涼風鈴子「はい、はよーざいますー、涼風鈴子どすー。“Morning on”どすー。さてえ、まだ、9月29日は、水曜日です」
東町奉行向島伝七郎「東町奉行、向島伝七郎、である」
涼風鈴子「おっ、御奉行。まだ、いらしたのですか?」
東町奉行向島伝七郎「涼風殿は、相変わらずのようで」
涼風鈴子「相変わらず――良いんだか、悪いんだかですよ」
東町奉行向島伝七郎「つまり、もはや、言うべき台詞など、ないのだあ――もあると?」
涼風鈴子「よく解ってらっしゃる」
東町奉行向島伝七郎「東町の監獄へ来てみるのは、どうだ?」
涼風鈴子「インチキDJは、牢獄には行かないうがあ。さっ、御奉行様、奉行書にお帰りを。時間です。御達者で。と言うところで以上、“Morning on”でした」