涼風鈴子「はい、はよーざいますー、涼風鈴子どすー。“Morning on”どすー。さっ、5月1日です。日曜日です」
東町同心海芝浦偽左衛門「これは、これは、涼風様」
涼風鈴子「……ああ、東町は、いつだって、黒日だもんなあ」
東町同心海芝浦偽左衛門「何のお話で?」
涼風鈴子「腰の物の話ではないな」
東町同心海芝浦偽左衛門「それでは、私が来た意味がないのです」
涼風鈴子「まあまあ、八丁畷。今日は、大人しく、東町にお帰り。では、ここで、こちらの方です」
東町筆頭同心小野国道「海芝浦さん、また、油売ってるんですか?」
東町同心海芝浦偽左衛門「小野様、来なくていい(小声)」
東町筆頭同心小野国道は、東町同心海芝浦偽左衛門を連れて、姿を消した。
涼風鈴子「はい。侍2名が消えた所で、以上、“Morning on”でした」