吉村京花☆歌う門には福来る

Jazz, Bossa Nova, Sambaを愛するシンガー、吉村京花のブログです。

村上~新潟~糸魚川 珍道中 その3 新潟ジャズ・ストリート編

2009年01月29日 | 音楽雑記
24日は、新潟ジャズ・ストリートでの演奏。
新潟ジャズ・ストリートについてはこちらをご参照ください。
http://www.niigata-jazzstreet.com/


演奏するのは、新潟駅にほど近い「楼蘭」という中華料理のレストラン。
メイン会場となっているジャズクラブの密集する
古町(ふるまち)という区域からは外れている場所にある。

音環境を確認するために、会場へ。
ちょうど前の出演グループがリハーサル中だった。
中央が吹き抜けになっていて、ガラス張りの高い天井。
開放感のあるおしゃれな場所だ。
しかし、2階をぐるりと一周歩いてみると、
上方向への音抜けはよいものの、
間仕切りなどの障害物の陰には「音の死角」がある。
もともと演奏場所として設計されているわけではないので
仕方ないが、音響は難しいものなんだと実感。

まあ、演奏者が見える位置からはだいたい
許容範囲の音が聞こえているのでよしとしよう。

それにしても、2階にあったカップル・シートは
めちゃめちゃ窮屈そう。
これじゃ、その気があるとないとかかわらず
出来上がっちゃうよね。


と、話を元に戻して、本番の演奏は
序盤の”Take the A Train”からいい反応。
“Wave”の海辺の効果音も、天井の高い環境を利用して
いい具合の残響に。
後で考えると、1回目のステージでやや中だるみした感があったものの
そのほかは終始なごやかに楽しく進んでいった。
弾けたのは”Afro Blue”
ジャングル・モード全開で、大地の鼓動が伝わったのでは?
パーカッションたたきながら歌うと
つい熱くなってしまうのだ。

「与作」でステージを占めるとアンコールの声。
“I Can’t Give You Anything “でラストを飾った。

終了後にたくさんのお客様にお声かけいただいた。
7月に出演したときのことを覚えていてくれたお客様も。

「ジャズは聴いてて眠くなることが多いんだけど、今日の演奏はとっても楽しくて最初から最後までしっかり聴き入ってました」とおっしゃってくださるお客様もいらした。

うれしいお言葉だ。

何しろ音楽の楽しさ、喜びをお客様と共有したいのが
フォッサマグナのコンセプト。
それを感じていただけたなんてとてもうれしい。

初めての場所での演奏は、様子がつかめるまで
なかなか本領発揮とはいかないが
新潟のお客様に喜んでいただけたのが何よりだった。
コメント
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