丁度１年前のこの日、きょんとフロは初めてのデートをしました。まだ知り合ったばかりでお互い緊張したまま駅で待ち合わせて、バスに乗りバーに行って４，５時間も話し続けてた・・・
気づいたらもうバスもない時間で駅までひたすら酔っぱらったまま歩き続けたよねぇ。
帰り道、酔っぱらってますよ～、手くらいつなげますよ～、チャンスですよ～
そんな私の心の叫びも知らず、まっすぐ歩けない（フリ）の私の手も握らず、黙々と歩き続けるフロ。
ニブッッ。
・・・あの日は本当にガッカリした
あれから１年かぁ。早いなぁ。
で、「今年も初心に返ろう企画」で、同じ日に同じバーに行きました
（←バカ？）去年はフロのおごりだったので今年はワタシのおごりで。
で、同じビール
と同じワイン、同じチーズと同じオリーブを注文して、同じ席に座り思い出に浸りました。１年前なんて今にも増してワタシのドイツ語はボロボロで、とても会話が出来るような状態じゃなかったんだけど、一体何をそんなに長時間話せていたんだろう。
それにしても今振り返ってみると同じ時間を一緒に過ごしたはずなのになんと思い出の食い違う事か・・・。
「きょんが焼いてきたチョコクッキー、きょんが階段から下に落としちゃって僕が走って取りに行ったよね～。紳士だったよね～
（誇らしげ）」・・・え？そうだっけ？
フロがその場で無理矢理食べようとして下に落としちゃって、ま、いいやってなったからワタシが拾いに行ったんじゃなかったっけ？？
「次のデートの約束も僕がリードして頑張ったんだよね～、男らしかったよね～
（遠い目・大満足）」・・・え？そうだっけ？
全くお誘いないからワタシが必死にテクを駆使して、後日連絡を取らざるを得ない状況を作ったんじゃなかったんだっけ？
しかもその時「今友達に電話すればすぐ分かるよ
」とか言ってワタシの作戦をこわそうとしませんでしたっけ？？
ま、いっか。
けんかもしょっちゅうするけど何とか１年頑張れたんだし、お互い自分に都合のいい思い出を持ちつつこれからも仲良しでいれれば。
のぅ、フロキチさんよ
