、誰もがあまり使わない様なやり方をしてみたくなると言う厨2的な感じだったのだろうなと今は思う。だがしかし、独特な感じで私はそれを否定するつもりはないし良いと思う。
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